
CMOSアナログ回路設計 基礎の基礎【オンライン同時開催セミナ】
CMOSアナログ回路設計 基礎の基礎【オンライン同時開催セミナ】
|
![]() ![]() ![]() |
【開催日】2022年4月23日(土) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES22-0019 【受講料】25,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES22-0019 【受講料】25,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]

※本セミナはZoomを使ったオンライン同時開催セミナです.
オンライン受講を希望される場合は,セミナ申込後,メールでご連絡ください.
詳細は,オンライン同時開催セミナについてをお読みください.
現在のSoC(System On Chip)はCMOSプロセスで設計されている.SoCには高速インターフェース回路やADC,DACなど多数のアナログ回路が内蔵されており,これらのアナログ回路の性能がセットの性能を決めてしまう場合も多く,CMOSアナログ回路の知識は半導体開発に従事するエンジニアのみならず,セットメーカでSoCを扱うエンジニアにとっても身に付けるべき必須の技術となっている.
しかし,CMOSアナログ回路はディジタル回路と異なり,半導体物理,トランジスタの原理,交流理論など,カバーすべき基礎知識の範囲が広く,その回路動作は難解であり理解には時間を要する.またCMOSアナログ回路の専門書が多数出版されているが,読んでもよく分からないとか,予備知識のレベルが違うため理解が進まないとか,式の導出が省略されているので直感的理解ができず困っている,という声が多数寄せられていた.
本セミナでは,これからCMOSアナログ回路を学ぼうとするエンジニアや,専門書を読んでみたがよく分からないので一から学習し直したいというエンジニアを対象に,CMOSアナログ回路の基礎部分になるトランジスタ・レベルの回路に徹底的にフォーカスし,前提となる基礎知識から丁寧に説明し,式の導出を省略せず,基礎技術を図表を多用することで直感的に学べるようにしている.
1日の講義でCMOSトランジスタの動作をしっかり理解でき,最後にLTspiceを用いた演習問題を行うことで,実際のトランジスタの動作を理解できるようにする.
※本セミナの講演方法
本セミナでは講師がオンラインで講演します.会場では,プロジェクタに投影したオンライン映像で受講していただきます.
講師とのやりとりは会場に用意したマイク,スピーカ,カメラを使って行います.
オンライン受講を希望される場合は,セミナ申込後,メールでご連絡ください.
詳細は,オンライン同時開催セミナについてをお読みください.
現在のSoC(System On Chip)はCMOSプロセスで設計されている.SoCには高速インターフェース回路やADC,DACなど多数のアナログ回路が内蔵されており,これらのアナログ回路の性能がセットの性能を決めてしまう場合も多く,CMOSアナログ回路の知識は半導体開発に従事するエンジニアのみならず,セットメーカでSoCを扱うエンジニアにとっても身に付けるべき必須の技術となっている.
しかし,CMOSアナログ回路はディジタル回路と異なり,半導体物理,トランジスタの原理,交流理論など,カバーすべき基礎知識の範囲が広く,その回路動作は難解であり理解には時間を要する.またCMOSアナログ回路の専門書が多数出版されているが,読んでもよく分からないとか,予備知識のレベルが違うため理解が進まないとか,式の導出が省略されているので直感的理解ができず困っている,という声が多数寄せられていた.
本セミナでは,これからCMOSアナログ回路を学ぼうとするエンジニアや,専門書を読んでみたがよく分からないので一から学習し直したいというエンジニアを対象に,CMOSアナログ回路の基礎部分になるトランジスタ・レベルの回路に徹底的にフォーカスし,前提となる基礎知識から丁寧に説明し,式の導出を省略せず,基礎技術を図表を多用することで直感的に学べるようにしている.
1日の講義でCMOSトランジスタの動作をしっかり理解でき,最後にLTspiceを用いた演習問題を行うことで,実際のトランジスタの動作を理解できるようにする.
※本セミナの講演方法
本セミナでは講師がオンラインで講演します.会場では,プロジェクタに投影したオンライン映像で受講していただきます.
講師とのやりとりは会場に用意したマイク,スピーカ,カメラを使って行います.
●対象聴講者
・CMOSアナログ回路の基礎の基礎から学びたいエンジニア
・セットメーカでCMOSアナログ回路の知識が必要なエンジニア
・CMOSアナログ回路が専門ではないが最小限の知識を必要としているエンジニア
●講義の目標
・CMOSアナログ回路の基本回路が腑に落ちるように理解できる
・LTspiceを通してCMOSトランジスタレベルの回路の動作が理解できる
●内容
1 半導体物理とMOSトランジスタの基礎
1-1 半導体物性
1-2 不純物半導体
1-3 MOSトランジスタの構造
1-4 MOSトランジスタの動作原理
1-5 MOSトランジスタの電圧・電流特性の式
1-6 MOSトランジスタの2次効果
2 MOSトランジスタの基本回路
2-1 MOSトランジスタの増幅作用
2-2 MOSトランジスタの小信号解析
2-3 ソース接地回路
2-4 ドレイン接地回路
2-5 ゲート接地回路
2-6 基本回路の組み合わせ回路
3 バイアス回路
3-1 MOSトランジスタを飽和領域で動作させるための条件
3-2 カレントミラー回路
3-3 カスコード・カレントミラー回路
3-4 基準電圧生成回路
4 差動増幅回路
4-1 差動増幅回路の基本動作
4-2 差動信号成分と同相信号成分
4-3 差動増幅回路の小信号解析
4-4 差動増幅回路の回路構成
5 周波数応答と負帰還回路
5-1 基本事項の復習
5-2 ボード線図
5-3 ポールとゼロ
5-4 基本回路の周波数応答
5-5 負帰還回路と位相余裕
6 LTspiceによる演習問題
●参考文献
長野 英生;LTspiceで解析 CMOS回路入門,CQ出版社.


