
新人設計者向けアルミ電解コンデンサの基礎知識【オンライン限定セミナ】
新人設計者向けアルミ電解コンデンサの基礎知識【オンライン限定セミナ】
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【開催日】2022年12月17日(土) 13:00-17:00 半日コース
【セミナNo.】ES22-0128 【受講料】12,000円(税込)
【会場】オンライン限定セミナ
【セミナNo.】ES22-0128 【受講料】12,000円(税込)
【会場】オンライン限定セミナ
※本セミナはZoomを使ったオンライン限定セミナです.
詳細は,オンライン限定セミナについてをお読みください.
アルミ電解コンデンサは,発明は1855年のC. Wheatstone(英国)による酸化皮膜を形成したコンデンサの発表に始まるとされ,現在でも電力変換器において欠かすことのできない電子部品として,150年以上も使用されている.
このアルミ電解コンデンサは,上述のように誘電体として陽極酸化被膜を利用し,その誘電体表面と陰極を電気的に接続するために電解液を使用している.この陽極酸化被膜は一般的な絶縁体と異なる性質を持ち,また,電解液を介しての電気的接続という独特の機構から,他のコンデンサに比べ様々な使用上の制約や回路設計時に確認すべき事項が多い電子部品である.
セミナでは,アルミ電解コンデンサの原理と使用されている各材料の役割について解説し,その上でアルミ電解コンデンサの温度周波数依存性を持つ電気的特性,寿命メカニズム(アレニウス則),その絶縁の考え方や使用上の注意事項などを原理的に理解できることを目標とする.
また,講義を進める中で,アルミ電解コンデンサの発熱計算・寿命計算の例題(演習問題)を解く.
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アルミ電解コンデンサは,発明は1855年のC. Wheatstone(英国)による酸化皮膜を形成したコンデンサの発表に始まるとされ,現在でも電力変換器において欠かすことのできない電子部品として,150年以上も使用されている.
このアルミ電解コンデンサは,上述のように誘電体として陽極酸化被膜を利用し,その誘電体表面と陰極を電気的に接続するために電解液を使用している.この陽極酸化被膜は一般的な絶縁体と異なる性質を持ち,また,電解液を介しての電気的接続という独特の機構から,他のコンデンサに比べ様々な使用上の制約や回路設計時に確認すべき事項が多い電子部品である.
セミナでは,アルミ電解コンデンサの原理と使用されている各材料の役割について解説し,その上でアルミ電解コンデンサの温度周波数依存性を持つ電気的特性,寿命メカニズム(アレニウス則),その絶縁の考え方や使用上の注意事項などを原理的に理解できることを目標とする.
また,講義を進める中で,アルミ電解コンデンサの発熱計算・寿命計算の例題(演習問題)を解く.
●対象聴講者
・回路設計の新人エンジニアで,アルミ電解コンデンサを今後使用していく方
・アルミ電解コンデンサ(コンデンサ)の電気的モデル・熱モデルなどに興味のある方
・アルミ電解コンデンサの使用方法について原理的に理解したい方
●講演の目標
・アルミ電解コンデンサの原理が理解できる
・アルミ電解コンデンサ(コンデンサ)の等価回路の意味を正確に理解できる
・アルミ電解コンデンサの寿命計算を行えるようになる
●内容
1. アルミ電解コンデンサとは
1.1 アルミ電解コンデンサの基本構造と原理
1.2 構成材料とその役割
1.3 電気的特性と等価回路
1.4 電解液のドライアップ・メカニズム
2.アルミ電解コンデンサの選定法(発熱・寿命計算の演習あり)
2.1 発熱量の計算
2.2 温度推定(コンデンサの熱モデル)
2.3 寿命推定(海外製品との実力寿命比較データを紹介予定)
2.4 その他
-耐圧と温度の関係
-電気/熱マルチドメイン・モデル
3.その他使用上の注意事項
-アルミ電解コンデンサの極性
-アルミ電解コンデンサと絶縁
-低温環境での使用
-他発熱部品からの熱的な干渉
-ハロゲン物質の影響
-リプル電圧の影響
-アルミ電解コンデンサの並列接続・直列接続について
4.導電性高分子アルミ電解コンデンサ
-導電性高分子
-ハイブリッドタイプ・アルミ電解コンデンサ
-インピーダンス特性と温度特性
●参考文献
ルビコン㈱;アルミニウム電解コンデンサ テクニカルノート.
・回路設計の新人エンジニアで,アルミ電解コンデンサを今後使用していく方
・アルミ電解コンデンサ(コンデンサ)の電気的モデル・熱モデルなどに興味のある方
・アルミ電解コンデンサの使用方法について原理的に理解したい方
●講演の目標
・アルミ電解コンデンサの原理が理解できる
・アルミ電解コンデンサ(コンデンサ)の等価回路の意味を正確に理解できる
・アルミ電解コンデンサの寿命計算を行えるようになる
●内容
1. アルミ電解コンデンサとは
1.1 アルミ電解コンデンサの基本構造と原理
1.2 構成材料とその役割
1.3 電気的特性と等価回路
1.4 電解液のドライアップ・メカニズム
2.アルミ電解コンデンサの選定法(発熱・寿命計算の演習あり)
2.1 発熱量の計算
2.2 温度推定(コンデンサの熱モデル)
2.3 寿命推定(海外製品との実力寿命比較データを紹介予定)
2.4 その他
-耐圧と温度の関係
-電気/熱マルチドメイン・モデル
3.その他使用上の注意事項
-アルミ電解コンデンサの極性
-アルミ電解コンデンサと絶縁
-低温環境での使用
-他発熱部品からの熱的な干渉
-ハロゲン物質の影響
-リプル電圧の影響
-アルミ電解コンデンサの並列接続・直列接続について
4.導電性高分子アルミ電解コンデンサ
-導電性高分子
-ハイブリッドタイプ・アルミ電解コンデンサ
-インピーダンス特性と温度特性
●参考文献
ルビコン㈱;アルミニウム電解コンデンサ テクニカルノート.
【受講者が持参するもの】
不要
不要
【講師】
向山 大索 氏〔ルビコン株式会社 技術本部 副主幹設計員/名古屋大学客員准教授(工学博士)〕
ルビコン株式会社 技術本部副主幹設計員,名古屋大学大学院客員准教授,電気学会「パワーエレクトロニクスにおける受動部品に関する技術調査専門委員会」委員に従事.
向山 大索 氏〔ルビコン株式会社 技術本部 副主幹設計員/名古屋大学客員准教授(工学博士)〕
ルビコン株式会社 技術本部副主幹設計員,名古屋大学大学院客員准教授,電気学会「パワーエレクトロニクスにおける受動部品に関する技術調査専門委員会」委員に従事.