ビギナ講座・実習・基礎から始めるアナログ回路の理解と体系的設計手法(実践編)【オンライン同時開催セミナ】
ビギナ講座・実習・基礎から始めるアナログ回路の理解と体系的設計手法(実践編)【オンライン同時開催セミナ】
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【開催日】2024年11月20日(水) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES24-0107 【受講料】23,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES24-0107 【受講料】23,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
※本セミナはZoomを使ったオンライン同時開催セミナです.
オンライン受講を希望される場合は,セミナ申込後,メールでご連絡ください.
詳細は,オンライン同時開催セミナについてをお読みください.
長年,英語文法や単語を習っても英語が話せるようにならないのと同様に,多くの数式や部分回路を習得していても,効率的で良質なアナログ回路設計ができるとは限らない.特に,今までの回路の焼き直しではなく新規設計が必要とされる場合では,経験が浅いと,未知数が多くて何から手を付けて良いかも分からないのが実情と思われる.
このセミナでは,担当する講師が業務上で会得した新規回路を短時間で正確に設計する体系的手法を講習する.この手法は,講師が医療用計測器メーカで数多くの特注電子機器の設計にあたってきた経験を活かし,転職した外資系半導体メーカで,拡販したい自社製ICを応用した計測器を短期間で実際に制作し,顧客向けセミナでデモと講演をするなどの業務を通じて完成させたものである.
今回の講習内容は,その“体系的設計手法”を,その折に制作した高精度温度計(0~500℃,表示誤差0.1℃±5カウント)を例に紹介するが,併せて,日本ではあまり馴染みのないスプレッド・シート(設計ミスの低減と効率化を実現する)の作り方も講習する.
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長年,英語文法や単語を習っても英語が話せるようにならないのと同様に,多くの数式や部分回路を習得していても,効率的で良質なアナログ回路設計ができるとは限らない.特に,今までの回路の焼き直しではなく新規設計が必要とされる場合では,経験が浅いと,未知数が多くて何から手を付けて良いかも分からないのが実情と思われる.
このセミナでは,担当する講師が業務上で会得した新規回路を短時間で正確に設計する体系的手法を講習する.この手法は,講師が医療用計測器メーカで数多くの特注電子機器の設計にあたってきた経験を活かし,転職した外資系半導体メーカで,拡販したい自社製ICを応用した計測器を短期間で実際に制作し,顧客向けセミナでデモと講演をするなどの業務を通じて完成させたものである.
今回の講習内容は,その“体系的設計手法”を,その折に制作した高精度温度計(0~500℃,表示誤差0.1℃±5カウント)を例に紹介するが,併せて,日本ではあまり馴染みのないスプレッド・シート(設計ミスの低減と効率化を実現する)の作り方も講習する.
●対象聴講者
・これからアナログ回路設計を覚えたい方(ディジタルからアナログへの転向希望者も含む)
●講演の目標
・効率的で良質なアナログ回路設計ができる
●内容/実際の回路設計を体系的に効率良く行うための知識や手法の習熟を目指す
1. 主要デバイスのスペックとその意味を講習し,回路へ与える誤差の見積もりを演習
ADC・DAC,OPアンプ,電源ICのスペックとその意味を講習し,回路への誤差見積りを
スプレッド・シート(Excel)で演習
2. 与えられたノイズ性能をもとにゲイン1000倍のACアンプの設計
回路図の作成に次いで適切なOPアンプを選択し,ゲインとノイズ性能を確認にするための
スプレッド・シート作成に慣れるための演習
3. 卒業用例題として熱電対による温度測定回路の設計
熱電対からの熱起電力(μVオーダ)の増幅,ルックアップ・テーブルで温度対熱起電力の
非直線性補正,冷接点補償の演算による実温度データへの変換までの卒業用講習と演習
ブロック図サンプル
熱電対補正データ
・これからアナログ回路設計を覚えたい方(ディジタルからアナログへの転向希望者も含む)
●講演の目標
・効率的で良質なアナログ回路設計ができる
●内容/実際の回路設計を体系的に効率良く行うための知識や手法の習熟を目指す
1. 主要デバイスのスペックとその意味を講習し,回路へ与える誤差の見積もりを演習
ADC・DAC,OPアンプ,電源ICのスペックとその意味を講習し,回路への誤差見積りを
スプレッド・シート(Excel)で演習
2. 与えられたノイズ性能をもとにゲイン1000倍のACアンプの設計
回路図の作成に次いで適切なOPアンプを選択し,ゲインとノイズ性能を確認にするための
スプレッド・シート作成に慣れるための演習
3. 卒業用例題として熱電対による温度測定回路の設計
熱電対からの熱起電力(μVオーダ)の増幅,ルックアップ・テーブルで温度対熱起電力の
非直線性補正,冷接点補償の演算による実温度データへの変換までの卒業用講習と演習
ブロック図サンプル
熱電対補正データ
【受講者が持参するもの】
●Windows PC
インストールしておくソフトウェア:Excel2010 以降、LTspice XVII、TINA-TI
・ダウンロード先
LTspice XVII:https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.html
TINA-TI:https://www.tij.co.jp/tool/jp/TINA-TI
※上記リンクは変更される可能性があります。
●Windows PC
インストールしておくソフトウェア:Excel2010 以降、LTspice XVII、TINA-TI
・ダウンロード先
LTspice XVII:https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.html
TINA-TI:https://www.tij.co.jp/tool/jp/TINA-TI
※上記リンクは変更される可能性があります。
【講師】
中村 黄三 氏〔元日本テキサス・インスツルメンツ 上級主任技師 〕
医療機器メーカにて心電計・血圧計などの設計に従事したあと,1986年にバー・ブラウン(BB)の日本法人にアプリケーション・エンジニア課長として入社.2000年にテキサスインスツルメンツ(TI)がBBを買収後は,同社営業本部のフィールド・アプリケーション・エンジニア(FAE)部門で上級主任技師として定年の2007年まで勤務.その後,アナログ技術に関する教育専門職契約 により,2013年まで社内・顧客トレーニングに従事.また現在に至るまで,雑誌トランジスタ技術の記事も多数執筆してきている.
中村 黄三 氏〔元日本テキサス・インスツルメンツ 上級主任技師 〕
医療機器メーカにて心電計・血圧計などの設計に従事したあと,1986年にバー・ブラウン(BB)の日本法人にアプリケーション・エンジニア課長として入社.2000年にテキサスインスツルメンツ(TI)がBBを買収後は,同社営業本部のフィールド・アプリケーション・エンジニア(FAE)部門で上級主任技師として定年の2007年まで勤務.その後,アナログ技術に関する教育専門職契約 により,2013年まで社内・顧客トレーニングに従事.また現在に至るまで,雑誌トランジスタ技術の記事も多数執筆してきている.