MOSトランジスタの増幅の理解

LTspiceでソース接地回路をシミュレーション
・CMOSアナログ回路の基礎の基礎から学びたいエンジニア
・セットメーカでCMOSアナログ回路の知識が必要なエンジニア
・CMOSアナログ回路が専門ではないが最小限の知識を必要としているエンジニア
●講義の目標
・CMOSアナログ回路の基本回路が腑に落ちるように理解できる
・LTspiceを通してCMOSトランジスタレベルの回路の動作が理解できる
●内容
1 半導体物理とMOSトランジスタの基礎
1-1 半導体物性
1-2 不純物半導体
1-3 MOSトランジスタの構造
1-4 MOSトランジスタの動作原理
1-5 MOSトランジスタの電圧・電流特性の式
1-6 MOSトランジスタの2次効果
2 MOSトランジスタの基本回路
2-1 MOSトランジスタの増幅作用
2-2 MOSトランジスタの小信号解析
2-3 ソース接地回路
2-4 ドレイン接地回路
2-5 ゲート接地回路
2-6 基本回路の組み合わせ回路
3 バイアス回路
3-1 MOSトランジスタを飽和領域で動作させるための条件
3-2 カレントミラー回路
3-3 カスコード・カレントミラー回路
3-4 基準電圧生成回路
4 差動増幅回路
4-1 差動増幅回路の基本動作
4-2 差動信号成分と同相信号成分
4-3 差動増幅回路の小信号解析
4-4 差動増幅回路の回路構成
5 周波数応答と負帰還回路
5-1 基本事項の復習
5-2 ボード線図
5-3 ポールとゼロ
5-4 基本回路の周波数応答
5-5 負帰還回路と位相余裕
6 LTspiceによる演習問題
●参考文献
長野 英生;LTspiceで解析 CMOS回路入門,CQ出版社.


MOSトランジスタの増幅の理解

LTspiceでソース接地回路をシミュレーション
【受講者が持参するもの】
* LTspice XVIIをインストールしたノートPC
LTspice XVIIのダウンロード先:https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.html
※当社会場で受講される場合,ノートPCは貸し出しも可能です.貸し出しを希望される方は,4月20日までに事務局にメールでご連絡ください.
* LTspice XVIIをインストールしたノートPC
LTspice XVIIのダウンロード先:https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.html
※当社会場で受講される場合,ノートPCは貸し出しも可能です.貸し出しを希望される方は,4月20日までに事務局にメールでご連絡ください.
【講師】
長野 英生 氏〔株式会社セレブレクス 〕
1992年 同志社大学工学部卒。同年 三菱電機株式会社入社。 2010 年に三菱電機株式会社、株式会社日立製作所、日本電気株式会社の半導体事業の統合によりルネサス エレクトロニクス株式会社に転籍。2015 年から半導体ベンチャの株式会社セレブレクス。一貫してディスプレイ用LSI の開発、高速インターフェースの技術開発、コンソーシアム活動に従事。高速インターフェース関連、CMOS アナログ設計関連の講演、特許出願多数。 著書に、「高速ビデオ・インターフェースHDMI & DisplayPort のすべて」(CQ 出版社)、「ディジタル画像技術事典200」(同)、「USB Type-C のすべて」(同)、「Interface 別冊付録 最新ビデオ規格HDMI とDisplayPort」(同), 「LTspiceで解析 CMOS回路入門」(同)。他に月刊誌「Interface」(同)や「FPGA マガジン」(同)に、高速ビデオ信号関連の最新動向を寄稿。VESA(Video Electronics Standard Association)Japan Task Group 所属。
長野 英生 氏〔株式会社セレブレクス 〕
1992年 同志社大学工学部卒。同年 三菱電機株式会社入社。 2010 年に三菱電機株式会社、株式会社日立製作所、日本電気株式会社の半導体事業の統合によりルネサス エレクトロニクス株式会社に転籍。2015 年から半導体ベンチャの株式会社セレブレクス。一貫してディスプレイ用LSI の開発、高速インターフェースの技術開発、コンソーシアム活動に従事。高速インターフェース関連、CMOS アナログ設計関連の講演、特許出願多数。 著書に、「高速ビデオ・インターフェースHDMI & DisplayPort のすべて」(CQ 出版社)、「ディジタル画像技術事典200」(同)、「USB Type-C のすべて」(同)、「Interface 別冊付録 最新ビデオ規格HDMI とDisplayPort」(同), 「LTspiceで解析 CMOS回路入門」(同)。他に月刊誌「Interface」(同)や「FPGA マガジン」(同)に、高速ビデオ信号関連の最新動向を寄稿。VESA(Video Electronics Standard Association)Japan Task Group 所属。