宇宙ロケット搭載アビオニクスの製作[講師による実験実演付き]

宇宙ロケット搭載アビオニクスの製作[講師による実験実演付き]
―― 実機を飛ばす前に統合検証する手法とその実演

  

【開催日】2019年3月15日(金) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES18-0172  【受講料】18,000円(税込) /学生料金14,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

宇宙ロケットのアビオニクス(制御用エレクトロニクス系)は本番フライトが最終的なテスト機会になってしまうものの,フライトには大きなリスクが伴うため,事前にできる限りの検証を済ませる必要がある.上位は物理現象を扱うフライト設計から,下位は実機メカとの統合実装までが検証対象となるため,IoTなど電子情報系単独システムの場合と比べても,ずっと幅広いレイヤが設計・検証の対象となる.クリティカルなメカトロニクス系の典型例として,検証スキームの組み立て方が鍵となるので,実演を含めて紹介する.

1.クリティカル・システムとしての宇宙ロケット
  多くのメカや電子装置が搭載され,さまざまな技術分野の知識が使われる複合システムのしての宇宙ロケットを紹介する.

2.宇宙ロケット用アビオニクスに求められる機能と実物のデモ
  ロケットに搭載されるコンピュータ,センサ,アクチュエータとその連携動作について,実際に搭載される基板の実演も交えて紹介する.実物の回路図や搭載ソフトについても紹介する.

3.宇宙ロケットの設計階層
  宇宙ロケットは,電子情報系だけのシステムよりも幅広い設計対象を含んでいる.その階層構造や,電子情報系よりも上位・下位のレイヤを検証するうえでの課題・最新状況などを紹介する.

4.各レイヤの検証手法とその実演
  軌道設計や姿勢制御設計など,各設計レイヤに対する検証手法や検証環境を,MATLABによる実演なども含めて紹介する.実機との連携機構に代表される,検証環境の実際の作り方についても紹介する.

●本セミナ関連URL
トランジスタ技術2019年1月号
特集 物理大実験!宇宙ロケットの製作 特設ページ
-- https://toragi.cqpub.co.jp/tabid/881/Default.aspx


【受講者が持参するもの】
不要

【講師】
森岡 澄夫 氏〔インターステラ・テクノロジズ株式会社 シニアフェロー,博士(工学)〕
 回路設計エンジニア.NTT,IBM,Sony,NECの各研究所において高性能回路IPやハイレベルシンセシスの研究,およびプレイステーションなどの製品用SoC開発に従事した後,現職にて民間宇宙ロケットの飛行制御コンピュータの研究開発に従事.FPGAや高位合成を活用している.


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コース

 1日コース

カテゴリ

 回路・電子部品
 組み込みシステム

シリーズ

 

特徴

 学割
 講師実演

キーワード

 コンピュータ
 シミュレータ
 センサ
 ソフトウェア
 テスト
 計測
 研究開発
 制御
 通信
 品質管理

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