
LLC共振による低雑音スリム電源 現代設計法
LLC共振による低雑音スリム電源 現代設計法
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【開催日】2015年9月2日(水) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES15-0076 【受講料】19,000円(税込)
【会場】テクトロニクス社 セミナールーム [地図]
【セミナNo.】ES15-0076 【受講料】19,000円(税込)
【会場】テクトロニクス社 セミナールーム [地図]

近年,電子機器の高効率と小型軽量化が求められている.ここでは高効率,低ノイズを実現できる最も効果的なLLCスイッチング技術の設計技術を実務経験の豊富な講師が実演を入れながら実践的に解説する.
現代設計法の導入--LLC共振コンバータは従来のPWMコンバータと異なり,動作が複雑で設計が難しく,勘と経験を頼りにカット&トライの繰り返しで開発時間を費やしている.
本セミナでは,出力50WのLLC共振電源評価ボードを教材として実演し設計手法の解説をする.
キー・パーツである磁気コンポーネントのPFCコンバータのインダクタと,LLCコンバータの高周波トランス及びパワー・スイッチ素子を中心に,ノイズの発生と電力損失の要因を解説し,設計の最適化のする技術を具体的に解説する.
※ 本セミナは,実験実演および機材の提供に関してテクトロニクス様のご協力をいただいています.
現代設計法の導入--LLC共振コンバータは従来のPWMコンバータと異なり,動作が複雑で設計が難しく,勘と経験を頼りにカット&トライの繰り返しで開発時間を費やしている.
本セミナでは,出力50WのLLC共振電源評価ボードを教材として実演し設計手法の解説をする.
キー・パーツである磁気コンポーネントのPFCコンバータのインダクタと,LLCコンバータの高周波トランス及びパワー・スイッチ素子を中心に,ノイズの発生と電力損失の要因を解説し,設計の最適化のする技術を具体的に解説する.
※ 本セミナは,実験実演および機材の提供に関してテクトロニクス様のご協力をいただいています.
1. トランス・コイル設計ツール(Magnetics Designer)の活用
1.1 PFC(アクティブ・フイルタ方式)インダクタの設計
最適化サイズ,コアの選定,スペース・ギャプ
高周波特性SPICE非線形磁気モデル生成
LTspiceへモデル登録等の解説
1.2 LLC共振コンバータ・トランスの設計
最適化サイズ,コア選定,ギャップ巻線構造
高周波特性,巻線層間等の分布容量の検証
SPICE非線形磁気モデルの生成
LTspiceへモデル登録等の解説
2. LTspiceの活用
2.1 PFCコントロールのモデル作成の方法
臨界モードPFCコントロールIC
Onsemi製(MC33262)チップを例にモデル化の解説
2.2 LLCコントロールICの作成方法
VCO機能をもつOnsemi製チップを例にモデル化の解説
2.3 SW電源の総合回路の動作や波形の観測検証の方法
3. LLC共振電源の動作説明
PFCとLLC共振電源の設計ポイントのノイズと効率の検証方法を,PCを使いながら,本誌の付録CD-Rのデータを活用しシミュレーションをしながら実測とシミュレーションの関係を解説.
4. フッテング技術の解説
4相インター・リーブPFC回路を例に,フッテング技術を使いB-H特性を盛り込むインダクタの解析手法を解説.
5. 測定機による評価方法
半導体・磁性材料のコア損失,挙動などを知るため,テクトロニクス社のDPO5204とパワー解析ソフトウエア,高電圧作動プローブ,電流プローブ等を使い,LLC共振電源の評価ボードを教材に実演をしながら動作説明と評価方法を解説.

実演による測定風景

LLC共振電源評価ボード
●受講対象者
・電源の設計経験があり,さらにレベルアップをしたいエンジニアの方
・力率改善のPFC(アクティブ・フイルタ方式)と共振電源の基本回路を知っている方
・磁気コンポーネントのコイルやトランスの磁気を学んだ方
・Spice系のPspiceやLTspiceなどを知っている方
・オシロ・スコープなど電子機器を知っている方
・Windowsを使ったことがある方
1.1 PFC(アクティブ・フイルタ方式)インダクタの設計
最適化サイズ,コアの選定,スペース・ギャプ
高周波特性SPICE非線形磁気モデル生成
LTspiceへモデル登録等の解説
1.2 LLC共振コンバータ・トランスの設計
最適化サイズ,コア選定,ギャップ巻線構造
高周波特性,巻線層間等の分布容量の検証
SPICE非線形磁気モデルの生成
LTspiceへモデル登録等の解説
2. LTspiceの活用
2.1 PFCコントロールのモデル作成の方法
臨界モードPFCコントロールIC
Onsemi製(MC33262)チップを例にモデル化の解説
2.2 LLCコントロールICの作成方法
VCO機能をもつOnsemi製チップを例にモデル化の解説
2.3 SW電源の総合回路の動作や波形の観測検証の方法
3. LLC共振電源の動作説明
PFCとLLC共振電源の設計ポイントのノイズと効率の検証方法を,PCを使いながら,本誌の付録CD-Rのデータを活用しシミュレーションをしながら実測とシミュレーションの関係を解説.
4. フッテング技術の解説
4相インター・リーブPFC回路を例に,フッテング技術を使いB-H特性を盛り込むインダクタの解析手法を解説.
5. 測定機による評価方法
半導体・磁性材料のコア損失,挙動などを知るため,テクトロニクス社のDPO5204とパワー解析ソフトウエア,高電圧作動プローブ,電流プローブ等を使い,LLC共振電源の評価ボードを教材に実演をしながら動作説明と評価方法を解説.

実演による測定風景

LLC共振電源評価ボード
●受講対象者
・電源の設計経験があり,さらにレベルアップをしたいエンジニアの方
・力率改善のPFC(アクティブ・フイルタ方式)と共振電源の基本回路を知っている方
・磁気コンポーネントのコイルやトランスの磁気を学んだ方
・Spice系のPspiceやLTspiceなどを知っている方
・オシロ・スコープなど電子機器を知っている方
・Windowsを使ったことがある方
【受講者が持参するもの】
不要
不要
【講師】
蓮村 茂 氏〔EMC/電源技術コンサルタント 〕
日立金属にて磁気コンポーネントの応用,鉄道車輌のVVVFインバータのEMC研究,各種産業用,OA機器等のSW電源の開発を手掛ける. 現在は鉄道車輌メーカのEMC関連の技術コンサルタントやSW電源の設計の執筆業務を続けている.
蓮村 茂 氏〔EMC/電源技術コンサルタント 〕
日立金属にて磁気コンポーネントの応用,鉄道車輌のVVVFインバータのEMC研究,各種産業用,OA機器等のSW電源の開発を手掛ける. 現在は鉄道車輌メーカのEMC関連の技術コンサルタントやSW電源の設計の執筆業務を続けている.