
リアルタイム・システムの基礎 [演習付き]
リアルタイム・システムの基礎 [演習付き]
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【開催日】2019年6月25日(火) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES19-0051 【受講料】17,000円(税込) /学生料金16,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES19-0051 【受講料】17,000円(税込) /学生料金16,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]

本セミナでは,OSを使用することで生まれるタスクの概念を説明した後で,リアルタイムOS(RTOS)が提供するリアルタイム機能を中心に,その原理と使い方について説明する.コンテキスト・スイッチング・メカニズム,排他制御,メッセージ通信などについて特定のリアルタイムOSに依存しない形で説明する.プライオリティ・インバージョンとその回避方法,割り込みハンドラとタスクとの通信方法についても具体的に説明する.リアルタイムOSはオーバヘッドでしかないという誤解を解消するために,リアルタイムOSを使用することでデッドラインを守れるようになる事例を示して,リアルタイムOSの正しい使い方を説明する.また,リアルタイムOSを使用しない場合の例として,サイクリック・エグゼクティブ・アーキテクチャとハードウェア・スレッドを使う方法も説明する.
モデル検査ツールLTSAを使用してマルチタスクシステムにおける動作モデル構築法の説明をする.また、タイミング解析ツールCheddar等を紹介する.これらのツールを使用することでバグのない設計をする方法の説明する.
モデル検査ツールLTSAを使用してマルチタスクシステムにおける動作モデル構築法の説明をする.また、タイミング解析ツールCheddar等を紹介する.これらのツールを使用することでバグのない設計をする方法の説明する.
1. 組み込みシステムの特徴
2. リアルタイムOSなしの場合の問題点
3. タスクの概念・状態
4. リアルタイムOSを使いこなすポイント
5. LTSAとモデリング
6. 排他制御
7. タスク間通信
8. 割り込みハンドラとタスクの連携
9. 動的ソフトウェア・アーキテクチャとタスク設計方法
●対象聴講者
・リアルタイムOSを使い始めようとしている方
・既に使っているが,今までの使い方を見直したい方
・モデル検査等の形式手法に興味のある方、導入したい方
●講演の目標
・リアルタイムOSの原理を踏まえた上で,タスク設計ができるようになる.
・形式手法を使ったマルチタスク設計を理解できるようになる.
●参考文献
・藤倉 俊幸;『組み込みシステム開発に役立つ理論と手法』,CQ出版社,2012年4月
・藤倉 俊幸;『組み込みソフトへの数理的アプローチ』,CQ出版社,2012年4月
・藤倉 俊幸;『組み込みソフトウェアの設計&検証』,CQ出版社,1991年12月
2. リアルタイムOSなしの場合の問題点
3. タスクの概念・状態
4. リアルタイムOSを使いこなすポイント
5. LTSAとモデリング
6. 排他制御
7. タスク間通信
8. 割り込みハンドラとタスクの連携
9. 動的ソフトウェア・アーキテクチャとタスク設計方法
●対象聴講者
・リアルタイムOSを使い始めようとしている方
・既に使っているが,今までの使い方を見直したい方
・モデル検査等の形式手法に興味のある方、導入したい方
●講演の目標
・リアルタイムOSの原理を踏まえた上で,タスク設計ができるようになる.
・形式手法を使ったマルチタスク設計を理解できるようになる.
●参考文献
・藤倉 俊幸;『組み込みシステム開発に役立つ理論と手法』,CQ出版社,2012年4月
・藤倉 俊幸;『組み込みソフトへの数理的アプローチ』,CQ出版社,2012年4月
・藤倉 俊幸;『組み込みソフトウェアの設計&検証』,CQ出版社,1991年12月
【講師】
藤倉 俊幸 氏〔組み込みコンサルタント 〕
リアルタイムOSメーカでITRON系OSやプロセス型OSの開発,および導入コンサルティングを行っていた.現在はタスク設計を中心に,リアルタイム・システム開発に関するコンサルティングを行っている.
藤倉 俊幸 氏〔組み込みコンサルタント 〕
リアルタイムOSメーカでITRON系OSやプロセス型OSの開発,および導入コンサルティングを行っていた.現在はタスク設計を中心に,リアルタイム・システム開発に関するコンサルティングを行っている.