
実習・Armコア内蔵FPGAのハードウェア開発入門~Xilinx社Zynq編
実習・Armコア内蔵FPGAのハードウェア開発入門~Xilinx社Zynq編
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【開催日】2020年10月1日(木) ~ 2020年10月2日(金) 10:00-17:00 2日コース
【セミナNo.】ES20-0082 【受講料】37,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES20-0082 【受講料】37,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]

FPGAの2大ベンダーであるXilinx社,Altera社がリリースしたArmコア内蔵FPGAは,多くの方面で利用され始めており,FPGA活用の大きな潮流となっている.しかし従来のFPGA設計にはない様々な利用技術が存在し,移行するのはそれほど簡単ではない.
本講座はXilinx社のZynqについて,チップの理解から始まり,システムの構築方法,AXIバスによるオリジナルIP作成までを解説する.さらに,1人1台のパソコンとZynq搭載FPGAボードを用いて実践的な演習を行う.設計の実体験を行うことで,雑誌やWEBサイトなどでは得られない生きた情報を得ることができる.
※実習で使用するノートパソコン,Zynqボード,モニタ,その他部品は事務局でご用意いたします.
※実習教材(Zybo Z7-20,USBケーブル,Pmod VGA,ACアダプタのセット)は,当日購入することができます.価格:39,000円(税込,現金のみ).
本講座はXilinx社のZynqについて,チップの理解から始まり,システムの構築方法,AXIバスによるオリジナルIP作成までを解説する.さらに,1人1台のパソコンとZynq搭載FPGAボードを用いて実践的な演習を行う.設計の実体験を行うことで,雑誌やWEBサイトなどでは得られない生きた情報を得ることができる.
※実習で使用するノートパソコン,Zynqボード,モニタ,その他部品は事務局でご用意いたします.
※実習教材(Zybo Z7-20,USBケーブル,Pmod VGA,ACアダプタのセット)は,当日購入することができます.価格:39,000円(税込,現金のみ).
●対象聴講者
・Xilinx社 Zynqに興味のある方
・Zynqシステム構築の開発ツールを習得したい方
・AXIバス制御方法を学習したい方
・Vivado HLSで何ができるか知りたい方
●講演の目標
・Xilinx社Zynqの特徴と開発フローについて理解できる
・自作IPの作成とシステムへの組み込み方法を理解できる
・AXIバスのプロトコルと設計について理解できる
・AXIバスを含む自作IPの検証方法について習得できる
●内容
<1日目>
第1章 Armコア内蔵FPGA「Zynq」の特徴と概略
・Zynqの特徴と構成
・PSとPL
・PSに含まれる周辺回路とPLで実現できる機能
・ソフトコア「MicroBlaze」との比較
第2章 Vivadoによるシステム構築
・新しい開発環境Vivado Design Suite HLx
・システム構築ツールIP Integrator
・ハードウェア設計フロー
第3章 SDKによるソフトウェア開発
・ソフトウェア開発環境Vivado SDK
・ソフトウェア設計フロー
第4章 Zynqの詳細
・強力なArmコア「Cortex-A9」
・Armコア内蔵のペリフェラル(タイマー,DMA)
・PS内蔵ペリフェラル(USB,イーサなど)
・MIO
・PSとPLの接続(クロック,リセット,割り込み,AXIポート)
・ブートシーケンス
第5章 自作IPの簡易設計
・自作IPの構成とPSとの接続
・ツールが自動生成する部分と自作する部分
・Create and Package IP機能の手順
・自動生成されたHDLの修正
<2日目>
第6章 AXIバス入門
・AXIバスの特徴
・転送タイミングとチャネル
・読み出しおよび書き込みトランザクション
・各チャネル信号詳細
・信号の依存関係
第7章 Zynqシステムの検証方法
・PS部は検証できない
・カスタムIPの検証方法
・AXIのバスモデルを活用した検証
・無償のAXIスレーブモデルの活用
・Vivado Analyzerによる実機検証
第8章 AXI制御を含む自作IP設計
・AXIバスコントローラを作成した自作IP構築
・メインメモリをVRAMとして用いた表示回路の仕様
・AXIバスの制御仕様
・Vivadoによるシステム構築手順
第9章 Vivado HLSによる高位合成体験
・Vivado HLSの概要
・AXIバスの制御の自動生成
・高位合成されたIPの制御用API
・パターン描画回路IPの設計例
・Xilinx社 Zynqに興味のある方
・Zynqシステム構築の開発ツールを習得したい方
・AXIバス制御方法を学習したい方
・Vivado HLSで何ができるか知りたい方
●講演の目標
・Xilinx社Zynqの特徴と開発フローについて理解できる
・自作IPの作成とシステムへの組み込み方法を理解できる
・AXIバスのプロトコルと設計について理解できる
・AXIバスを含む自作IPの検証方法について習得できる
●内容
<1日目>
第1章 Armコア内蔵FPGA「Zynq」の特徴と概略
・Zynqの特徴と構成
・PSとPL
・PSに含まれる周辺回路とPLで実現できる機能
・ソフトコア「MicroBlaze」との比較
第2章 Vivadoによるシステム構築
・新しい開発環境Vivado Design Suite HLx
・システム構築ツールIP Integrator
・ハードウェア設計フロー
第3章 SDKによるソフトウェア開発
・ソフトウェア開発環境Vivado SDK
・ソフトウェア設計フロー
第4章 Zynqの詳細
・強力なArmコア「Cortex-A9」
・Armコア内蔵のペリフェラル(タイマー,DMA)
・PS内蔵ペリフェラル(USB,イーサなど)
・MIO
・PSとPLの接続(クロック,リセット,割り込み,AXIポート)
・ブートシーケンス
第5章 自作IPの簡易設計
・自作IPの構成とPSとの接続
・ツールが自動生成する部分と自作する部分
・Create and Package IP機能の手順
・自動生成されたHDLの修正
<2日目>
第6章 AXIバス入門
・AXIバスの特徴
・転送タイミングとチャネル
・読み出しおよび書き込みトランザクション
・各チャネル信号詳細
・信号の依存関係
第7章 Zynqシステムの検証方法
・PS部は検証できない
・カスタムIPの検証方法
・AXIのバスモデルを活用した検証
・無償のAXIスレーブモデルの活用
・Vivado Analyzerによる実機検証
第8章 AXI制御を含む自作IP設計
・AXIバスコントローラを作成した自作IP構築
・メインメモリをVRAMとして用いた表示回路の仕様
・AXIバスの制御仕様
・Vivadoによるシステム構築手順
第9章 Vivado HLSによる高位合成体験
・Vivado HLSの概要
・AXIバスの制御の自動生成
・高位合成されたIPの制御用API
・パターン描画回路IPの設計例
【受講者が持参するもの】
・USBメモリ(4GB以上。実習で自分が作成したファイルの持ち帰り用として)
・USBメモリ(4GB以上。実習で自分が作成したファイルの持ち帰り用として)
【講師】
小林 優 氏〔コバック・ドットネット 〕
大手メーカで民生機器開発に長年かかわった後,設計コンサルティング会社の設立に参加.その後再独立し,現在はフリー・エンジニアとして大学非常勤講師や執筆活動などに従事.
小林 優 氏〔コバック・ドットネット 〕
大手メーカで民生機器開発に長年かかわった後,設計コンサルティング会社の設立に参加.その後再独立し,現在はフリー・エンジニアとして大学非常勤講師や執筆活動などに従事.