実習・計測のためのRFディジタル信号処理回路開発

実習・計測のためのRFディジタル信号処理回路開発
―― 160dBワイドレンジのSDRスペアナ&ジェネレータを動かしながら学ぶ

   

【開催日】2020年1月23日(木) ~ 2020年1月24日(金) 10:00-17:00 2日コース
【セミナNo.】ES19-0119  【受講料】98,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

SDR Block HFボードは信号処理回路ブロックがFPGAに予め組み込まれており,PCからのソフト設定でFPGA内部の回路ブロックを瞬時に組み替えることができます.HDL言語も論理合成もコンパイルも必要ありません.このセミナは実際にSDR Block HFを操作しながら各回路ブロックをひとつひとつ実験してリアルな信号処理の動作を体験します.それらを組み合わせて長波?短波ラジオ,各種計測を体験します.
※実習で使用したSDR Block HFボードは,お持ち帰りいただけます.

●1日目 SDR Block HFの基礎
1. SDR Blockの紹介
 1.1 SDR Blockの実演
 1.2 SDR Blockの基本構造
 1.3 SDR Block開発の目的
2. 各回路ブロックの解説と実験
 2.1 SDR Blockの開発環境
 2.2 基本演算ブロックの動作確認
 2.3 NCOを使った実験
 2.4 ADコンバータを使った実験
 2.5 CIC,FIRフィルタの実験
3. AMラジオの製作
 3.1 ノイズとダイナミックレンジ
 3.2 フィルタとS/N,感度の考え方
 3.3 IQ分離する理由を理解
 3.4 レベルチャート
●2日目 SDR Block HFで計測
4. ハードウェアを理解する
 4.1 VGAのゲイン設定
 4.2 帯域とイメージ,エイリアシング
 4.3 内蔵DAコンバータによる信号発生
 4.4 パワーを出す方法
5. スペアナを実装する
 5.1 FFTと窓関数
 5.2 線スペクトルとパワースペクトル
 5.3 ノイズの測定
6. 様々な応用
 6.1 AWG機能の使い方
 6.2 FIRフィルタ係数
 6.3 位相測定と位相合成
実習で使用するSDR Block HFボード
実習で使用するSDR Block HFボード

●対象聴講者
・信号処理をやってみたいが経験がない方
・リアルタイムな信号処理のイメージが湧かない方
・SDR開発を簡単に体験したい方

●講演の目標
・SDR内部の信号処理イメージをつかめるようになる
・受信機や高周波計測器の基礎がわかる
・HDLコーディングなしでFPGAの高速処理を手軽に確認できる

参考URL
-- http://radiun.net/sdr_block_intro/main.html


【受講者が持参するもの】
ノート・パソコン(Win7以降,Microsoft Excel がインストルールされていること).貸し出しご希望の方は,台数に限りがありますので,必ず事前にご連絡ください.

【講師】
加藤 隆志 氏〔株式会社ラジアン 代表取締役〕
 90年通信機メーカーに入社,主に業務用FM無線機,RFモジュール,ディジタル通信機器の設計開発に携わる. その後,計測器メーカーで高周波,ディジタル通信機器の変復調関係の設計開発に従事. ディジタル変調に関わるハードウェア設計が専門.


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コース

 2日コース

カテゴリ

 

シリーズ

 

特徴

 KIT付き
 演習あり
 実習

キーワード

 FPGA
 アマチュア無線
 ソフトウェア
 ディジタル信号処理
 ノイズ
 技術教育
 計測
 研究開発
 高周波
 通信

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