
実習・コンバートEVバイク製作体験
実習・コンバートEVバイク製作体験
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【開催日】2017年9月3日(日) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES17-0083 【受講料】16,000円(税込) /学生料金14,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES17-0083 【受講料】16,000円(税込) /学生料金14,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]

環境問題を背景に,世界的にガソリン・エンジン車(内燃機関)から,EV(電気自動車)への転換が計画されている.エンジンはその部品点数の多さや機構の複雑さから,素人が手作りをするのは極めてハードルが高い.しかしEVの駆動源である電気モータは,部品点数の少なさや動作原理がシンプルなことから,一般の素人でも手作りのハードルが低い.
本セミナは,今後確実に到来するEV時代に向けて,その基本を理解できるように,2輪車(バイク)を素材に,初歩的な電動車を手作り体験するものである.
現状のエンジン車をベースに,それを電動化する事は,極めてメリットが大きい.まず,車体がしっかりしている.ベンチャが作るものに比べて,長い歴史と生産技術に裏付けられたものは完成度が高い.この技術を活かし,動力部分をエンジンからモータに置き換える,コンバートと呼ばれる手法を紹介する.既存の車体を流用する手法は,資源の有効活用にもつながる.
モータはCQキット・モータをそのまま使う.本セミナは工業高校における課題研究や,EV実習などの教材としても最適である.
ここで試作するコンバートEVバイクは次の特徴を持つ.
(1) CQ出版社のブラシレス・モータ&インバータ・キットのモータ部を使用するので,自分で手巻きした独自仕様のモータ採用となる.→モータの仕様変更は簡単にできる.モータ仕様をどう設計するかの教材にもなる.
(2) 市販バイクの基本構造をそのまま使用するので,構造的安全性は確保される.
(3) 保安基準を満たすように改造するので,容易にナンバプレートの取得(またはナンバプレートそのままでエンジン車からの移行)が容易である.その方法も具体的に示す.
(4) エンジン車とモータ車でのライディング感覚で差があることを体感できる.
(5) 後に電池を鉛電池からリチウム・イオン電池に移行することも考えられる.
本セミナは,今後確実に到来するEV時代に向けて,その基本を理解できるように,2輪車(バイク)を素材に,初歩的な電動車を手作り体験するものである.
現状のエンジン車をベースに,それを電動化する事は,極めてメリットが大きい.まず,車体がしっかりしている.ベンチャが作るものに比べて,長い歴史と生産技術に裏付けられたものは完成度が高い.この技術を活かし,動力部分をエンジンからモータに置き換える,コンバートと呼ばれる手法を紹介する.既存の車体を流用する手法は,資源の有効活用にもつながる.
モータはCQキット・モータをそのまま使う.本セミナは工業高校における課題研究や,EV実習などの教材としても最適である.
ここで試作するコンバートEVバイクは次の特徴を持つ.
(1) CQ出版社のブラシレス・モータ&インバータ・キットのモータ部を使用するので,自分で手巻きした独自仕様のモータ採用となる.→モータの仕様変更は簡単にできる.モータ仕様をどう設計するかの教材にもなる.
(2) 市販バイクの基本構造をそのまま使用するので,構造的安全性は確保される.
(3) 保安基準を満たすように改造するので,容易にナンバプレートの取得(またはナンバプレートそのままでエンジン車からの移行)が容易である.その方法も具体的に示す.
(4) エンジン車とモータ車でのライディング感覚で差があることを体感できる.
(5) 後に電池を鉛電池からリチウム・イオン電池に移行することも考えられる.
1. 2輪コンバートEV入門(座学)
1.1 コンバートEVとは何か
1.2 コンバートEVの魅力
2. 製作手順・構造の説明(座学)
2.1 モータ動力計算~巻線仕様決定までの考え方
2.2 製作手順解説
3. 実習・参加者で改造作業の模擬体験
改造前・後の車体の構造理解
ベース車: スズキ・チョイノリ
4. 試乗(チョイノリ他コンバートEVバイク)
5. 質疑・応答

実習で改造の模擬体験をする車両(チョイノリ・コンバートEVバイク)
●対象聴講者
・EVバイクを製作したい方(初心者)
・ブラシレス・モータ,EV,バッテリに興味のある方
・工業高校,自動車大学校の指導者・学生の方(課題研究テーマとして)
●講演の目標
・エネルギー計算の考え方の修得
・既存のバイクをEVに改造するノウハウを習得
・動かなくなった旧車をEVで復活させる方法のヒントを習得
※EV基本仕様
◎メイン・ユニット
・CQキット・モータ&ケリー製コントローラ
・定格電圧: 48V,定格出力:600W (最大:2kW)
・最高速度:50km/h
・チェーン1段減速
◎電池
種類: 鉛密閉型(キット・カートで使用のもの4個)
容量: 12V7.2Ahx4 合計48V / 345Wh
●使用するテキスト
・MOTORエレクトロニクス No.7『挑戦!手作りフォーミュラEVで優勝』,CQ出版社,2017年6月.定価2,592円(税込)

1.1 コンバートEVとは何か
1.2 コンバートEVの魅力
2. 製作手順・構造の説明(座学)
2.1 モータ動力計算~巻線仕様決定までの考え方
2.2 製作手順解説
3. 実習・参加者で改造作業の模擬体験
改造前・後の車体の構造理解
ベース車: スズキ・チョイノリ
4. 試乗(チョイノリ他コンバートEVバイク)
5. 質疑・応答

実習で改造の模擬体験をする車両(チョイノリ・コンバートEVバイク)
●対象聴講者
・EVバイクを製作したい方(初心者)
・ブラシレス・モータ,EV,バッテリに興味のある方
・工業高校,自動車大学校の指導者・学生の方(課題研究テーマとして)
●講演の目標
・エネルギー計算の考え方の修得
・既存のバイクをEVに改造するノウハウを習得
・動かなくなった旧車をEVで復活させる方法のヒントを習得
※EV基本仕様
◎メイン・ユニット
・CQキット・モータ&ケリー製コントローラ
・定格電圧: 48V,定格出力:600W (最大:2kW)
・最高速度:50km/h
・チェーン1段減速
◎電池
種類: 鉛密閉型(キット・カートで使用のもの4個)
容量: 12V7.2Ahx4 合計48V / 345Wh
●使用するテキスト
・MOTORエレクトロニクス No.7『挑戦!手作りフォーミュラEVで優勝』,CQ出版社,2017年6月.定価2,592円(税込)

【受講者が持参するもの】
・テキスト:MOTORエレクトロニクス No.7『挑戦!手作りフォーミュラEVで優勝』,定価2,592円(税込)をご持参ください.
・テキスト:MOTORエレクトロニクス No.7『挑戦!手作りフォーミュラEVで優勝』,定価2,592円(税込)をご持参ください.
【講師】
内山 英和 氏〔元(株)ミツバ SCR+プロジェクト 〕
1981年,群馬大学工学部 電子工学科卒業.同4月,三ツ葉電機製作所(現(株)ミツバ)入社.2輪レーサ用ACG(発電機)の開発を経て,エコラン,ソーラーカー用の駆動モータの開発に従事.また,EV用やドローン用モータおよび発電機の開発経験もある.
内山 英和 氏〔元(株)ミツバ SCR+プロジェクト 〕
1981年,群馬大学工学部 電子工学科卒業.同4月,三ツ葉電機製作所(現(株)ミツバ)入社.2輪レーサ用ACG(発電機)の開発を経て,エコラン,ソーラーカー用の駆動モータの開発に従事.また,EV用やドローン用モータおよび発電機の開発経験もある.