
知っておきたいプロの技!VNAによるSパラ測定技術 基礎の基礎【講師実演付き】
知っておきたいプロの技!VNAによるSパラ測定技術 基礎の基礎【講師実演付き】
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【開催日】2023年3月18日(土) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES22-0164 【受講料】22,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES22-0164 【受講料】22,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]

VNA(Vector Network Analyzer)のキャリブレーションは,DUTのSパラメータを測定するために,ケーブルや測定器内部の位相とロス,および,引き回しによるアイソレーションを取り除くもので,VNAのかなめとなる機能である.
測定したSパラメータが思い通りにならない(教科書と異なるなど)場合,キャリブレーションやコネクタ/ケーブルの要因も考えられる.
本セミナでは,3GHzまでを目安にキャリブレーションをフル活用するための,キャリブレーション(校正)/補正の解説,デリケートな構造を持つ標準器のコネクタや同軸ケーブルの取り扱い方とチェック方法について解説する.
デモンストレーションでは,NanoVNAとP9375A(PC接続タイプのVNA,キーサイト・テクノロジー)を用いてキャリブレーションとDUT測定の実演を行う.
特にP9375Aでは2SC3356(チップ・トランジスタ)のSパラメータを測定し,回路シミュレータQucsでメーカのデータと比較する.
テキストはHP8753D(VNA,キーサイト・テクノロジー)がベースであるが一般的な用語で解説する.
測定したSパラメータが思い通りにならない(教科書と異なるなど)場合,キャリブレーションやコネクタ/ケーブルの要因も考えられる.
本セミナでは,3GHzまでを目安にキャリブレーションをフル活用するための,キャリブレーション(校正)/補正の解説,デリケートな構造を持つ標準器のコネクタや同軸ケーブルの取り扱い方とチェック方法について解説する.
デモンストレーションでは,NanoVNAとP9375A(PC接続タイプのVNA,キーサイト・テクノロジー)を用いてキャリブレーションとDUT測定の実演を行う.
特にP9375Aでは2SC3356(チップ・トランジスタ)のSパラメータを測定し,回路シミュレータQucsでメーカのデータと比較する.
テキストはHP8753D(VNA,キーサイト・テクノロジー)がベースであるが一般的な用語で解説する.
●対象聴講者
・Sパラメータ測定の初心者
・VNA測定器のキャリブレーション・メニューの使いこなしに不安のある方
●講演の目標
・知らないうちにキャリブレーション・キットを壊してしまうことの防止
・同軸ケーブルの性能を維持できる使い方/チェック方法のマスタ
・キャリブレーションと補正の選択肢が増え,各場面(測定精度/再現性/時間短縮)に適した測定の実現
●内容
(1) RFコネクタの構造と特徴
APC-3.5,SMA,APC-7,(BNC,Type-N)
(2) RFコネクタの注意点
- ピン・デプス(中心接続部は基準より飛び出し禁止)
- 校正基準面を知ることがキャリブレーションの第一歩
- メス・コネクタの中心接続部の構造も気に留める
- 「RF コネクタは可動部を回す」が基本
- やってはいけない!トルク・レンチの使い方いろいろ
(3) 同軸ケーブル
- 保管形態と疲れた同軸ケーブルの見分け方
(4) 校正(キャリブレーション)の種類とエラーを取り除く項目
(5) 校正基準面を DUT に近づける方法
- DUTのコネクタが両方メスの場合
- ポート延長とロス補正
- 専用の校正治具製作
(6) デモンストレーション
- NanoVNAのキャリブレーションとUHF帯ヘリカル・ホイップ・アンテナの測定(S11, SWR)
- P9375Aのキャリブレーションと2SC3356のSパラメータ測定(~3GHz)(S11, S21, S12, S22)
・Sパラメータ測定の初心者
・VNA測定器のキャリブレーション・メニューの使いこなしに不安のある方
●講演の目標
・知らないうちにキャリブレーション・キットを壊してしまうことの防止
・同軸ケーブルの性能を維持できる使い方/チェック方法のマスタ
・キャリブレーションと補正の選択肢が増え,各場面(測定精度/再現性/時間短縮)に適した測定の実現
●内容
(1) RFコネクタの構造と特徴
APC-3.5,SMA,APC-7,(BNC,Type-N)
(2) RFコネクタの注意点
- ピン・デプス(中心接続部は基準より飛び出し禁止)
- 校正基準面を知ることがキャリブレーションの第一歩
- メス・コネクタの中心接続部の構造も気に留める
- 「RF コネクタは可動部を回す」が基本
- やってはいけない!トルク・レンチの使い方いろいろ
(3) 同軸ケーブル
- 保管形態と疲れた同軸ケーブルの見分け方
(4) 校正(キャリブレーション)の種類とエラーを取り除く項目
(5) 校正基準面を DUT に近づける方法
- DUTのコネクタが両方メスの場合
- ポート延長とロス補正
- 専用の校正治具製作
(6) デモンストレーション
- NanoVNAのキャリブレーションとUHF帯ヘリカル・ホイップ・アンテナの測定(S11, SWR)
- P9375Aのキャリブレーションと2SC3356のSパラメータ測定(~3GHz)(S11, S21, S12, S22)
【受講者が持参するもの】
筆記用具
筆記用具
【講師】
藤井 利一 氏〔(株) JVCケンウッド パブリックサービス分野 技術本部 先行技術開発部 〕
1984年に旧(株)トリオ に入社,アマチュア/業務・無線機 のRF回路設計に従事.2010年からは製品から輻射するノイズ(EMI)の対策手法を手掛ける(関連:月刊EMC 2022年1月号,pp.69~81).
現在も無線機設計部門に所属し,回路・電磁界シミュレータを駆使して試作前に製品の性能予測(筐体の影響)に取り組む.
藤井 利一 氏〔(株) JVCケンウッド パブリックサービス分野 技術本部 先行技術開発部 〕
1984年に旧(株)トリオ に入社,アマチュア/業務・無線機 のRF回路設計に従事.2010年からは製品から輻射するノイズ(EMI)の対策手法を手掛ける(関連:月刊EMC 2022年1月号,pp.69~81).
現在も無線機設計部門に所属し,回路・電磁界シミュレータを駆使して試作前に製品の性能予測(筐体の影響)に取り組む.