ラズパイでゼロから作るDocker

ラズパイでゼロから作るDocker
―― コンテナの仕組みを根本から理解し,現場で役立つスキルを習得したい方に

  

【開催日】2025年10月15日(水) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES25-0078  【受講料】26,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 本セミナでは,今注目のコンテナ技術を基礎から実践まで深く掘り下げます.まずは「コンテナとは何か?」といった概要から,デファクトスタンダードである「Docker」の機能,イメージ管理,実行,ストレージ,ネットワークを実際に操作し体験しながら解説します.次に,コンテナを支える「名前空間」「cgroup」「OverlayFS」「仮想ネットワーク」といった基盤技術について深く理解します.そして,習得した知識を活かし,自作のコンテナ管理ツールを実際に構築します!
プログラム実行環境の分離,ストレージ・ネットワーク管理,ホストとのファイル共有,外部へのネットワークアクセス,リソース制限ツールの作成まで,手を動かしながら実践的に学びます.OS標準のコマンドを利用して作成するためC言語やGo言語などでの難しいシステムプログライミングなしに管理ツールを作成します.コンテナの仕組みを根本から理解し,現場で役立つスキルを習得したい方におすすめです.

【対象聴講者,前提知識など】
・コンテナ/Dockerに興味ある方
・コンテナがどのように実現されているか知りたい方
・Linux環境でコマンド操作を行える方(説明、実習はLinux環境で行います)

【セミナの目標】
・コンテナとは何かを理解する
・コンテナを実現するための要素技術を理解する
・コマンド操作によりコンテナ環境の操作を体験

【内容】
1.コンテナ概要
 1.1 コンテナとは何か?
 1.2 Dockerについて
2.Dockerコンテナ解析
 2.1 Dockerの機能
 2.2 イメーシ゛管理
 2.3 コンテナ実行管理
 2.4 コンテナストレージ管理
 2.5 コンテナネットワーク管理
3.コンテナを実現する技術
 3.1 名前空間(namespace)による環境分離
 3.2 cgroupによるシステムリソースの利用制限
 3.3 OverlayFSを使ったコンテナストレージの仕組み
 3.4 仮想Ether デバイスと仮想ブリッジで 仮想ネットワークを作る
4.コンテナ管理ツールを作る
 4.1 概要
 4.2 ステップ1:プログラム実行環境の分離
 4.3 ステップ2:ストレージ領域の管理機能
 4.4 ステップ3:ネットワークの管理機能
 4.5 ステップ4:ホストとコンテナファイル共有
 4.6 ステップ5:外部ネットワークへのアクセス機能
 4.7 ステップ6:CGROUPを利用したリソース制限設定
 4.8 実習のまとめ

Dockerプラットホームの構成
Dockerプラットホームの構成(画像をクリックすると拡大できます)

コンテナシステム構成
コンテナシステム構成(画像をクリックすると拡大できます)



【受講者が持参するもの】
不要

【講師】
土屋 健 氏
 30年くらいソフトウェアの開発に従事している. 業務ではOSやミドルウェアといった基本ソフト,Webサービス,クラウド,業務システムなどその時の状況次第で幅広く開発を行う.Interface誌で「メカニズム丸見え!ラズパイAIサーバを作る」の連載やブロックチェーン,コンテナ技術関連の特集記事を執筆


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