実習・Analog Discoveryで始めるアナログ計測技術入門

実習・Analog Discoveryで始めるアナログ計測技術入門
―― インピーダンス,アンチ・エイリアス・フィルタの計測をマスタ[Alanog Discovery 2と,各種実習基板お持ち帰り]

  

【開催日】2019年5月25日(土) ~ 2019年5月26日(日) 10:00-17:00 2日コース
【セミナNo.】ES19-0041  【受講料】68,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 LSIの高性能化・高機能化により,表示器や操作パネルを除くと計測器が非常にコンパクトに低価格で実現できるようになりました.このため最近ではUSB計測モジュールが多種販売されています.なかでもAnalogDiscoveryは14Bit・100MHzサンプルの高性能AD・DAコンバータが内蔵されており,しかも3万数千円と低価格です.
 低コストでオーディオ・ビデオ帯域の計測ができるので,これから電子回路の勉強を始める,エンジニアや大学生などの入門者にとっては非常に有用なデバイスになる可能性を秘めています.
 Analog Discovery 単体ではFFTに必須のアンチ・エイリアス・フィルタやシンセサイザ出力のローパス・フィルタが装備されていなかったり,入力信号部のS/Nが悪かったりといった欠点もあります.しかし外部にアダプタを接続することによりこれらの欠点を除くことができ,これらのアダプタを設計・製作することにより電子回路技術のスキルを身につけることができます.
 本セミナではオーディオなどのパワーアンプのゲイン・位相-周波数特性とひずみ特性を計測するためのアダプタの製作と使用方法を解説します.
 アナログ計測に必要な±0~25VのCVCC直流電源に使用するプリント基板と電源トランスそしてAnalog Discovery用出力増幅器のプリント基板をお土産としてお持ち帰りいただきます.
 Analog Discovery を高性能計測器として自在に操れるようになったら中堅電子回路技術者になれたと断言できます.

※AnalogDiscoveryをご持参の方は,受講料金を\36,000-値引きいたします.お申し込みの際に事務局までお申し付けください.

1.Analog Discovery汎用入力アダプタとインピーダンス計測アダプタの製作
2.Analog Discoveryのキャリブレーション
3.インピーダンス計測(抵抗,コンデンサ,コイル,トランス)
4.トランスのモデリング(シミュレーション値と実測値の比較)
5.アンチ・エイリアス・フィルタ用のコンデンサ計測とアンチ・エイリアス・フィルタの製作
6.ネットワーク・アナライザ機能でアンチ・エイリアス・フィルタの計測・調整
7.ノッチ・フィルタとひずみ低減フィルタの製作
8.オーディオ・パワーアンプ(持ち込み品可)の周波数特性と歪み特性の計測

実習で製作する各種基板
実習で製作する各種基板

ケースに組み込んだ実習キット
ケースに組み込んだ実習キット

●対象聴講者
・オーディオ装置の自作に興味のある方
・アナログ・フィルタを設計したい方
・アナログ回路を学びたい方

●講演の目標
・抵抗・コンデンサ・コイル・トランスの等価回路が理解できモデリングのスキルが身につく
・実践的アナログ・フィルタの設計法と製作法が身につく
・アナログ回路の計測法が身につく


【講師】
遠坂 俊昭 氏〔元 群馬大学 客員教授〕
 計測器メーカにてロック・イン・アンプ,FRA,保護リレー試験器などの開発に従事.現在,群馬大学にて群馬県の若手電子技術者育成プロジェクト「アナログナレッジ」を担当.


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コース

 2日コース

カテゴリ

 回路・電子部品
 基板・ノイズ

シリーズ

 

特徴

 KIT付き
 実習

キーワード

 アナログ
 オーディオ
 開発手法
 技術教育
 計測
 研究開発
 高周波
 電源
 電子工作

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