
実習・3D切削加工機(SRM-20)によるプリント基板の製作
実習・3D切削加工機(SRM-20)によるプリント基板の製作
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【開催日】2016年11月6日(日) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES16-0115 【受講料】20,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES16-0115 【受講料】20,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]

プリント基板を大量生産する場合は基板メーカへ製造を依頼する必要があるが,少量試作や実験などの用途では,3D切削加工機を使ってユーザ自身が手元でプリント基板を製作する,という方法がある.この方法だと,製作できる基板の仕様には制約があるが,非常に安価に,そして短時間でプリント基板を入手できるという利点がある.本セミナでは,3D切削加工機を使ったプリント基板の作成方法について,実習形式で解説する.ここでは3D切削加工機として「monoFab SRM-20」(ローランド ディー.ジー.製)を,プリント基板ミリング・ソフトウェアとして「WINSTAR PCB 通常版」(エーティ製)を使用する.
最初に,プリント基板製作に必要な基礎知識として,レイアウト設計時の基板仕様とデザイン・ルールの決め方について説明する.回路データはCadSoft Computer社のプリント基板設計ツール「EAGLE」などであらかじめ作成しておく必要があるが,ここでは前日の講座「実習・KiCADを利用した回路設計から始める電子基板開発」と連動しているので,そこで作成したGerberデータを使って実習を進める.本講座のみ受講される方は,講師が用意したGerberデータを使って実習を進めます.Gerberデータのプリント基板ミリング・ソフトウェアへのインポート方法,およびマニュアルに記載されていない微細切削するうえでの勘所を解説する.微細切削を行う際には,人間の五感が重要な役割を果たす.こうした感覚を,こちらで用意したSRM-20を実際に操作しながら習得していただく.受講者は,自身で製作した基板を持ち帰ることができる.
*コラボ・セミナ「実習・KiCADを利用した回路設計から始める電子基板開発」を同時にお申込みいただいた方は,受講費用を10%引きいたします.
最初に,プリント基板製作に必要な基礎知識として,レイアウト設計時の基板仕様とデザイン・ルールの決め方について説明する.回路データはCadSoft Computer社のプリント基板設計ツール「EAGLE」などであらかじめ作成しておく必要があるが,ここでは前日の講座「実習・KiCADを利用した回路設計から始める電子基板開発」と連動しているので,そこで作成したGerberデータを使って実習を進める.本講座のみ受講される方は,講師が用意したGerberデータを使って実習を進めます.Gerberデータのプリント基板ミリング・ソフトウェアへのインポート方法,およびマニュアルに記載されていない微細切削するうえでの勘所を解説する.微細切削を行う際には,人間の五感が重要な役割を果たす.こうした感覚を,こちらで用意したSRM-20を実際に操作しながら習得していただく.受講者は,自身で製作した基板を持ち帰ることができる.
*コラボ・セミナ「実習・KiCADを利用した回路設計から始める電子基板開発」を同時にお申込みいただいた方は,受講費用を10%引きいたします.
1.プリント基板製作に必要な基礎知識
1.1 基板仕様の決め方
1.2 デザイン・ルールの決め方
2.SRM-20の概要
2.1 X,Y,Z軸の機構
2.2 制御コマンド
2.3 基板加工用オプション(プレッシャーフット)の取り付け
3.SRM-20の準備
3.1 テーブル上に下敷き(捨て板)と生基板を設置
3.2 切削ツールの選択
3.3 Z軸原点の設定
4.WINSTAR PCB による切削データの作り方
4.1 切削の準備
4.2 Gerberデータのインポート
4.2.1 切削幅とパターン幅の決定
4.2.2 輪郭切削データの作製
5.基板切削加工
5.1 回路パターンの切削
5.2 ドリル穴あけ
5.3 外形加工

monoFab SRM-20の外観

monoFab SRM-20で製作した基板の例
●対象聴講者
・3D切削加工機でプリント基板を製作することに興味のある方
・monoFab SRM-20で0.5mmピッチ微細加工時のノウハウを得たい方
・工業高校,理系の大学の先生方
●講演の目標
・マニュアルには記載されていない微細切削の工夫が分かる
・“ものづくり”を行ううえで,人間の五感が大事であることが分かる
* 1日のセミナで0.2mmの溝加工を受講者全員が実際にSRM-20を操作しノウハウを習得出来ます.
1.1 基板仕様の決め方
1.2 デザイン・ルールの決め方
2.SRM-20の概要
2.1 X,Y,Z軸の機構
2.2 制御コマンド
2.3 基板加工用オプション(プレッシャーフット)の取り付け
3.SRM-20の準備
3.1 テーブル上に下敷き(捨て板)と生基板を設置
3.2 切削ツールの選択
3.3 Z軸原点の設定
4.WINSTAR PCB による切削データの作り方
4.1 切削の準備
4.2 Gerberデータのインポート
4.2.1 切削幅とパターン幅の決定
4.2.2 輪郭切削データの作製
5.基板切削加工
5.1 回路パターンの切削
5.2 ドリル穴あけ
5.3 外形加工

monoFab SRM-20の外観

monoFab SRM-20で製作した基板の例
●対象聴講者
・3D切削加工機でプリント基板を製作することに興味のある方
・monoFab SRM-20で0.5mmピッチ微細加工時のノウハウを得たい方
・工業高校,理系の大学の先生方
●講演の目標
・マニュアルには記載されていない微細切削の工夫が分かる
・“ものづくり”を行ううえで,人間の五感が大事であることが分かる
* 1日のセミナで0.2mmの溝加工を受講者全員が実際にSRM-20を操作しノウハウを習得出来ます.
【受講者が持参するもの】
不要
不要
【講師】
粟村 稔 氏〔AECエンタープライズ 〕
1977年 同志社大学工学部電子工学科卒業.同年,ミナトエレクトロニクス入社 半導体試験装置の開発に従事.1997年 日本エンジニアリング入社 技術部門担当 常務取締役. 2002年 シバソク入社 所沢工場長 専務進行役員兼取締役を経て,米国 Asterion Inc. CTO.2011年 AECエンタープライズ開業 Business Development コンサルタント,iPhoneアプリ開発 及び アプリ開発トレーナーを手掛ける.BridgeShoppeパートナー
服部 武司 氏〔ミューテック株式会社 〕
工学部電子工学科卒業後,計測器設計開発やプリント基板外観検査装置開発,プリント基板加工機開発を担当.
粟村 稔 氏〔AECエンタープライズ 〕
1977年 同志社大学工学部電子工学科卒業.同年,ミナトエレクトロニクス入社 半導体試験装置の開発に従事.1997年 日本エンジニアリング入社 技術部門担当 常務取締役. 2002年 シバソク入社 所沢工場長 専務進行役員兼取締役を経て,米国 Asterion Inc. CTO.2011年 AECエンタープライズ開業 Business Development コンサルタント,iPhoneアプリ開発 及び アプリ開発トレーナーを手掛ける.BridgeShoppeパートナー
服部 武司 氏〔ミューテック株式会社 〕
工学部電子工学科卒業後,計測器設計開発やプリント基板外観検査装置開発,プリント基板加工機開発を担当.