
実習・GNU Radioで始めるSDR入門[教材付き]
実習・GNU Radioで始めるSDR入門[教材付き]
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【開催日】2019年8月31日(土) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES19-0083 【受講料】25,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社5Fセミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES19-0083 【受講料】25,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社5Fセミナ・ルーム [地図]

本セミナの目的はソフトウェア無線技術を体験することである.具体的には,ソフトウェアとしてGNU RadioとLinux,ハードウェアとして約20MHz~1GHzの電波を受信することができるRTL-SDRを用いる.実習で使用したRTL-SDRは持ち帰る事ができる.参加対象はソフトウェア無線の初心者である.本セミナで体験したことを家に帰ってから復習・拡張できるように工夫をしている.
ソフトウェア無線とは,従来はASICやFPGAでしか処理できなかった電波の処理を,パーソナル・コンピュータのCPUで処理できるようにした技術である.ソフトウェア無線によって,電波はソフトウェアから扱うことのできる柔らかい万能素材となった.例えば,オープンソースのソフトウェア無線プラットフォームであるGNU Radioを用いることで,電波をPythonで処理してラジオやテレビを作ることができる.さらにGNU RadioはGUIでのプログラミング環境を提供しているため,マウスの操作だけでも無線機を構築することができる.
本セミナを通じて電波を少しでも身近で簡単に扱える物だと感じていただきたい.
ソフトウェア無線とは,従来はASICやFPGAでしか処理できなかった電波の処理を,パーソナル・コンピュータのCPUで処理できるようにした技術である.ソフトウェア無線によって,電波はソフトウェアから扱うことのできる柔らかい万能素材となった.例えば,オープンソースのソフトウェア無線プラットフォームであるGNU Radioを用いることで,電波をPythonで処理してラジオやテレビを作ることができる.さらにGNU RadioはGUIでのプログラミング環境を提供しているため,マウスの操作だけでも無線機を構築することができる.
本セミナを通じて電波を少しでも身近で簡単に扱える物だと感じていただきたい.
1. ソフトウェア無線の基礎
1.1 ソフトウェア無線とは何か?
1.2 Windowsでソフトウェア無線を体験
2. GNU Radioを体験
2.1 GNU Radioとは何か?
2.2 GNU Radio Companionとは何か?
2.3 Linux + GNU Radio Companionによるスペアナの実装を体験
3. GNU Radioで学ぶ信号処理
3.1 Pythonとは何か?
3.2 Linux + GNU Radio CompanionによるFMラジオの実装を体験
3.3 Linux + GNU Radio + Pythonを用いたFMラジオの実装を体験
3.4 Linux + GNU Radio + Pythonを用いたワンセグ受信機の実装を体験
3.5 Linux + GNU Radio + Pythonを用いたキーレスエントリーのパケット解析

GNU Radio Companionの実行画面例
●対象聴講者
・ソフトウェア無線に興味がある人
ソフトウェア無線技術がどのような技術か体験できます.
・電波を使った電子工作に興味がある人
電波をソフトウェアで扱う感覚がつかめると電子工作の幅が広がります.
・無線通信技術に興味がある人
電波を肌で触るような感覚を体感して欲しいです.
・FMラジオ、テレビ、スペクトラム・アナライザを自作してみたい人
身の回りのものを自作できるのは楽しいです.
・プログラミングが得意だが電波がよく分からない人
ハードウェアでしか扱えなかった電波をソフトウェアで扱うことの面白さを体験して欲しいです.
●講演の目標
・ソフトウェア無線とは何かが分かる
・電波が身近になる
・FMラジオを自作できる
・テレビを自作できる
・スペクトラム・アナライザを自作できる
1.1 ソフトウェア無線とは何か?
1.2 Windowsでソフトウェア無線を体験
2. GNU Radioを体験
2.1 GNU Radioとは何か?
2.2 GNU Radio Companionとは何か?
2.3 Linux + GNU Radio Companionによるスペアナの実装を体験
3. GNU Radioで学ぶ信号処理
3.1 Pythonとは何か?
3.2 Linux + GNU Radio CompanionによるFMラジオの実装を体験
3.3 Linux + GNU Radio + Pythonを用いたFMラジオの実装を体験
3.4 Linux + GNU Radio + Pythonを用いたワンセグ受信機の実装を体験
3.5 Linux + GNU Radio + Pythonを用いたキーレスエントリーのパケット解析

GNU Radio Companionの実行画面例
●対象聴講者
・ソフトウェア無線に興味がある人
ソフトウェア無線技術がどのような技術か体験できます.
・電波を使った電子工作に興味がある人
電波をソフトウェアで扱う感覚がつかめると電子工作の幅が広がります.
・無線通信技術に興味がある人
電波を肌で触るような感覚を体感して欲しいです.
・FMラジオ、テレビ、スペクトラム・アナライザを自作してみたい人
身の回りのものを自作できるのは楽しいです.
・プログラミングが得意だが電波がよく分からない人
ハードウェアでしか扱えなかった電波をソフトウェアで扱うことの面白さを体験して欲しいです.
●講演の目標
・ソフトウェア無線とは何かが分かる
・電波が身近になる
・FMラジオを自作できる
・テレビを自作できる
・スペクトラム・アナライザを自作できる
【受講者が持参するもの】
USBメモリ(4GB以上.実習で作成したファイルを持ち帰るため.Linuxで読み書きできるフォーマット.Ext4,FAT32など)
USBメモリ(4GB以上.実習で作成したファイルを持ち帰るため.Linuxで読み書きできるフォーマット.Ext4,FAT32など)
【講師】
小林 真 氏〔広島市立大学大学院情報科学研究科 助教 〕 【協力】猿渡 俊介 氏〔大阪大学大学院情報科学研究科准教授〕
1992年生.2014年大阪大学工学部電子情報工学科中途退学(飛び級).2016年同大大学院情報科学研究科博士前期課程了. 2019年同博士後期課程了.博士(情報科学).2017-2019年日本学術振興会特別研究員(DC2).2019年より広島市立大学大学院情報科学研究科助教.無線ネットワークに関する研究に従事.第一級陸上無線技術士.情報処理学会,電子情報通信学会,IEEE, IEEE ComSoc 各会員
小林 真 氏〔広島市立大学大学院情報科学研究科 助教 〕 【協力】猿渡 俊介 氏〔大阪大学大学院情報科学研究科准教授〕
1992年生.2014年大阪大学工学部電子情報工学科中途退学(飛び級).2016年同大大学院情報科学研究科博士前期課程了. 2019年同博士後期課程了.博士(情報科学).2017-2019年日本学術振興会特別研究員(DC2).2019年より広島市立大学大学院情報科学研究科助教.無線ネットワークに関する研究に従事.第一級陸上無線技術士.情報処理学会,電子情報通信学会,IEEE, IEEE ComSoc 各会員