実習・パワエレ&高周波対応!オシロスコープ波形測定徹底活用法

実習・パワエレ&高周波対応!オシロスコープ波形測定徹底活用法
―― 計測のプロが教える,計測器を適切に使いこなすための知識とテクニック

   

【開催日】2026年10月30日(金) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES26-0090  【受講料】33,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 「電子回路」イコール「デジタル回路」の時代ですが,実は電子回路の最前線はアナログ回路といえます.現在注目を浴びている分野のひとつはパワーエレクトロニクスです.ハイブリッド車,エアコン,洗濯機,冷蔵庫にはインバータ&モータが当たり前に使われていますが,キーデバイスにはSiCの採用が増えつつあります.また動作を陰で支える電源にはGaNの採用が増えています.その結果デバイスが高速化し,スイッチング動作の計測が難しくなっています.
 もう一つの分野はUSBなどデータレート(bps)が高速化した高速シリアル信号です.ロジック信号が単なるハイローでは無くなり,データパターンにより振幅が異なる,つまりアナログ信号として扱わなければならなくなりました.
 このセミナではオシロスコープによるこれらの波形観測における問題点,特に適切なプローブの選択,使いこなし,そしてプローブの性能限界と最新のチャレンジについて解決します.また一般の波形観測において,測定原理を理解したい上での,計測器メーカが公表しない裏技的な使い方も解説します.

なお,セミナでは「近接磁界プローブ」の製作も行います.
製作した近接磁界プローブはセミナ終了後にお持ち帰りできます.
製作した近接磁界プローブはセミナ終了後にお持ち帰りできます.

●対象聴講者
・電子機器の評価,特にグラウンドから浮いているスイッチング回路実験に新たに行う方
・高速シリアル信号の計測に新たに携わる方
・オシロスコープ,特にプローブの選択に迷っている方
・業務としてスイッチング回路の波形観測に携わっている方で,デバイスの高速化により
 従来に計測手法では壁を感じている方
・高電圧/大電流測定の安全性に懸念のある方
・測定器を変えた場合のデータ互換性に不安のある方
・同じ型番の計測器を使用してもデータが安定しない方
・計測器メーカの提唱する計測手法への疑問点をクリアにしたい方
・計測設備への新規投資を迷っている方

●講演の目標
・適切な計測器,特にプローブを選択し,限界を理解しながら使用できる
・ここまでは正確,この辺りは怪しいと誤差の量を管理できる
・誤って計測器の破損を避けられる
・過剰設備投資の抑制

●内容
1.スイッチング回路編
 1.1 信号の形態(周波数,電圧/電流レベル)から適切な性能の計測器を選ぶ
  ・オシロスコープの性能(必要になる周波数帯域,サンプル・レート,レッコード長)
  ・信号で変わるプローブ,各種プローブの特徴,原理,本当の測定限界,
   測定対象による向き不向きを理解
  ・適切な設定方法

 1.2 フローティング測定とは何か
  ・疑似差動測定と差動プローブによる測定の違い
  ・安全に計測するために注意すべきこと
  ・グラウンド基準の測定でもメリットが大きい差動プローブによる信号測定
  ・理想的なフローティング測定の実現
  ・ハイサイド側トランジスタの波形観測の問題点と解決手法

 1.3 電流波形測定の最前線
  ・意外と低い電流プローブの測定限界
  ・小型軽量なロゴスキーコイルのメリットとデメリット
  ・今日考えられる理想に近い電流波形測定

 1.4 計測誤差を防ぐ準備作業
  ・本当に正しいプローブの伝搬遅延時間のキャンセル手法

 1.5 スイッチングデバイス単体の特性を測るダブルパルステスト

2.高速シリアル信号編
 2.1 高速シリアル信号の特徴と計測器に求められる性能

 2.2 高速シリアル信号特有の測定項目と測定手法

 2.3 プローブの限界と対応手法

3.計測投資への考え方
 3.1 高額になりがちな計測器向け設備投資への対応


【受講者が持参するもの】
筆記用具

【講師】
渡邊 潔 氏〔ワタナベ計測コンサルティング 代表〕
 東京農工大学工学部電子工学科卒業後,ソニー・テクトロニクス(現 テクトロニクス株式会社)に入社.現在計測コンサルタントとして計測器の使いこなしのセミナなどを多数実施.



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カテゴリ

 回路・電子部品
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キーワード

 アナログ
 テスト
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 技術教育
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