実習・KiCadを利用した回路設計から始める電子基板開発

実習・KiCadを利用した回路設計から始める電子基板開発
―― 回路設計から自作基板および外注データ製作テクニック

  

【開催日】2019年12月8日(日) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES19-0135  【受講料】23,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 本講座は,電子回路技術者がより積極的に基板試作,開発が行えるよう,総合開発環境ソフトとして「KiCad」を利用した一連の開発ステップを習得する事が目的である.
 講義のテーマとしてUSB機器用の簡易モバイル電源の設計を行い,実際に動作するプリント基板の製作用データにまとめる所まで行う.作成したデータは別途基板加工機で試作回路製作の実習に利用したり,基板製作の外注に出す事ができる.

1.イントロダクション
2.開発環境「KiCad」構成
 2.1 CADシステム構成
 2.2 データ保存構成
3.実習:回路図を書く
 3.1 回路図ファイルの作成方法
 3.2 回路図検図方法
 3.3 回路図からのデータ出力
4.実習:基板上の回路図を編集する
 4.1 回路図エディタの起動とデータ読み込み
 4.2 必要なデータの関連付け作業
 4.3 基板上回路図の編集
5.実習:基板外形を作図する
 5.1 外形,ねじ穴などの作図
 5.2 部品図,シルク作図
 5.3 ベタ塗り,パターン化
6.出力データの作成
 6.1 外注用データの作成
 6.2 基板加工機用データの作成
 6.3 作成データの保管方法

●対象聴講者
・電子回路の基本的な知識があり,自作の回路製作を行いたい方
・1枚の回路試作から外注基板製作まで行う機会が頻繁にある方
・電子回路CADの習得を目指す方

●講演の目標
・電子回路の開発にCAD利用とデータ化によって効率の向上が図れる
・基板加工機や外注に利用できるデータ作成を自身で行える様になる 
・手加工では作れない高密度部品の基板開発が行える様になる


【受講者が持参するもの】
KiCadをインストールしたノートPC(講義に使用するKiCadは,バージョン5.1.4をベースに進める予定です.
OSのバージョンは32bit,64bit,MAC OSで特に機能の差はありません.
お持ちで無い場合は,事務局で貸し出ししますので,12月5日までにご連絡ください.)

【講師】
藤野 裕之 氏〔フリーランス・エンジニア 〕
 育英高専電気工学科卒業後、日立電子エンジニアリング入社. 半導体及び液晶等の製造検査機器エンジニアを経て2002年に独立.大手分冊百貨出版社においてロボット等電子機器を付録化するビジネスプランのマネジメント業務と製品開発等を受託する等の実績を経て,現在は医療機器開発支援等をメインにフリーのエンジニアとして活躍中.


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コース

 1日コース

カテゴリ

 回路・電子部品
 基板・ノイズ

シリーズ

 

特徴

 演習あり
 実習

キーワード

 ボード
 開発手法
 技術教育
 研究開発
 電子工作
 電子部品

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