手ぶらでOK!実習・M5StackとAWSで学ぶIoTプロトタイピング入門

手ぶらでOK!実習・M5StackとAWSで学ぶIoTプロトタイピング入門
―― 初心者でも安心!AWSとLINE APIでリアルタイム通知

   

【開催日】2024年10月26日(土) ~ 2024年10月27日(日) 10:00-17:00 2日コース
【セミナNo.】ES24-0090  【受講料】44,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 フィジカルなデバイスとAWSの開発環境は,それぞれがより早く,より便利に整ってきている.
 しかし,両者を組み合わせたサービスアイデアを実際に試すには,AWSエンジニアにとってはフィジカルなデバイス開発が高いハードルであり,組み込み系のエンジニアにとってはAWSの操作が高いハードルである.
 本セミナでは,最新のPythonを活用し,AWSのサーバレス環境であるLambdaを使って,LINE APIを通じてユーザにリアルタイム通知を行う仕組みを構築する.
 さらに,この仕組みとM5Stackおよび周辺デバイスを組み合わせることで,センサ検知やユーザからの操作指示を即座にLINEで通知できるプロトタイプ作成をハンズオン形式で学ぶ.
 プロトタイプ作成には,高度なプログラミング知識や経験を必要としないローコード開発環境UIFlowを用い,IoTプロトタイピングのハードルを下げることを目的としている.

※実習に使用するM5Stackと測距センサはお持ち帰りいただけます.

※実習に使用するAWSクラウドアカウントは事務局で用意します.

● 対象聴講者
・AWS初心者
・サーバレス環境でLambdaの有効的な連携を学びたい方
・プログラミング1年程度でIoTプログラミングにチャレンジしてみたい方
・IoTプロダクト開発にチャレンジしてみたい方

● 講演の目標
 IoTのプロトタイピングをLINEとAWSを使用することで,ユーザ側からリモート操作と通知を可能にする仕組みを構築し,IoTプロトタイピングの基礎を理解する


● 内容
1. AWS編
1.1:LINE for Business Official Account の作成
 LINE公式アカウントを作成し,基本設定を完了する

1.2:LINE DevelopersでMessenger APIの作成
 Messenger APIを作成し,LINE Developersの設定を完了する

1.3:Lambdaの作成
 Lambda関数を作成し,メッセージ処理の仕組みを構築する

1.4:API Gatewayの作成
 API Gatewayを作成し,リクエスト受信環境を整える

1.5:LambdaとAPI Gatewayの連携
 LambdaとAPI Gatewayの連携を確立し,LINEボットのメッセージ処理を確認する

1.6:LambdaのPythonにライブラリの実装
 Lambdaで使用するPythonライブラリを正しく実装する

1.7:Messenger APIとAPI Gatewayの連携
 LINEで送ったメッセージを受け取り,LINEにオウム返しする

1.8;IoTCoreとLambdaの連携
 LambdaとIoTCoreを連携させデバイスとAWS,LINEを連携させる

2. デバイス編(M5Stack)
2.1:プロトタイピング向けマイコン
 Arduino,ESP32,M5Stackの概要,違いを理解する

2.2:開発環境
 Arduino IDE,PlatformIOの紹介
 デバイスへのファームウェア書き込みとUIFlowの使用方法を理解する

2.3:基本操作ハンズオン
 LチカとHello Worldから始まり,画面操作,センサ/ネットワークの使用方法を理解する

2.4:IoTCoreとの連携
 MQTTを使ってデバイスとIoTCoreとを連携させる





動作中のM5Stack(右)とToF測距センサ(左)
M5StackとToF測距センサ(約11,000円)はお持ち帰りいただけます.



【受講者が持参するもの】
不要

【講師】
冨樫 俊一 氏〔(株)ITComeTrue CEO〕
 インフラエンジニア歴12年
  (AWSインフラ構築/航空会社運用/外資系LTE網/金融系インフラ運用エンジニア)
 WEBアプリDirector 5年
 ITインフラ企業研修講師歴5年(大手10社以上 400人以上の研修経験)
 オンプレミスとクラウドの両方の技術を経験,
  触ったインフラ機器 Cisco/Juniper/Ericson/BlueCoat etc…
 マーケットプレイス制作 / 映画のWEBプロモーション手掛ける人
 趣味:キックボクシング ・ブレイクダンス / 旅 / 中国・タイ・東南アジア etc…


本美 勝史 氏〔株式会社リコー デザイン思考社内教育担当/元エレキハードエンジニア
S&D Prototyping株式会社 ディレクター 〕
 エレキハード担当として産業用印刷機,複写機の設計,工作機械のモニタリングシステム開発に携わる.
 現在はデザイン思考の教育、実践支援に従事.社員のクリエイティビティ向上を目的とした社内メイカースペース「つくる~む海老名」を立ち上げ/運営を行っている.NHK 魔改造の夜にエレキ担当として参加.


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コース

 2日コース

カテゴリ

 組み込みシステム

シリーズ

 

特徴

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 ビギナ
 実習

キーワード

 コンピュータ
 ソフトウェア
 開発手法

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