~生成AI時代のディープラーニング~画像生成してシンプルなニューラルネットワークで認識!【オンライン限定セミナ】

~生成AI時代のディープラーニング~画像生成してシンプルなニューラルネットワークで認識!【オンライン限定セミナ】
―― Google Colab(無料版)で使えるGPUで画像セット自作→ディープ・ラーニングの学習・推論

  

【開催日】2025年2月18日(火) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES24-0136  【受講料】29,000円(税込)
【会場】オンライン限定セミナ

※本セミナはZoomを使ったオンライン限定セミナです.
詳細は,オンライン限定セミナについてをお読みください.

 生成AIは大量の演算を必要とするためGPUが必要となる.例えばGeForce RTX3090(エヌビディア)のようなグラフィック・ボード搭載PCがあれば良いが,生成AIの入門のために買い揃えるわけにはいかない.そんな方にお勧めなのが,Google Colaboratory(以下Colab)である.ブラウザ(Google Chrome推奨)上で動くPython実行環境で,GPUも無料で使用できる.
 本セミナではColabを使って画像を生成する.無料版ゆえにGPUの使用量が限られるため,生成画像は最低限とする.そして画像の切り取り、加工、合成などにより画像を大量化し,それらをディープ・ラーニング用の画像セットとする.
 その画像セット(数千枚)を使ってディープ・ラーニングの学習,推論を行い,認識率を100%に近づける.認識対象はカラーボールとし,静止画から赤/緑/青/黄のボールを見つけ出す.背景をボールと誤認識する場合は,新たにAIで床画像を生成して推論品質を上げる.
 シンプルな6層のCNN(畳み込みニューラルネットワーク)による認識で,そのアルゴリズムやPythonプログラムについても簡単に説明する.

●対象聴講者
・生成AIで画像を生成したい人
・生成AIは使ってみたいが高価なグラボ搭載PCは買いたくない人
・画像認識をやってみたいが画像セットが見つからない人
・Pythonは分かるがディープラーニングはやったことがない人

●講演の特徴と目標
・生成AIに必要なツール、環境(Stable Diffusion, Google Colabなど)の使い方
・画像認識に必要な画像セットを自作できる
・画像生成・切り取り・加工などのPythonプログラムの理解
・ディープラーニングの手順(画像セットの用意、学習、推論)の理解
・ディープラーニング学習・推論のPythonプログラムの理解

●内容
1 ディープ・ラーニングの入り口に立ちはだかる壁
1.1 画像認識を始めたいけど画像セットがない.早々と断念か…
1.2 画像セット作成までのロードマップ
1.3 Stable Diffusionなど各種ツールの説明

2 無料版でもそこそこ画像生成できるGoogle Colab
2.1 Colabにログインしてコマンドを打ってみる
2.2 GPUを使ってニホンザルの画像を生成
2.3 画像生成の仕組み(Pythonの説明)

3 ニホンザル画像1枚から9枚にしてみる
3.1 ニホンザル画像の切り取り(Pythonの説明)
3.2 ニホンザル画像を加工して3枚に(Pythonの説明)
3.3 背景画像を3枚生成する(Pythonの説明)
3.4 サルと背景を合成して3×3=9枚に(Pythonの説明)

4 カラーボールの画像セット(数千枚)を自作
4.1 Colabにログインしてディレクトリ作成
4.2 背景(床画像)の生成
4.3 背景(床画像)の分割
4.4 ボール画像の背景切り取り(1回目)
4.5 ボール画像の加工
4.6 ボール画像の背景切り取り(2回目)
4.7 ボール画像と背景の合成
4.8 train, val(学習/推論用画像セット)の振り分け
4.9 画像セットの圧縮とダウンロード

5 自作画像セットでディープラーニングの学習と推論
5.1 学習用画像セットの解凍→学習
5.2 推論用画像セットの解凍→推論(認識率確認)
5.3 未知の画像で推論(実用性確認)
5.4 赤/緑/青/黄の4クラスに床クラス追加
5.5 床クラス追加して5クラスで学習
5.6 5クラスで推論。誤認識が減って実用的に

6 ディープラーニングのPythonの説明
6.1 学習用Pythonの説明
6.2 推論用Pythonの説明
6.3 Pythonプログラムの出所(Kaggle)
6.4 エッジAI(ハードウェア化)のセミナもある

●講演の参考文献
インターフェース2024年12月号~翌年2月号連載「生成AI×エッジ・デバイスでAI画像認識」第1回~3回


こんなリアルなお猿さんがAIで生成された
こんなリアルなお猿さんがAIで生成された



このような手順で画像セットを作ります
このような手順で画像セットを作ります



カラーボールの画像セットで推論"
カラーボールの画像セットで推論



100円ショップでボールを買って実験
100円ショップでボールを買って実験



【受講者が持参するもの】
オンライン限定で基本的に実習なしだが,PCからGoogle Colabにログインできる環境があれば理解の助けになる.

【講師】
岩田 利王 氏〔株式会社 デジタルフィルター 代表取締役〕
 音声・画像などのデジタル信号処理システム,VHDL/VerilogによるFPGA(Xilinx, Altera),dsPIC, ARM Cortex,MSP430等マイコンシステム,ラズベリーパイ,Arduino,Windowsアプリケーション,スマートフォンアプリ(Android/iPhone),プリント基板などの開発に従事.「実践ディジタル・フィルタ設計入門」,「dsPIC基板で始めるディジタル信号 処理」,「FPGAスタータ・キットで初体験!オリジナル・マイコン作り」,「FPGAパソコンZYBOで作るLinux I/Oミニコンピュータ」などCQ出版社から著書多数 .
講師サイト:http://digitalfilter.com/


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