超々ビギナ講座・高周波技術の基礎と仕組み【オンライン限定セミナ,トランジスタ技術特集関連企画】
超々ビギナ講座・高周波技術の基礎と仕組み【オンライン限定セミナ,トランジスタ技術特集関連企画】
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【開催日】2021年12月23日(木) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES21-0139 【受講料】22,000円(税込)
【会場】オンライン限定セミナ
【セミナNo.】ES21-0139 【受講料】22,000円(税込)
【会場】オンライン限定セミナ
申込締切は12月15日です。
※本セミナはZoomを使ったオンライン限定セミナです。
詳細は、オンライン限定セミナについてを参照ください。
無線通信や放送等の分野だけでなく,様々な電子機器の信号処理の高速化が進められている.
今では,デジタル回路の高速化=高周波化が進んだおかげで,ずい分とパソコンなどのIT機器のスピードも向上し便利になっている.
また,高周波化することで,アンテナだけでなく使用する部品等も小さくなり,機器の小型化・軽量化を促進している.
こうした高速化の流れに沿って,様々な分野の技術者にも高周波のふるまいを知る必要が生じている.
しかしながら,高周波技術を習得するのは難しく時間も要するもので,いきなり分布定数で扱うと言われても何のことやらとなる.
本講座では,高周波を取り扱う入門として,高周波も「波」なので人が感じることができるやさしい波から始め,その性質を把握する.
見えない電波を時間軸や周波数軸で表し描き,扱いにくい高周波を理解する助けとする.
また,高周波信号の基本式やそれを定量的に扱うための数式等を見るだけでなく,エクセルを用いて簡単な高周波ツールを自分で構築する演習を取り入れて理解を深める.
※本セミナはZoomを使ったオンライン限定セミナです。
詳細は、オンライン限定セミナについてを参照ください。
無線通信や放送等の分野だけでなく,様々な電子機器の信号処理の高速化が進められている.
今では,デジタル回路の高速化=高周波化が進んだおかげで,ずい分とパソコンなどのIT機器のスピードも向上し便利になっている.
また,高周波化することで,アンテナだけでなく使用する部品等も小さくなり,機器の小型化・軽量化を促進している.
こうした高速化の流れに沿って,様々な分野の技術者にも高周波のふるまいを知る必要が生じている.
しかしながら,高周波技術を習得するのは難しく時間も要するもので,いきなり分布定数で扱うと言われても何のことやらとなる.
本講座では,高周波を取り扱う入門として,高周波も「波」なので人が感じることができるやさしい波から始め,その性質を把握する.
見えない電波を時間軸や周波数軸で表し描き,扱いにくい高周波を理解する助けとする.
また,高周波信号の基本式やそれを定量的に扱うための数式等を見るだけでなく,エクセルを用いて簡単な高周波ツールを自分で構築する演習を取り入れて理解を深める.
●内容
1. 高周波の世界
1.1 なぜいま高周波技術なのか
1.2 より高い周波数,より短い波長へ
1.3 高周波のふるまいを知らないと失敗してしまう実例
2. 電波と波長と高周波
2.1 波が振動し伝わるイメージ
2.2 電波の周波数と波長
2.3 電波が媒質中を進むときの速度
2.4 高周波の波はなぜ扱いにくいのか
3. 高周波信号を定量的に表す
3.1 振幅と位相と角周波数
3.2 信号の大きさの表わし方
3.3 信号をdB(デシベル)で表す
3.4 信号を時間軸と周波数軸で表す
3.5 方形波は多くの正弦波の合成
4. 電子部品の特性は周波数によって変化する
4.1 抵抗,コイル,コンデンサの理想特性
4.2 インピーダンスのベクトル表示
4.3 実際の抵抗,コイル,コンデンサの周波数特性
5. 共振回路のしくみを理解する
5.1 LC共振回路のふるまいと周波数特性
5.2 LC共振で周波数の選択性をもたせる
5.3 共振回路の性能はQで表す
6. ロスなく高周波信号を伝えるには
6.1 反射波を発生させないインピーダンス整合
6.2 反射係数とリターンロスとVSWRの関係
6.3 プリント基板上で伝送線路を実現する
6.4 スミス・チャートを用いる利点
6.5 インピーダンスの動きをスミス・チャートで見る
※プログラム進行の適時にエクセル演習問題を行う
●参考文献
トランジスタ技術 2021年11月号「秋入学!エレキ工学超入門」
https://toragi.cqpub.co.jp/magazine/202111/
1. 高周波の世界
1.1 なぜいま高周波技術なのか
1.2 より高い周波数,より短い波長へ
1.3 高周波のふるまいを知らないと失敗してしまう実例
2. 電波と波長と高周波
2.1 波が振動し伝わるイメージ
2.2 電波の周波数と波長
2.3 電波が媒質中を進むときの速度
2.4 高周波の波はなぜ扱いにくいのか
3. 高周波信号を定量的に表す
3.1 振幅と位相と角周波数
3.2 信号の大きさの表わし方
3.3 信号をdB(デシベル)で表す
3.4 信号を時間軸と周波数軸で表す
3.5 方形波は多くの正弦波の合成
4. 電子部品の特性は周波数によって変化する
4.1 抵抗,コイル,コンデンサの理想特性
4.2 インピーダンスのベクトル表示
4.3 実際の抵抗,コイル,コンデンサの周波数特性
5. 共振回路のしくみを理解する
5.1 LC共振回路のふるまいと周波数特性
5.2 LC共振で周波数の選択性をもたせる
5.3 共振回路の性能はQで表す
6. ロスなく高周波信号を伝えるには
6.1 反射波を発生させないインピーダンス整合
6.2 反射係数とリターンロスとVSWRの関係
6.3 プリント基板上で伝送線路を実現する
6.4 スミス・チャートを用いる利点
6.5 インピーダンスの動きをスミス・チャートで見る
※プログラム進行の適時にエクセル演習問題を行う
●参考文献
トランジスタ技術 2021年11月号「秋入学!エレキ工学超入門」
https://toragi.cqpub.co.jp/magazine/202111/
【受講者が持参するもの】
・Microsoft Excel 2000以降をインストールしたノートPC
・Microsoft Excel 2000以降をインストールしたノートPC
【講師】
小宮 浩 氏〔RFデザインノート エンジニア〕
1956年生まれ.スペクトラム・アナライザ,シグナル・ソース,ネットワーク・アナライザの開発設計に従事. 現在はRFデザインノートとして高周波回路の受託開発設計,コンサルティングに従事.セミナ 講師や専門学校非常勤講師を務める.
小宮 浩 氏〔RFデザインノート エンジニア〕
1956年生まれ.スペクトラム・アナライザ,シグナル・ソース,ネットワーク・アナライザの開発設計に従事. 現在はRFデザインノートとして高周波回路の受託開発設計,コンサルティングに従事.セミナ 講師や専門学校非常勤講師を務める.