実習!小型プリント基板アンテナのシミュレーション設計
実習!小型プリント基板アンテナのシミュレーション設計
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【開催日】2018年2月3日(土) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES17-0167 【受講料】22,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES17-0167 【受講料】22,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
本格的なワイヤレス時代に入り,身のまわりのすべての機器・モノをネットワーク接続するIoT(Internet of Things)システムの普及が進んでいる.モバイル機器や小型センサ・ネットワーク機器には,ワイヤレスLAN,RFID,BLE,LTEなどさまざまな周波数帯を利用する通信システムが搭載されており,内蔵するアンテナはいずれも小型化が必須である.とくにRFIDタグなどのアンテナは実装条件が厳しく,周囲の環境を考慮した設計で,性能を十分確保する必要がある.
近年,高周波回路部分はモジュール化が進み,RFICにわずかな線路とアンテナを付加することで開発が可能となったが,小型・内蔵アンテナは,基板の端に独自の設計で実装することが求められている.
重要になってくるのはアナログ・高周波技術であるが,「オームの法則」のつぎに来る「電磁界の法則」は,教科書を独習するだけでは理解が進まない.そこで,本セミナでは小型アンテナの設計技術を学びながら,電磁界シミュレータを活用してこのハードルをクリアする方法を伝授する.無償版の電磁界シミュレータ Sonnet Lite を用いて,IoT機器やRFIDシステムのアンテナを設計・開発するための具体的な手順も習得する.
近年,高周波回路部分はモジュール化が進み,RFICにわずかな線路とアンテナを付加することで開発が可能となったが,小型・内蔵アンテナは,基板の端に独自の設計で実装することが求められている.
重要になってくるのはアナログ・高周波技術であるが,「オームの法則」のつぎに来る「電磁界の法則」は,教科書を独習するだけでは理解が進まない.そこで,本セミナでは小型アンテナの設計技術を学びながら,電磁界シミュレータを活用してこのハードルをクリアする方法を伝授する.無償版の電磁界シミュレータ Sonnet Lite を用いて,IoT機器やRFIDシステムのアンテナを設計・開発するための具体的な手順も習得する.
1. アンテナの分類
1.1 電界検出型アンテナ・磁界検出型アンテナ
1.2 定在波型アンテナ・進行波型アンテナ
1.3 アンテナの特性評価
2. 小型アンテナの事例
2.1 RFIDシステム
2.2 無線電力伝送
2.3 IoT機器の小型・内蔵アンテナ
3. 遠方界通信用アンテナの設計(実習)
3.1 プリント基板アンテナの設計
3.2 通信距離を延ばすためのパラメータ
3.3 重要な共役整合の技法
3.4 パッチ・アンテナの設計
4. カードサイズ・アンテナの設計 (実習)
4.1 HF帯用アンテナの設計
4.2 リーダ/ライタ側アンテナの設計
4.3 タグ側アンテナの設計
4.4 電力伝送用アンテナの評価方法
5. 周囲環境の影響について
5.1 周囲の金属による周波数のずれ
5.2 周囲の誘電体の影響
6. まとめ
6.1 ポイント整理
6.2 Q&A
●対象聴講者
・小型アンテナの設計・開発に従事する技術者
・上記の検査部門に従事する責任者
・IoT機器等の新規ワイヤレス化に携わる企画・推進部門の責任者など
●講演の目標
・「電圧・電流による設計」から「電界・磁界による設計」への橋渡し
・小型・内蔵アンテナの評価ポイントがわかる
・小型・内蔵アンテナ設計の勘所がわかる
・電磁界シミュレータの使い方がわかる
・ワイヤレス機器の検査・評価・運用のポイントがわかる
●参考URL
・講師のWebサイト,http://www.kcejp.com/
1.1 電界検出型アンテナ・磁界検出型アンテナ
1.2 定在波型アンテナ・進行波型アンテナ
1.3 アンテナの特性評価
2. 小型アンテナの事例
2.1 RFIDシステム
2.2 無線電力伝送
2.3 IoT機器の小型・内蔵アンテナ
3. 遠方界通信用アンテナの設計(実習)
3.1 プリント基板アンテナの設計
3.2 通信距離を延ばすためのパラメータ
3.3 重要な共役整合の技法
3.4 パッチ・アンテナの設計
4. カードサイズ・アンテナの設計 (実習)
4.1 HF帯用アンテナの設計
4.2 リーダ/ライタ側アンテナの設計
4.3 タグ側アンテナの設計
4.4 電力伝送用アンテナの評価方法
5. 周囲環境の影響について
5.1 周囲の金属による周波数のずれ
5.2 周囲の誘電体の影響
6. まとめ
6.1 ポイント整理
6.2 Q&A
●対象聴講者
・小型アンテナの設計・開発に従事する技術者
・上記の検査部門に従事する責任者
・IoT機器等の新規ワイヤレス化に携わる企画・推進部門の責任者など
●講演の目標
・「電圧・電流による設計」から「電界・磁界による設計」への橋渡し
・小型・内蔵アンテナの評価ポイントがわかる
・小型・内蔵アンテナ設計の勘所がわかる
・電磁界シミュレータの使い方がわかる
・ワイヤレス機器の検査・評価・運用のポイントがわかる
●参考URL
・講師のWebサイト,http://www.kcejp.com/
【受講者が持参するもの】
ノートPCは会場に準備しますが,使い慣れた受講者のノートPCにSonnet Liteをインストール・登録して持参されても構いません.無償版のダウンロード:http://www.sonnetsoftware.co.jp/free/
ノートPCは会場に準備しますが,使い慣れた受講者のノートPCにSonnet Liteをインストール・登録して持参されても構いません.無償版のダウンロード:http://www.sonnetsoftware.co.jp/free/
【講師】
小暮 裕明 氏〔小暮技術士事務所 所長 技術士(情報工学部門) 工学博士(東京理科大学)〕
1977年 東京理科大学卒業後,エンジニアリング会社で電力プラントの設計・開発に従事. 1988年 技術士国家試験「技術士第二次試験」合格・登録(#20692 情報工学部門). 1992年 技術士として独立開業 SE教育,電磁界シミュレータ技術指導を開始. 1998年 東京理科大学大学院博士課程(社会人特別選抜)修了,工学博士. 現在,技術士として技術コンサルティング業務,セミナ講師等に従事. 専門:電磁界シミュレータ技術指導,小型アンテナ設計支援,SE教育,講演など.
小暮 裕明 氏〔小暮技術士事務所 所長 技術士(情報工学部門) 工学博士(東京理科大学)〕
1977年 東京理科大学卒業後,エンジニアリング会社で電力プラントの設計・開発に従事. 1988年 技術士国家試験「技術士第二次試験」合格・登録(#20692 情報工学部門). 1992年 技術士として独立開業 SE教育,電磁界シミュレータ技術指導を開始. 1998年 東京理科大学大学院博士課程(社会人特別選抜)修了,工学博士. 現在,技術士として技術コンサルティング業務,セミナ講師等に従事. 専門:電磁界シミュレータ技術指導,小型アンテナ設計支援,SE教育,講演など.