Linuxを利用した組み込みシステムの開発 [講師実演付き]【オンライン限定セミナ】

Linuxを利用した組み込みシステムの開発 [講師実演付き]【オンライン限定セミナ】
―― 操作法からデバイス・ドライバ作成,ROM化の事例

  

【開催日】2020年8月20日(木) ~ 2020年8月21日(金) 10:00-17:00 2日コース
【セミナNo.】ES20-0068  【受講料】40,000円(税込)
【会場】オンライン限定セミナ

申込締切は8月13日です。
※本セミナはGoogle Meetを使ったオンライン限定セミナです。
詳細は、オンライン限定セミナについてを参照ください。


 Linuxが組み込みシステム開発に利用されることが一般的になってきた。他の組み込み用のOSに比べ、オープンであるというだけでなく、ネットワーク機能やファイル・システム、ユーザ・インターフェースをサポートしており、これらに関係するやっかいな問題を一気に、そして柔軟にクリアできる点が魅力である。ただし、実際にLinuxを利用しようとすると、OSについての十分な理解が必要となる。
 本セミナでは、機器への組み込みを前提としたソフトウェア開発の方法と、開発環境の構築について、基礎から分かりやすく解説する。
 講師が実際に開発したARM CPUの小型の組み込みLinuxボードを例に、組み込み機器の開発にLinuxを利用する際の参考となる事例やノウハウを紹介する。

●対象聴講者
・Linux(もしくは*BSD、UNIX系OS)のls, cp, vi, mountといった一般的な基本コマンドを知っている方
・C言語で「構造体のポインタ」程度まで理解している方

●講演の目標
・Linuxカーネルを起動するためのブートローダの知識を得られる
・カーネルをビルドし、ROMに書き込む手順を理解できる
・ルート・ファイル・システムがなぜ必要なのかを理解できる

●内容
〔1日目〕
1. Linux概要
 1.1 組み込みにLinux?
 1.2 Linuxの歴史と概要
2. Linuxアーキテクチャ
 2.1 カーネル空間、プロセス空間
 2.2 実行コンテキスト
3. オープン・ソース、GPL
4. 実機による実演(ARM-Linux)
 4.1 組み立て、立ち上げ
 4.2 Linux基本操作
5. 開発環境の構築
 5.1 クロス・コンパイラ
 5.2 NFSサーバ
6. カーネル
 6.1 入手、展開
 6.2 コンフィグレーション
 6.3 ビルド、インストール

〔2日目〕
7. デバイス・ドライバ・プログラミング
 7.1 デバイス番号とデバイス・ファイル
 7.2 キャラクタ型デバイス・ドライバ
 7.3 割り込み
 7.4 セマフォ
 7.5 物理メモリの共有
8. ブートローダの仕組み
9. Rootfsの作り方

シリコンリナックス製。型式 CAT845仕様 RZ/G1E-PF(CortexA7-Dual)、RAM1G、ROM64M、LAN、シリアル、時計IC搭載 組み込みLinux基板
シリコンリナックス製。型式 CAT845仕様 RZ/G1E-PF(CortexA7-Dual)、RAM1G、ROM64M、LAN、シリアル、時計IC搭載 組み込みLinux基板


【講師】
海老原 祐太郎 氏〔シリコンリナックス(株) 代表取締役〕
 1995年にLinuxに出会い, 2000年に組み込みLinuxを事業化するために起業.現在に至る.


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コース

 2日コース

カテゴリ

 組み込みシステム

シリーズ

 

特徴

 オンライン限定セミナ
 講師実演

キーワード

 Linux
 OS
 オープン・ソース
 ソフトウェア
 開発環境
 開発手法

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