実習・MATLABによるモデルベース設計入門(2日コース)

実習・MATLABによるモデルベース設計入門(2日コース)
―― Simulink, Simscapeを使った数学の学び直しからブラシレスDCモータの制御まで

   

【開催日】2024年2月29日(木) ~ 2024年3月1日(金) 10:00-17:00 2日コース
【セミナNo.】ES23-0124  【受講料】40,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社2Fセミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

この講座は,Interface 2023年8月号の特集でとりあげたブラシレスDCモータの制御系設計を題材に,モデルベース設計の工程をInterface読者限定ライセンスを使用して,実機で体感しながら学べる講座です.
また,UnityとCinema4Dを使ったSILS:3Dアプリケーション(Win/Mac)で設計したモデルの妥当性確認を行います.
数学が工学にどのように生かされているか,微分積分,三角関数の本質を示します.
その上で,ブラシレスDCモータの制御に必要な電気回路を数学とモデルで解き明かします.
最後に電気回路のモデルを設計して制御を行う実習を行います.

= 1日目 =
1.イントロダクション
 本セミナのターゲットとスケジュール説明
2.モデルとMATLAB/SimulinkによるMBE
 モデルやMBE とは何か,シミュレーションとは何か.
 身近な数式や物理現象をモデルに,動作確認を行う
3.工学(エンジニアリング)で必要な数学とモデル設計
 MBE で必要とされる基礎数学,数式の原理を示し,モデル設計を行う
4.Simscape による電子回路のモデル設計
 基本素子として使われるOPアンプ,フィルタの動作原理を示し,モデル設計を行う

= 2日目 =
5.電圧制御回路のモデル化と制御
 OPアンプの動作原理をもとに,降圧,昇圧回路を学ぶ.また,制御の必要性も体感する
6.三相交流回路のモデル化と制御
 交流回路の動作原理を示し,モータ制御の必要性を示す
7.ブラシレスDCモータの回転制御
 モータの制御の原理を示し,モータの制御を学ぶ

●対象聴講者
・モデルベース設計に興味がある方
・初心者歓迎

●講演の目標
工学には数学が役立っていることを体感頂き,モデルベース設計を行うには数学が必須であることを体感頂きます.この講座を受講した後,
1.自らの力で0から簡易のモデル設計が行える.
2.トランジスタ技術の回路図が読めるようになり,回路図をモデル化できる
3.簡単な制御設計が行える

・3相コンバータのモデル
・3相コンバータのモデル


・SILS画面
・SILS画面


・ブラシレスDCモータのモデルとSILS(その1)
・ブラシレスDCモータのモデルとSILS(その1)


・ブラシレスDCモータのモデルとSILS(その2)
・ブラシレスDCモータのモデルとSILS(その2)


●参考文献/URL
(1)CQ出版社;『Interface2023年8月号 特集 モデルベース[超]入門 サポート・ページ
(2)CQTV CQ出版社 公式チャンネル;【Interface2023年8月号】付録DVDに収録されている講義ムービのイントロダクションを公開


【受講者が持参するもの】
本セミナで必要なライセンスやサンプルモデルが入ったPCを事務局で用意しております.このため,特に受講者が持参するものはありませんが,USBメモリをお持ち頂ければ,セミナで使ったモデルやデータ等自由にコピーして頂くことができます.
また,MATLABのライセンスが入ったPCを持参して頂いても結構ですが,MATLABのバージョンは,2022b以上でお願いいたします.

【講師】
新井 正敏 氏〔埼玉大学大学院 理工学研究科 教授,博士(工学)〕
 


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コース

 2日コース

カテゴリ

 回路・電子部品
 組み込みシステム

シリーズ

 

特徴

 ビギナ
 演習あり
 実習

キーワード

 EDA
 シミュレータ
 ソフトウェア
 モータ
 開発手法
 技術教育
 研究開発

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