※本セミナはGoogle Meetを使ったオンライン同時開催セミナです。
オンライン受講を希望される場合は、セミナ申込後、メールでご連絡ください。
オンライン受講の申込締切は3月4日です。3月5日以降の申込は会場受講のみとなります。
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電気の基本量である電圧と電流の振る舞いがイメージできれば、電子回路の理解は難しくない。電圧と電流の関係の鍵であるオームの法則に、位相とインピーダンスの考え方を加えれば、交流回路の振る舞いを理解できる。位相とインピーダンスを表現するツールが「ベクトル」であり、位相とベクトルが理解できればオームの法則と組み合わせることにより、アナログ回路の世界を完全制覇できることになる。本セミナは、2日に渡り、オームの法則とベクトル・複素数で交流回路を徹底的に解説する。
第1日目の基礎編ではオームの法則と位相、インピーダンスについて、波形とベクトルを意識しながら理解する。第2日目の応用編では、とても難しいものと思われがちな「複素数」にフォーカスして、電子回路の計算に多用される複素数が、非常にシンプルで便利なものであることを説明する。
オームの法則に位相とインピーダンスを表わす複素数を加えれば、交流回路の振る舞いをすべて数式で表現できる。これらの点を分かりやすく、かつ実際にも応用できるように説明する。
なお本セミナではオームの法則、波形と位相、インピーダンス、ベクトル、複素数について、受講者自身がベクトル作画実習と複素数を用いた計算実習を行いながら、相互の関係を理解していく。シミュレーションにはLTspiceを活用する。
●対象聴講者
・電子回路初心者
・ソフトウエア設計者
・LSI(言語)設計からボード・レベルのハードウエア設計に転向した方
・電気・電子系学部の大学生
●講演の目標
・交流回路で電圧と電流がどのように振る舞っているかを理解できる
・インピーダンスと位相の概念を理解できる
・交流回路における電圧と電流、またインピーダンスと位相の相関関係を、ベクトルと複素数を用いて理解し、作画や計算ができるようになる
●内容
基礎編1. イントロダクション「わかっていないと苦労する」
2. オームの法則と電気の基本量「電圧と電流」
3. 交流回路でもまったく同じに成り立つオームの法則
4. 交流回路計算はオームの法則に位相の概念を加えただけ(それがインピーダンス)
5. インピーダンスを生じる電子部品の回路上での大きさと位相の変化を見てみる
6. コイル(L)とコンデンサ(C)で生じる位相を極座標とベクトルで考える
7. ベクトルの合成で並列回路の電流が計算できる(よく使うコンデンサで考える)
8. ベクトルの合成で直列回路の電圧が計算できる(よく使うコンデンサで考える)
9. よく使う基本回路の振幅と位相を実際にシミュレーションしてみる
応用編10. 位相と大きさを表す 「ベクトルと複素数」
11. コイルとコンデンサと「複素数」
12. ベクトルと複素数と実際の回路を半田付けする
13. 並列回路をベクトルと複素数で解析してみる
14. 極座標形式でなくA+jB形式で計算してみる
15. 複素数の数式で計算してみる
16. ポイントの整理とまとめ
●参考文献
・石井 聡;『
合点!電子回路超入門』、CQ出版社、2009年11月.
・石井 聡;『
電子回路設計のための電気 無線数学』、CQ出版社、2008年5月.