実習・VHDLによるFPGA開発・設計入門[FPGAボード使用]

実習・VHDLによるFPGA開発・設計入門[FPGAボード使用]
―― 論理回路の基礎から大規模回路の設計手法まで

  

【開催日】2024年5月16日(木) ~ 2024年5月17日(金) 10:00-17:00 2日コース
【セミナNo.】ES24-0017  【受講料】39,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 1日目は,最初に論理(ディジタル)回路設計の基本(ブール代数,論理演算,論理回路,記憶回路)とVHDL(ハードウエア記述言語)を学習する.その後,Intel社から無償で提供されたQuartus Prime開発環境(FPGA設計)とディジタル回路のキー・デバイスの一つであるFPGA(MAX 10)が実装されたトレーニング・ボードDE10-Liteを使い,FPGAにディジタル回路を書き込み,FPGAの基本的な使い方とディジタル回路設計を習得する.
 2日目は,大規模なディジタル回路を構築するときに必要となるタイミング制約(SDC),階層構造のディジタル回路をVHDLで記述する方法,設計した回路動作をシミュレーションするためのModelSimの使い方を学習する.
 2日間でVHDL設計,Quartus Prime開発環境,ModelSimシミュレーション手法に必要な知識やノウハウについて,実務経験豊富な講師が実習を取り入れながらていねいに解説する.

※ 実習で使用するパソコンおよび,トレーニング・ボードDE10-LiteはCQ出版社が用意します.



●対象聴講者
・基本論理素子(AND,OR,NOT,FF)の基本動作を知っている方
・2進数,10進数,16進数を知っている方
・ブール代数について教科書などで学んだことがある方
・Windowsパソコンの基本操作ができる方
・C言語かアセンブリ言語を多少勉強したことがある方(望ましい)

● 内容
1. ディジタル回路の基本設計を学習

2. VHDLの基礎
 Quartus Primeを使いVHDLでディジタル回路設計を行い、トレーニング・ボード上のFPGAに回路を書き込み動作確認

3. ModelSimシミュレータ(VHDL)の使い方を実習

4. VHDLの実習
 4.1 組み合わせ回路
 4.2 順序回路
 4.3 タイミング制約(SDC)
 4.4 ステートマシン
 4.5 階層設計(インスタンシェーション)
 4.6 シミュレーション(ModelSim,ModelSim-Altera)
 4.7 IP(Intellectual Property)
    インテルの用意した回路ブロック(IP)の組み込み

本セミナで使用するFPGA(MAX10)が実装されたトレーニング・ボード(DE10-Lite)
本セミナで使用するFPGA(MAX10)が実装されたトレーニング・ボード(DE10-Lite)

DE10-Liteの主な搭載部品
・FPGA(MAX10 10M50DAF484C7G)
・オンボードUSBブラスタ(オンボードでFPGA書き込み)
・SDRAM :64MB
・LED(10個)、7セグメントLED(6個)
・プッシュ・ボタン・スイッチ(2個)、スライド・スイッチ(10個)


【受講者が持参するもの】
USBメモリ(実習ファイル持ち帰り用,FAT32,4GB以上).USBメモリを利用できない場合は,実習ファイルのZipアーカイブを後日メールでお送りいたします.

【講師】
萬代 慶昭 氏〔バンテクノ 〕
 1968年,東芝に入社.通信インターフェース装置のハードウェア設計などに従事.2003年,東芝を退職し,バンテクノを設立.マイコン組み込み装置に使われるFPGA設計の受託に従事.


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コース

 2日コース

カテゴリ

 回路・電子部品
 組み込みシステム

シリーズ

 ディジタル回路設計入門シリーズ

特徴

 ビギナ
 実習

キーワード

 EDA
 FPGA
 HDL
 シミュレータ
 ソフトウェア
 プログラミング言語
 開発環境
 開発手法

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