
オームの法則と位相が分かれば電子回路がすべてわかる(基礎/応用編)
オームの法則と位相が分かれば電子回路がすべてわかる(基礎/応用編)
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【開催日】2019年9月14日(土) ~ 2019年9月21日(土) 10:00-17:00 全2回コース
【セミナNo.】ES19-0086 【受講料】33,000円(税込) /学生料金29,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES19-0086 【受講料】33,000円(税込) /学生料金29,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]

電気の基本量である電圧と電流の振る舞いがイメージできれば,電子回路の理解は難しくない.電圧と電流の関係の鍵であるオームの法則に,位相とインピーダンスの考え方を加えれば,交流回路の振る舞いを理解できる.位相とインピーダンスを表現するツールが「ベクトル」であり,位相とベクトルが理解できればオームの法則と組み合わせることにより,アナログ回路の世界を完全制覇できることになる.本セミナは,土曜日2日に渡り,オームの法則とベクトル・複素数で交流回路を徹底的に解説する.
第1日目の基礎編ではオームの法則と位相,インピーダンスについて,波形とベクトルを意識しながら理解する.
また,第2日目の応用編では, とても難しいものと思われがちな「複素数」にフォーカスして,電子回路の計算に移用する複素数が,非常にシンプルで便利なものであることを説明する.
オームの法則に位相とインピーダンスを表わす複素数を加えれば,交流回路の振る舞いをすべて数式で表現できる.これらの点を分かりやすく,かつ実際にも応用できるように説明する.
なお本セミナではオームの法則,波形と位相,インピーダンス,ベクトル,複素数について,受講者自身がベクトル作画実習と複素数を用いた計算実習を行いながら,相互の関係を理解していく.シミュレーションにはLTspiceを活用する.
第1日目の基礎編ではオームの法則と位相,インピーダンスについて,波形とベクトルを意識しながら理解する.
また,第2日目の応用編では, とても難しいものと思われがちな「複素数」にフォーカスして,電子回路の計算に移用する複素数が,非常にシンプルで便利なものであることを説明する.
オームの法則に位相とインピーダンスを表わす複素数を加えれば,交流回路の振る舞いをすべて数式で表現できる.これらの点を分かりやすく,かつ実際にも応用できるように説明する.
なお本セミナではオームの法則,波形と位相,インピーダンス,ベクトル,複素数について,受講者自身がベクトル作画実習と複素数を用いた計算実習を行いながら,相互の関係を理解していく.シミュレーションにはLTspiceを活用する.
基礎編:9月14日(土)開催
1. イントロダクション「分かっていないと苦労する」
2. オームの法則と電気の基本量「電圧と電流」
3. 交流回路でもまったく同じに成り立つオームの法則
4. 交流回路計算はオームの法則に位相の概念を加えただけ(それがインピーダンス)
5. インピーダンスを生じる電子部品はどんなもので回路上でどのように振る舞うのか
6. コイル(L)とコンデンサ(C)で生じる位相を極座標とベクトルで考える
7. ベクトルの合成で並列回路の電流が計算できる(よく使うコンデンサで考える)
8. ベクトルの合成で直列回路の電圧が計算できる
9. よく使う基本回路の振幅と位相を詳しく考える
応用編:9月21日(土)開催
1.イントロダクション
2.インピーダンスを生じる電子部品はどんなもので,回路上でどのように振る舞うのか
3.位相と大きさを表す 「ベクトルと複素数」
4.ベクトルと複素数と 実際の回路をはんだ付けする
5.オームの法則プラス複素数をもとに,実際の基本回路を作画と計算で理解してみる
6.ポイントの整理とまとめ
●対象聴講者
・電子回路初心者
・ソフトウエア設計者
・LSI(言語)設計からボード・レベルのハードウエア設計に転向した方
・電気・電子系学部の大学生
●講演の目標
・交流回路で電圧と電流がどのように振る舞っているかを理解できる
・またインピーダンスと位相の概念を理解できる
・交流回路における電圧と電流,またインピーダンスと位相の相関関係を,ベクトルと複素数を用いて理解し,作画や計算ができるようになる
●参考文献
・石井 聡;『合点!電子回路超入門』,CQ出版社,2009年11月.
・石井 聡;『電子回路設計のための電気 無線数学』,CQ出版社,2008年5月.
1. イントロダクション「分かっていないと苦労する」
2. オームの法則と電気の基本量「電圧と電流」
3. 交流回路でもまったく同じに成り立つオームの法則
4. 交流回路計算はオームの法則に位相の概念を加えただけ(それがインピーダンス)
5. インピーダンスを生じる電子部品はどんなもので回路上でどのように振る舞うのか
6. コイル(L)とコンデンサ(C)で生じる位相を極座標とベクトルで考える
7. ベクトルの合成で並列回路の電流が計算できる(よく使うコンデンサで考える)
8. ベクトルの合成で直列回路の電圧が計算できる
9. よく使う基本回路の振幅と位相を詳しく考える
応用編:9月21日(土)開催
1.イントロダクション
2.インピーダンスを生じる電子部品はどんなもので,回路上でどのように振る舞うのか
3.位相と大きさを表す 「ベクトルと複素数」
4.ベクトルと複素数と 実際の回路をはんだ付けする
5.オームの法則プラス複素数をもとに,実際の基本回路を作画と計算で理解してみる
6.ポイントの整理とまとめ
●対象聴講者
・電子回路初心者
・ソフトウエア設計者
・LSI(言語)設計からボード・レベルのハードウエア設計に転向した方
・電気・電子系学部の大学生
●講演の目標
・交流回路で電圧と電流がどのように振る舞っているかを理解できる
・またインピーダンスと位相の概念を理解できる
・交流回路における電圧と電流,またインピーダンスと位相の相関関係を,ベクトルと複素数を用いて理解し,作画や計算ができるようになる
●参考文献
・石井 聡;『合点!電子回路超入門』,CQ出版社,2009年11月.
・石井 聡;『電子回路設計のための電気 無線数学』,CQ出版社,2008年5月.
【受講者が持参するもの】
関数電卓,筆記用具,Ltspice XVIIをインストールしたノートパソコン(アナログ・デバイセズ,https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.htmlからダウンロードできます).お持ちでない方には関数電卓・PCを貸し出し(LTspiceをインストール済)いたしますので,事前にご連絡ください.
関数電卓,筆記用具,Ltspice XVIIをインストールしたノートパソコン(アナログ・デバイセズ,https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.htmlからダウンロードできます).お持ちでない方には関数電卓・PCを貸し出し(LTspiceをインストール済)いたしますので,事前にご連絡ください.
【講師】
石井 聡 氏〔アナログ・デバイセズ(株) リージョナルマーケティンググループ〕
東京農工大学1986年卒業,双葉電子工業株式会社を経て,現在,アナログ・デバイセズ株式会社 リージョナルマーケティンググループ.1985年第1級無線技術士合格,1994年技術士(電気・電子部門)合格,2002年横浜国立大学大学院博士課程後期(電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了.2017年中小企業診断士登録
石井 聡 氏〔アナログ・デバイセズ(株) リージョナルマーケティンググループ〕
東京農工大学1986年卒業,双葉電子工業株式会社を経て,現在,アナログ・デバイセズ株式会社 リージョナルマーケティンググループ.1985年第1級無線技術士合格,1994年技術士(電気・電子部門)合格,2002年横浜国立大学大学院博士課程後期(電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了.2017年中小企業診断士登録