スイッチング・ロスの小さい共振型電源の設計(入門編) [講師による実験実演付き]

スイッチング・ロスの小さい共振型電源の設計(入門編) [講師による実験実演付き]
―― 共振コンバータの原理と電源設計の勘所

 

【開催日】2013年5月16日(木) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES13-0041  【受講料】15,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 最近の電子機器では1W程度の電力にもスイッチング電源が使われており,広く普及してきている.スイッチング電源の生産台数は毎年増加しつつあるが,現在の矩形波のスイッチング電源では大きさや効率に対する要求をなかなか満足できない.そこで最近注目されているのが,共振型電源である.
 本セミナでは,スイッチング・ロスが小さく低ノイズ化に優れた共振型電源の各種コンバータの動作原理を説明する.またその中でも,共振コンバータで多く使われているLLCコンバータ(SMZコンバータ)とアクティブ・クランプ・フォワード・コンバータ,位相制御ブリッジについて,問題点や解決策を示す.そして,コンバータの特性を左右するトランスの必要知識を解説する.その上で設計の実務者向けに,講師によるPFC+LLCコンバータの実験実演を交えながら,電源設計の勘所を具体的に解説する.

1.一般用スイッチング電源(矩形波コンバータ)と共振コンバータの違い
2.各種共振コンバータの種類と動作原理
3.共振コンバータの高効率.低ノイズ化のノウハウ
4.共振コンバータの性能を引き出すコイル,トランスの設計
5.最新のコントロールICの動作原理と使用方法
6.最新の共振コンバータ回路の性能評価の実演
7.シミュレータによる動作解析の実演

●対象聴講者
・スイッチング電源を設計したことがあるが,さらに高効率,低ノイズ化を図りたい方
・共振コンバータの設計ノウハウを知り,小型電源を設計したい方
・高効率化した電源を設計し,エネルギ削減を特徴としたエコ対応製品を開発したい方
・電圧共振,電流共振,部分共振など,さまざまな回路の動作原理を理解して電源設計を使い分けたい方
・実際の共振電源の動作波形を観測し,動作やふるまいを知りたい方



【講師】
森田 浩一 氏〔(有)オフィス・モリタ 取締役技術部長〕
 1942年,東京で生まれる.1965年,サンケン電気に入社し,電源ICやスイッチング電源の回路設計,開発に従事.2004年,サンケン電気を定年退職し,オフィス・モリタを設立,現在に至る.


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過去に受講された方のコメント

  • 降圧型コンバータをベースにした共振電圧・電流の動作原理について知りたかった.満足できた.(30代,機器開発エンジニア)
  • LLCのトランス周辺の設計について知りたかった.満足です.(40代,装置開発エンジニア)
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コース

 1日コース

カテゴリ

 回路・電子部品

シリーズ

 

特徴

 講師実演

キーワード

 アナログ
 ノイズ
 消費電力
 電源

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