わかる! トランジスタ回路の設計 [演習付き]

わかる! トランジスタ回路の設計 [演習付き]
―― 実験を通してバイポーラ・トランジスタの動作イメージを理解する

 

【開催日】2018年4月22日(日) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES18-0015  【受講料】17,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 最近ではプリント基板上に抵抗素子を探すことさえ難しいほど,回路を構成する部品がICやLSIの中に取り込まれている.その結果,設計が楽になる反面,簡単な回路でもICやLSIを使ってしまうエンジニア,ちょっとしたトラブルに適切に対処できないエンジニア,あるいはICのアプリケーション・ノートに載っている回路しか設計できないエンジニアが増えてしまったのではないだろうか.これは,ICやLSIのベースとなっているトランジスタ回路の知識が身についていないからである.
 本セミナでは,トランジスタ増幅回路の実験を示し,バイポーラ・トランジスタの動作イメージを理解していただく.また,トランジスタ回路の定数設定の方法について解説する.

1.トランジスタってなんだ?
 1.1 簡単なモデルからトランジスタの動作イメージをつかむ
 1.2 トランジスタの動作はリニアでシンプルだ
2.エミッタ接地増幅回路
 2.1 回路の中でどのようにトランジスタが動作しているのだろう?
 2.2 エミッタ接地増幅回路は,二つのブロックに分けて考える
 2.3 各部の直流的な電圧・電流バランス,交流的な電圧・電流バランス
 2.4 設計方法:全回路素子の役割と定数設定
 2.5 高性能化への道
 2.6 設計のエクササイズ――自分で設定したコンセプトを実現する回路を作る
3.エミッタ・フォロワ
 3.1 なぜ電圧利得=1になるのだろう?
 3.2 なぜ出力インピーダンスが低くなるのだろう?
 3.3 具体的な設計方法
 3.4 安定動作のために…

●対象聴講者
・トランジスタの動作イメージをつかみたい方
・トランジスタを基礎から勉強しようと思っている方
・トランジスタの理解に挫折した経験のある方
・ディスクリート素子を使った回路設計を学びたい方

●講演の目標
・トランジスタの動作をイメージできる
・トランジスタ増幅回路を設計できる

●参考文献
・鈴木 雅臣;『定本 トランジスタ回路の設計』,CQ出版社,1991年12月.

●受講者が持参するもの
・電卓(回路定数の計算をするときにあると便利)


【講師】
鈴木 雅臣 氏〔アキュフェーズ(株) 取締役 技術部長 技術士(電気電子) APECエンジニア〕
 国内オーディオ・メーカにてDSPを用いたディジタル信号処理応用製品の設計に従事.


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過去に受講された方のコメント

  • トランジスタを使用した定数決定を行う設計の流れを知りたかったです.講師の方が丁寧に質問の回答をして頂き,有意義な時間を過ごせました.(20代,PCB開発エンジニア)
  • とてもわかりやすかった.回路中で素子がどのように機能しているのか,わかっていなかったが,それを知ることができました.(20代,機器開発エンジニア)
  • トランジスタ回路の設計が,なぜそのように決まるのかを知りたかった.満足できました.(20代,学生)
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コース

 1日コース

カテゴリ

 回路・電子部品

シリーズ

 

特徴

 演習あり

キーワード

 アナログ
 開発手法
 電子部品

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