●対象聴講者
・初級~中級レベル
・VerilogやVHDLなどで、Lチカや簡単なI/Fなど、一つのモジュールを組み、FPGAを動かしてみたことがある方
・マイコンで簡単なI/Oインタフェース処理を動かしてみたことがある方
・教科書にある単純な処理ではなく、FPGAを活かしたより複雑・高性能な処理製作に挑戦したい方
・言語やEDAツールを触ってはみたものの、回路設計の土台となる考え方をもっと知りたい方
●講演の目標
・複雑・高性能な処理をFPGAで組むには、ソースコード(RTL)を書く前に、いろいろな事前検討をすべきことが分かる。
・Intel Platform DesignerなどオンチップCPUとの統合設計ツールが、どのような作業を行うための物か、意味が分かる。
・Xilinx Vitis HLSやIntel HLSなどハイレベルシンセシスがどのような物か、意味が分かる。
・業務でのディジタル回路設計において、どのような考え方が使われているかが分かる。
●内容
1. 本セミナの背景と目的
2. 例題画像処理の説明
3. アルゴリズムの高位検証と回路化にあたっての問題の把握
- MATLAB/Simulinkの概要
- ソフトをそのまま回路化しようとした時にぶつかる障壁
- 回路化しにくい処理としやすい処理の違い
4. アルゴリズムからの回路性能推定とアーキテクチャの改良
- 処理時間や回路規模の推定
- データの流れ方の調整とメモリ量の削減
- いろいろな処理並列化の方法
5. RTL設計を開始する前の詳細調整
- 複数モジュールの動作制御方法の決定
- モジュール間通信プロトコルの決定
- オンチップCPUと組み合わせての連携動作方法の検討
- ハイレベルシンセシス(Vitis HLSなどのCベース設計)の利活用
●参考文献
・森岡 澄夫著;
LSI/FPGAの回路アーキテクチャ設計法(CQ出版社)