実習・ARM Cortex-Mを使ったRTOSを用いない組み込み開発の勘所[講師による実験実演付き]

実習・ARM Cortex-Mを使ったRTOSを用いない組み込み開発の勘所[講師による実験実演付き]
―― 市販のボードや部品を組み合わせてIoTデバイスのソフトウェア開発を行う

 

【開催日】2019年5月17日(金) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES19-0032  【受講料】19,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 近年,ハードウェア・コストを抑える目的で,ベアメタルと呼ばれるRTOSを用いない組み込みシステム設計手法が注目されています.しかし,ベアメタルの組み込み開発では,MPU,組み込みハードウェアの知識,ソフトウェア開発環境や開発言語に対するより深い知識が必要となります.
 本セミナでは,市販のボードや部品を使用してベアメタル開発でIoTデバイスのソフトウェアを作成します.座学にて,組み込みでのC言語の使用法を解説を行い,STM32F401 Nucleo-64ボードに,BLEシールドと温度センサを持つI2Cシールドをベアメタル実装します.この2つのプログラムを合体,Cortex-M0+のボードにポーティングしてスマフォに温度情報を通知する環境を実装実演していきます.
 ソフトウェア開発環境に関しても統合環境は使用せず,Linux系のターミナル環境でB shell(bsh)を用いた開発環境を体験して頂きます.実演では,STマイクロエレクトロニクス社のSTM32F401 nucleo 64ボードとTOPPERS基礎1,2用プロトタイプ・シールドを使用し,ソフトウェア開発環境はWindows上で動作するMinGWとGNU ARMとなります.
 *本セミナは,カリキュラムおよび教材提供でToppersプロジェクトに協力いただいています.

1. 開発環境の説明[講師実演あり]
2. I2Cシールドを動かす[講師実演あり]
3. BLEシールドを動かす[講師実演あり]
4. IOTデバイスプログラムを作成[講師実演あり]
5. ベアメタル組み込み実装の勘所

実演で使用するフラットーク社製プロトタイプ・シールド
実演で使用するフラットーク社製プロトタイプ・シールド

同シールドに関連部品を実装したようす
同シールドに関連部品を実装したようす

●対象聴講者
・Cによるマイコン開発の経験があり,より深く学びたい方
・組み込みハードウェアの知識を習得したい方

●講演の目標
・組み込みベアメタル開発ハードウェア,ソフトウェア環境の理解
・I2C通信に関する仕様,実装の理解
・プログラミング言語からハードウェアを制御するための技術を実演により習得


【講師】
竹内 良輔 氏〔TOPPERSプロジェクト副会長,教育WG主査 ,(株)リコー 〕
  パソコン初期より,Microsoft Basic, MS-DOS,初期のWindowsのポーティングを行う.レーザー・プリンタやインクジェット・プリンタのコントローラの設計業務に携わる.TOPPERSプロジェクトにて,実装を重視した組込みソフトウェア・エンジニア教育用のコンテンツを多数作成し,セミナを開催してきた.


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コース

 1日コース

カテゴリ

 回路・電子部品
 組み込みシステム

シリーズ

 

特徴

 講師実演

キーワード

 IoT
 Linux
 インターフェース
 オープン・ソース
 コンピュータ
 ソフトウェア
 マイコン
 開発環境
 開発手法
 技術教育

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