アナログ・フィルタの基礎と実用的な設計テクニック

アナログ・フィルタの基礎と実用的な設計テクニック
―― 信号処理アプリケーションやアナログ・フロントエンドを開発するためのコモン・センス


【開催日】2012年9月22日(土) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES12-0084  【受講料】15,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 微小信号検出において,雑音除去,フィルタリングの技術を欠かすことはできない.一方,ディジタル信号処理デバイスの進歩にはすばらしいものがある.このディジタル信号処理においてもフロントエンドはアナログであり,ディジタル信号処理とアナログ信号処理のトレードオフは開発製品の機能・性能だけではなく,商品コストや開発コストに大きく影響する.したがって,ディジタル技術者においてもアンチエイリアス・フィルタをはじめとする,アナログ信号処理の知識が必須といえる.
 本セミナでは,低周波アナログ・フィルタ設計について具体的な設計方法を説明し,アナログ・フィルタの設計がいかに「簡単」かを実感していただく.また,回路シミュレータ(PSpice)を多用し,よりビジュアルなセミナを実施する.

1. アナログ・フィルタの種類と特性
 1.1 各フィルタ特性の周波数応答,時間応答
2.OPアンプ回路
 2.1 OPアンプ回路のキー・ポイント
2.2 雑音発生量の計算方法
2.3 負帰還のメカニズム
3. アクティブ・フィルタの具体的な設計
 3.1 正規化表の見方からコンデンサ,抵抗値の算出方法
4. LCフィルタの具体的な設計
 4.1 LPF(ローパス・フィルタ)の設計方法とLPFからHPF(ハイパス・フィルタ),BPF(バンドパス・フィルタ)の変換方法
5. LCシミュレーション型フィルタの具体的な設計
 5.1 LCフィルタからの変換方法と特長を生かした設計法
6. ロックイン・アンプの設計
 6.1 最も狭帯域のフィルタが実現できるロックイン・アンプの原理と応用

●対象聴講者
・フィルタ回路設計を始める方
・フィルタ回路を含むシステム設計を始める方
・ロックイン・アンプを使い始める方
・ロックイン・アンプの応用を始める方

●講演の目標
・フィルタ回路設計のスキルを得ることができる
・ロックイン・アンプの使い方や応用のスキルを得ることができる


【講師】
遠坂 俊昭 氏〔元 群馬大学 客員教授〕
 計測器メーカにてロック・イン・アンプ,FRA,保護リレー試験器などの開発に従事.現在,群馬大学にて群馬県の若手電子技術者育成プロジェクト「アナログナレッジ」を担当.


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コース

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カテゴリ

 回路・電子部品

シリーズ

 

特徴

 

キーワード

 アナログ
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