初めてのアナログ回路設計講座:センサ信号処理の徹底強化(その2)【オンライン同時開催セミナ】
初めてのアナログ回路設計講座:センサ信号処理の徹底強化(その2)【オンライン同時開催セミナ】
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【開催日】2024年10月17日(木) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES24-0081 【受講料】25,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES24-0081 【受講料】25,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]
※本セミナはZoomを使ったオンライン同時開催セミナです.
オンライン受講を希望される場合は,セミナ申込後,メールでご連絡ください.
詳細は,オンライン同時開催セミナについてをお読みください.
センサ信号処理の最終目的は,それぞれの物理量の測定データを活用し,測定量の表示や記録,自動制御などを行うことである.
これを効率良く実現(失敗は最小に抑え開発期間を短縮)するには,アナログ・エンジニアとディジタル・エンジニアの知識が信号処理の部分で重なり合う必要があり,その上,体系的で効率的な設計手法を身につける必要がある.
この目的を達成するために,このセミナでは,高精度温度計を例に両者の視点からシステムを捉え学べるように工夫している.
特に新規設計では,会社に頼れる先輩も存在せず,設計担当者は多くの未知数を抱えてスタートするので,構想設計を踏む手順は重要である.
これらは学問ではなく手順や工夫であり,その手法は,講師が自社製品(アナログIC)販促のために開催するセミナで,ICの特長に応じた応用機器(常に新規設計)を短期間で製作し紹介してきた経験を通じて編み出したものとなっている.
セミナとしてこのセッションは独立しているが,センサの基礎から学びたい方は「初めてのアナログ回路設計講座:センサ信号処理の徹底強化(その1)」の受講を推奨する.
オンライン受講を希望される場合は,セミナ申込後,メールでご連絡ください.
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センサ信号処理の最終目的は,それぞれの物理量の測定データを活用し,測定量の表示や記録,自動制御などを行うことである.
これを効率良く実現(失敗は最小に抑え開発期間を短縮)するには,アナログ・エンジニアとディジタル・エンジニアの知識が信号処理の部分で重なり合う必要があり,その上,体系的で効率的な設計手法を身につける必要がある.
この目的を達成するために,このセミナでは,高精度温度計を例に両者の視点からシステムを捉え学べるように工夫している.
特に新規設計では,会社に頼れる先輩も存在せず,設計担当者は多くの未知数を抱えてスタートするので,構想設計を踏む手順は重要である.
これらは学問ではなく手順や工夫であり,その手法は,講師が自社製品(アナログIC)販促のために開催するセミナで,ICの特長に応じた応用機器(常に新規設計)を短期間で製作し紹介してきた経験を通じて編み出したものとなっている.
セミナとしてこのセッションは独立しているが,センサの基礎から学びたい方は「初めてのアナログ回路設計講座:センサ信号処理の徹底強化(その1)」の受講を推奨する.
●対象聴講者
・測定器/測定システム(NCやプロセス制御)を手掛けるディジタル系技術者
・センサ自体を製作しているが回路の知識が浅い方
●内容
セッション1 センサ信号処理と直線性補正
1.1 Pt100の励起と受け方
1.2 表計算ソフトを活用し,精度±0.03℃を目指す直線性補正式の導出
1.3 K型熱電対の受け方と冷接点補償
1.4 小規模ルックアップ・テーブルで精度±0.5℃を可能にする手法
RTD温度表示誤差の実験結果
セッション2 高能率で高い設計品質を可能にする体系的設計手法
2.1 構想設計(事前調査)
2.2 詳細設計
2.3 アナログ系のセトリング時間の分析
セッション3 アナログ誤差の吸収
3.1 アナログ誤差のモニタの有無
3.2 キャリブレーション
3.3 キャリブレーション・アルゴリズムの確認
3.4 スタティックなDAC出力のアルゴリズム
3.5 PT100の非直線性補正式を調整
セッション4 校正用疑似信号発生器(Cal B0x)の製作
4.1 TCおよびRTD式温度計のCal_Boxの製作
4.2 Cal_Box共通回路
4.3 実験検証結果
実験に使用する校正用疑似信号発生器(Cal B0x)
●参考文献
・中村 黄三;『実験研究に!測る電子回路の作り方 』トランジスタ技術スペシャルNo.131,2015年6月,CQ出版社.
・測定器/測定システム(NCやプロセス制御)を手掛けるディジタル系技術者
・センサ自体を製作しているが回路の知識が浅い方
●内容
セッション1 センサ信号処理と直線性補正
1.1 Pt100の励起と受け方
1.2 表計算ソフトを活用し,精度±0.03℃を目指す直線性補正式の導出
1.3 K型熱電対の受け方と冷接点補償
1.4 小規模ルックアップ・テーブルで精度±0.5℃を可能にする手法
RTD温度表示誤差の実験結果
セッション2 高能率で高い設計品質を可能にする体系的設計手法
2.1 構想設計(事前調査)
2.2 詳細設計
2.3 アナログ系のセトリング時間の分析
セッション3 アナログ誤差の吸収
3.1 アナログ誤差のモニタの有無
3.2 キャリブレーション
3.3 キャリブレーション・アルゴリズムの確認
3.4 スタティックなDAC出力のアルゴリズム
3.5 PT100の非直線性補正式を調整
セッション4 校正用疑似信号発生器(Cal B0x)の製作
4.1 TCおよびRTD式温度計のCal_Boxの製作
4.2 Cal_Box共通回路
4.3 実験検証結果
実験に使用する校正用疑似信号発生器(Cal B0x)
●参考文献
・中村 黄三;『実験研究に!測る電子回路の作り方 』トランジスタ技術スペシャルNo.131,2015年6月,CQ出版社.
【受講者が持参するもの】
筆記用具
筆記用具
【講師】
中村 黄三 氏〔元日本テキサス・インスツルメンツ 上級主任技師 〕
医療機器メーカにて心電計・血圧計などの設計に従事したあと,1986年にバー・ブラウン(BB)の日本法人にアプリケーション・エンジニア課長として入社.2000年にテキサスインスツルメンツ(TI)がBBを買収後は,同社営業本部のフィールド・アプリケーション・エンジニア(FAE)部門で上級主任技師として定年の2007年まで勤務.その後,アナログ技術に関する教育専門職契約 により,2013年まで社内・顧客トレーニングに従事.また現在に至るまで,雑誌トランジスタ技術の記事も多数執筆してきている.
中村 黄三 氏〔元日本テキサス・インスツルメンツ 上級主任技師 〕
医療機器メーカにて心電計・血圧計などの設計に従事したあと,1986年にバー・ブラウン(BB)の日本法人にアプリケーション・エンジニア課長として入社.2000年にテキサスインスツルメンツ(TI)がBBを買収後は,同社営業本部のフィールド・アプリケーション・エンジニア(FAE)部門で上級主任技師として定年の2007年まで勤務.その後,アナログ技術に関する教育専門職契約 により,2013年まで社内・顧客トレーニングに従事.また現在に至るまで,雑誌トランジスタ技術の記事も多数執筆してきている.