オームの法則と複素数が分かれば電子回路がすべて分かる(応用編)

オームの法則と複素数が分かれば電子回路がすべて分かる(応用編)
―― オームの法則とベクトル・複素数で交流回路を完全制覇

  

【開催日】2019年3月3日(日) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES18-0180  【受講料】18,000円(税込) /学生料金16,800円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社5Fセミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 本セミナは「オームの法則と位相が分かれば電子回路がすべて分かる(基礎編)」の続きとなる応用編である.「複素数」と聞くととても難しいものと思われがちだが,電子回路の計算に移用する複素数は,非常にシンプルで便利なものである.
 位相とインピーダンスをグラフィカルに表すものが「ベクトル」であり,数式上で表すものが「複素数」である.またオームの法則に位相とインピーダンスを表わす複素数を加えれば,交流回路の振る舞いをすべて数式で表現できる.これらの点を分かりやすく,かつ実際にも応用できるように説明する.
 なお本セミナではオームの法則,波形と位相,インピーダンス,ベクトル,複素数について,受講者自身がベクトル作画実習と複素数を用いた計算実習を行いながら,相互の関係を理解していく.シミュレーションにはLTspiceを活用する.

・同講師によるセミナ「オームの法則と位相が分かれば電子回路がすべてわかる(基礎編)」を先に受講されることをお勧めします.

1.イントロダクション
2.インピーダンスを生じる電子部品はどんなもので,回路上でどのように振る舞うのか
3.位相と大きさを表す 「ベクトルと複素数」
4.ベクトルと複素数と 実際の回路をはんだ付けする
5.オームの法則プラス複素数をもとに,実際の基本回路を作画と計算で理解してみる
6.ポイントの整理とまとめ

●対象聴講者
・電子回路初心者
・LSI(言語)設計からボード・レベルのハードウェア設計に転向した方
・電気・電子系学部の大学生

●講演の目標
・交流回路における電圧と電流,またインピーダンスと位相の相関関係を,ベクトルと複素数を用いて理解し,作画や計算ができるようになる


●参考文献
・石井 聡;『合点!電子回路超入門』,CQ出版社,2009年11月.
・石井 聡;『電子回路設計のための電気 無線数学』,CQ出版社,2008年5月.


【受講者が持参するもの】
関数電卓,筆記用具,LTspice XVIIをインストールしたノートパソコン(アナログ・デバイセズ,https://www.analog.com/jp/design-center/design-tools-and-calculators/ltspice-simulator.htmlからダウンロードできます).お持ちでない方には関数電卓・PCを貸し出し(Ltspiceをインストール済)いたしますので,事前にご連絡ください.

【講師】
石井 聡 氏〔アナログ・デバイセズ(株) リージョナルマーケティンググループ〕
 東京農工大学1986年卒業,双葉電子工業株式会社を経て,現在,アナログ・デバイセズ株式会社 リージョナルマーケティンググループ.1985年第1級無線技術士合格,1994年技術士(電気・電子部門)合格,2002年横浜国立大学大学院博士課程後期(電子情報工学専攻・社会人特別選抜)修了.2017年中小企業診断士登録


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過去に受講された方のコメント

  • ejθの使い方を知りたかった.満足した.計算の道具と割り切って使えばよいことが分かった.(30代,ソフト開発エンジニア)
  • 複素数を使ったインピーダンスの理解ができるようになり,満足.(40代,装置開発エンジニア)
  • シミュレーションのノウハウを知りたかった.デバイスのモデリングがあったのが良かった.(50代,男性)
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コース

 1日コース

カテゴリ

 回路・電子部品

シリーズ

 

特徴

 演習あり
 学割

キーワード

 アナログ

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