ビギナ講座・実習・1日でわかる!トランジスタ回路設計 基礎の基礎 ~自分流回路製作への道~【オンライン限定セミナ】
ビギナ講座・実習・1日でわかる!トランジスタ回路設計 基礎の基礎 ~自分流回路製作への道~【オンライン限定セミナ】
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【開催日】2022年2月10日(木) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES21-0163 【受講料】23,000円(税込)
【会場】オンライン限定セミナ
【セミナNo.】ES21-0163 【受講料】23,000円(税込)
【会場】オンライン限定セミナ
※本セミナはZoomを使ったオンライン限定セミナです.
詳細は,オンライン限定セミナについてをお読みください.
現在では種々のICがASSP(*1)として販売されている.従って,これらを組み合わせればトランジスタ回路設計の知識が無くても回路は完成する.
しかし,ICの中身をブラックボックスとして設計した回路と,中身を理解した上で設計した回路とでは,設計品質・信頼性に大きな差が生じる.特にアナログ回路はディジタル(ロジック)回路と異なり信号伝播に特別な決め事が無いので,素子レベルでの知識の重要性は大きい.
このセミナでは,トランジスタの基礎から始めて,1,2石程度の簡単なオーディオ・アンプからOPアンプ回路形式のヘッドフォン・アンプまでの設計方法を,フリーで広く使われている回路シミュレータLTspiceを使って学ぶ.
その過程では,シリーズ・レギュレータ方式の電源回路もカリキュラムに入っているので,趣味の領域でトランジスタ回路設計を学びながら,自然と実践力が身につくように配慮されている.
※理解度を自己確認するための演習を各セッションごとに行います.回答はテキスト巻末に用意します.
*1:ASSP;Application Specific Standard Product=アプリに特化した標準製品
詳細は,オンライン限定セミナについてをお読みください.
現在では種々のICがASSP(*1)として販売されている.従って,これらを組み合わせればトランジスタ回路設計の知識が無くても回路は完成する.
しかし,ICの中身をブラックボックスとして設計した回路と,中身を理解した上で設計した回路とでは,設計品質・信頼性に大きな差が生じる.特にアナログ回路はディジタル(ロジック)回路と異なり信号伝播に特別な決め事が無いので,素子レベルでの知識の重要性は大きい.
このセミナでは,トランジスタの基礎から始めて,1,2石程度の簡単なオーディオ・アンプからOPアンプ回路形式のヘッドフォン・アンプまでの設計方法を,フリーで広く使われている回路シミュレータLTspiceを使って学ぶ.
その過程では,シリーズ・レギュレータ方式の電源回路もカリキュラムに入っているので,趣味の領域でトランジスタ回路設計を学びながら,自然と実践力が身につくように配慮されている.
※理解度を自己確認するための演習を各セッションごとに行います.回答はテキスト巻末に用意します.
*1:ASSP;Application Specific Standard Product=アプリに特化した標準製品
●受講対象者
・トランジスタの本質を理解して自分流のオーディオ・アンプを製作したい方
・アナログ回路の実設計に役立てたい方.
●講演の目標
1. 趣味のトランジスタ・オーディオ・アンプが設計できる.
2. 実践面でOPアンプの選択が正しくできるようになる.
3. OPアンプ回路のトラブルに際して,正確に問題が把握できるようになる.
●内容
1. トランジスタ回路設計の基礎編
1.1. オームの等式は電子回路の基礎の基礎
1.2. h定数をベースにしたトランジスタの本質を理解
1.3. ぴったりG=10倍の1石ACアンプの設計方法
1.4. ぴったりG=100倍の2石ACアンプの設計方法
2. トランジスタ回路設計の応用編
2.1. トランジスタ1,2石による定電流/定電圧回路の設計
2.2. トランジスタ3~5石程度の定電圧回路の設計
2.3. トランジスタとOPアンプを組み合わせた拡張回路の設計
3. トランジスタ・アンプ回路の実践編
3.1. 全トランジスタによる・ヘッドフォン・アンプの設計
3.2. 音質を決めるアンプのセトリング時間や位相余裕の解析
3.3. AC特性を電圧帰還型と電流帰還型で比較してみる
●参考文献
トランジスタ技術,2021年度版1月,6~8月号の新人技術者のためのアナログ回路設計スタディ.
セミナーで取り上げる USB用電源を利用したイヤホン・アンプの設計例
ヘッドフォン・アンプのステップ応答特性の比較
・トランジスタの本質を理解して自分流のオーディオ・アンプを製作したい方
・アナログ回路の実設計に役立てたい方.
●講演の目標
1. 趣味のトランジスタ・オーディオ・アンプが設計できる.
2. 実践面でOPアンプの選択が正しくできるようになる.
3. OPアンプ回路のトラブルに際して,正確に問題が把握できるようになる.
●内容
1. トランジスタ回路設計の基礎編
1.1. オームの等式は電子回路の基礎の基礎
1.2. h定数をベースにしたトランジスタの本質を理解
1.3. ぴったりG=10倍の1石ACアンプの設計方法
1.4. ぴったりG=100倍の2石ACアンプの設計方法
2. トランジスタ回路設計の応用編
2.1. トランジスタ1,2石による定電流/定電圧回路の設計
2.2. トランジスタ3~5石程度の定電圧回路の設計
2.3. トランジスタとOPアンプを組み合わせた拡張回路の設計
3. トランジスタ・アンプ回路の実践編
3.1. 全トランジスタによる・ヘッドフォン・アンプの設計
3.2. 音質を決めるアンプのセトリング時間や位相余裕の解析
3.3. AC特性を電圧帰還型と電流帰還型で比較してみる
●参考文献
トランジスタ技術,2021年度版1月,6~8月号の新人技術者のためのアナログ回路設計スタディ.
セミナーで取り上げる USB用電源を利用したイヤホン・アンプの設計例
ヘッドフォン・アンプのステップ応答特性の比較
【受講者が持参するもの】
LTspice XVIIをインストールしたWindows PC
・LTspice XVIIのダウンロード先
https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.html
LTspice XVIIをインストールしたWindows PC
・LTspice XVIIのダウンロード先
https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.html
【講師】
中村 黄三 氏〔元日本テキサス・インスツルメンツ 上級主任技師 〕
医療機器メーカにて心電計・血圧計などの設計に従事したあと,1986年にバー・ブラウン(BB)の日本法人にアプリケーション・エンジニア課長として入社.2000年にテキサスインスツルメンツ(TI)がBBを買収後は,同社営業本部のフィールド・アプリケーション・エンジニア(FAE)部門で上級主任技師として定年の2007年まで勤務.その後,アナログ技術に関する教育専門職契約 により,2013年まで社内・顧客トレーニングに従事.
中村 黄三 氏〔元日本テキサス・インスツルメンツ 上級主任技師 〕
医療機器メーカにて心電計・血圧計などの設計に従事したあと,1986年にバー・ブラウン(BB)の日本法人にアプリケーション・エンジニア課長として入社.2000年にテキサスインスツルメンツ(TI)がBBを買収後は,同社営業本部のフィールド・アプリケーション・エンジニア(FAE)部門で上級主任技師として定年の2007年まで勤務.その後,アナログ技術に関する教育専門職契約 により,2013年まで社内・顧客トレーニングに従事.