実習・画像認識エッジAI入門:ラズパイ×カメラで実体験!

実習・画像認識エッジAI入門:ラズパイ×カメラで実体験!
―― 人物姿勢推定から転倒検知まで

  

【開催日】2024年12月10日(火) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES24-0098  【受講料】25,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

人の目に代わって画像を解析する画像認識AIは,今後も省人化・省力化のシステム構築に寄与する.また,クラウドを用いずその場でAI解析を行うエッジAIは,ネットワーク不要,結果を得るまでの遅延時間の短さ,プライバシー保護,といった点から有用である.
本セミナでは,ラズベリーパイにカメラを接続し,ニューラルネットワークによる画像解析を実際に動作させ,その概要や仕組みを習得する.特に人物姿勢推定と呼ばれる,人の関節点位置を検出する技術を種々実行し,またその応用例として人が転倒したかどうか検知するといったアプリケーションを構築する.ソフトウェアはPythonを用いて,実習はまずは簡単に実行できるものとする.

*実習で使用するノート・パソコン
開発環境は事務局が用意しますが,ノート・パソコンを持参して使用いただくことも可能です.その際はイーサネットケーブルが接続可能で,「Tera Term」等のsshが使用可能なソフトウェアをインストールしておいてください.

※ラズベリーパイ/カメラにつきましては,弊社で予め準備した貸出用ボードを使用いたします.
※ラズベリーパイのファームを格納した講師作成のmicroSDカードはお持ち帰り可能です.

● 対象聴講者
・エッジシステムで近年の画像解析AIを動かしたい初学者の方
・ラズパイとカメラでちょっとした監視カメラシステムを作りたい開発者
・様々な人物姿勢推定のアルゴリズムと応用を動かしてみたい方

● 講演の目標
・近年のニューラルネットワークによる画像認識処理の概要を知る
・ラズベリーパイとカメラを用いたエッジAIシステムの基礎を学ぶ
・人姿勢検出,転倒検出等の仕組みを理解し,プログラムを自ら動かすことができる

● 内容
1. 画像認識の概要
 1.1 AI (ニューラルネットワーク) の種類と概要
 1.2 実行するソフトウェア,ハードウェア
2. 開発環境の準備
3. 人姿勢推定いろいろ
 3.1 PoseNet, MoveNet による2D人物姿勢推定
 3.2 YOLOv8 による2D人物姿勢推定
 3.3 Mediapipe による3D人物姿勢推定
4. 応用アプリケーション
 4.1 転倒検知
 4.2 ヨガポーズ識別
 4.3 時系列行動認識

(内容は多少変更になる可能性があります.)

YOLOv8による姿勢推定の結果
YOLOv8による姿勢推定の結果

MediaPipeによる33点検出の2D結果,3D結果
MediaPipeによる33点検出の2D結果,3D結果

転倒を検知した時の様子
転倒を検知した時の様子



【受講者が持参するもの】
パソコンの持ち込み可,ただしイーサネットケーブルが接続できること.

【講師】
笹尾 幸良 氏〔(株)Acculus CEO 〕
 国内・外資の大手半導体企業で画像処理・画像認識の研究開発,製品開発に従事.人姿勢検出をラズパイ等の小さなデバイスで動作させる技術で,2018年に株式会社Acculus(アキュラス)を創業.以降組み込みシステム向けニューラルネットワークのハードウェア・ソフトウェアの開発に関わる.


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コース

 1日コース

カテゴリ

 組み込みシステム

シリーズ

 

特徴

 ビギナ
 実習

キーワード

 IoT
 クラウド
 センサ
 ディジタル信号処理
 ディスプレイ
 テスト
 ビデオ
 画像処理
 研究開発
 品質管理

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