実習・ LTspiceを活用したローノイズ・アナログ回路設計入門
実習・ LTspiceを活用したローノイズ・アナログ回路設計入門
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【開催日】2019年10月11日(金) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES19-0103 【受講料】30,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES19-0103 【受講料】30,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
ノイズが生じる原理を理解していないため,要求されるローノイズ・アナログ回路を実現できず,途方に暮れてしまうことはないでしょうか.ノイズ発生については基本的な理論があり,それを押さえれば適切な高性能回路が実現できるのです.
このセミナではノイズが生じる原理を説明し,その原理を回路シミュレータLTspiceで確認します.
そして,どのようにすればローノイズ・アナログ回路を実現できるのか,理論的な視点からシミュレーションを通して理解していきます.単なる講師の説明だけでなく,LTspiceを実際に用いて実習しながら,体得できるように進めていきます.
このセミナではノイズが生じる原理を説明し,その原理を回路シミュレータLTspiceで確認します.
そして,どのようにすればローノイズ・アナログ回路を実現できるのか,理論的な視点からシミュレーションを通して理解していきます.単なる講師の説明だけでなく,LTspiceを実際に用いて実習しながら,体得できるように進めていきます.
1. サーマル・ノイズのモデルと理論
a) ホワイト・ノイズの基礎理論
b) 抵抗のサーマル・ノイズ・モデル
c) 並列接続抵抗のノイズ電圧の計算
2. 基本的なサーマル・ノイズ・シミュレーション
a) 抵抗のノイズ・シミュレーション
b) シミュレーション結果の見方
3. OPアンプのノイズ・モデルと計算方法
a) OPアンプ内部のノイズ・モデル
b) 回路全体としてのノイズ・モデル
c) ノイズ・ゲインの考え方
d) 超ローノイズOPアンプでのノイズ・シミュレーション
e) 信号源インピーダンスに適したOPアンプの選定
4. コンバータ・システムにおけるノイズ特性の考え方
a) ADCの信号レベルとSN比の考え方
b) システム全体でのノイズ解析
5. ハイ・インピーダンス信号源のノイズ特性の考え方(フォトダイオード用IVアンプ)
a) IVアンプのノイズ源とノイズ・ゲイン
b) IVアンプでのノイズ・シミュレーション
6. 抵抗のサーマル・ノイズを測定(実験結果をスライドとビデオで紹介)
a) ローノイズOPアンプAD797を用いた回路
b) 測定状態のビデオ紹介
c) 測定結果の考察
7. 関連する話題
8. まとめ
利得80dBのノイズ測定アンプの周波数特性(-40dBアッテネータを接続して測定)
被測定抵抗1kΩ(金属皮膜)のサーマル・ノイズ測定結果.入力換算ノイズは5.0093nV/rtHz
測定の様子
ノイズ測定アンプ基板
●対象聴講者
・電子回路のホワイト・ノイズ(サーマル・ノイズ)の原理を詳しく知りたい方
・ローノイズなOPアンプ回路を実現したい方
・コンバータ・システムにおけるノイズ特性を見積もりたい方
・フォトダイオード用IVアンプでのノイズ特性を見積もりたい方
●講演の目標
・ホワイト・ノイズ,サーマル・ノイズの基礎理論を理解する
・Ltspiceでのノイズ・シミュレーションの考え方,使い方を理解する
・OPアンプ内部,回路全体でのノイズ・モデルの考え方を理解する
・適切なローノイズ特性を実現できるOPアンプの選定方法が身につく
・コンバータ・システムにおけるノイズ特性の考え方を理解する
・フォトダイオード用IVアンプでのノイズ特性の考え方とシミュレーション方法を理解する
a) ホワイト・ノイズの基礎理論
b) 抵抗のサーマル・ノイズ・モデル
c) 並列接続抵抗のノイズ電圧の計算
2. 基本的なサーマル・ノイズ・シミュレーション
a) 抵抗のノイズ・シミュレーション
b) シミュレーション結果の見方
3. OPアンプのノイズ・モデルと計算方法
a) OPアンプ内部のノイズ・モデル
b) 回路全体としてのノイズ・モデル
c) ノイズ・ゲインの考え方
d) 超ローノイズOPアンプでのノイズ・シミュレーション
e) 信号源インピーダンスに適したOPアンプの選定
4. コンバータ・システムにおけるノイズ特性の考え方
a) ADCの信号レベルとSN比の考え方
b) システム全体でのノイズ解析
5. ハイ・インピーダンス信号源のノイズ特性の考え方(フォトダイオード用IVアンプ)
a) IVアンプのノイズ源とノイズ・ゲイン
b) IVアンプでのノイズ・シミュレーション
6. 抵抗のサーマル・ノイズを測定(実験結果をスライドとビデオで紹介)
a) ローノイズOPアンプAD797を用いた回路
b) 測定状態のビデオ紹介
c) 測定結果の考察
7. 関連する話題
8. まとめ
利得80dBのノイズ測定アンプの周波数特性(-40dBアッテネータを接続して測定)
被測定抵抗1kΩ(金属皮膜)のサーマル・ノイズ測定結果.入力換算ノイズは5.0093nV/rtHz
測定の様子
ノイズ測定アンプ基板
●対象聴講者
・電子回路のホワイト・ノイズ(サーマル・ノイズ)の原理を詳しく知りたい方
・ローノイズなOPアンプ回路を実現したい方
・コンバータ・システムにおけるノイズ特性を見積もりたい方
・フォトダイオード用IVアンプでのノイズ特性を見積もりたい方
●講演の目標
・ホワイト・ノイズ,サーマル・ノイズの基礎理論を理解する
・Ltspiceでのノイズ・シミュレーションの考え方,使い方を理解する
・OPアンプ内部,回路全体でのノイズ・モデルの考え方を理解する
・適切なローノイズ特性を実現できるOPアンプの選定方法が身につく
・コンバータ・システムにおけるノイズ特性の考え方を理解する
・フォトダイオード用IVアンプでのノイズ特性の考え方とシミュレーション方法を理解する
【受講者が持参するもの】
* LTspice XVIIをインストールしたノートパソコン(アナログ・デバイセズ,https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.htmlからダウンロードできます).
* 関数電卓
上記ノートPC,関数電卓は,貸し出しも可能です.貸し出しを希望される方は,事前に,事務局にメールでご連絡ください.
* LTspice XVIIをインストールしたノートパソコン(アナログ・デバイセズ,https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.htmlからダウンロードできます).
* 関数電卓
上記ノートPC,関数電卓は,貸し出しも可能です.貸し出しを希望される方は,事前に,事務局にメールでご連絡ください.
【講師】
石井 聡 氏〔アナログ・デバイセズ(株) リージョナルマーケティンググループ〕
東京農工大学1986年卒業,双葉電子工業株式会社を経て,現在,アナログ・デバイセズ株式会社 リージョナルマーケティンググループ.1985年第1級無線技術士合格,1994年技術士(電気・電子部門)合格,2002年横浜国立大学大学院博士課程後期(電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了.2017年中小企業診断士登録
石井 聡 氏〔アナログ・デバイセズ(株) リージョナルマーケティンググループ〕
東京農工大学1986年卒業,双葉電子工業株式会社を経て,現在,アナログ・デバイセズ株式会社 リージョナルマーケティンググループ.1985年第1級無線技術士合格,1994年技術士(電気・電子部門)合格,2002年横浜国立大学大学院博士課程後期(電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了.2017年中小企業診断士登録