実習・ワイヤレス給電技術の基礎(応用編) [教材基板付き]
実習・ワイヤレス給電技術の基礎(応用編) [教材基板付き]
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【開催日】2019年2月6日(水) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES18-0165 【受講料】29,000円(税込) /学生料金26,600円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES18-0165 【受講料】29,000円(税込) /学生料金26,600円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
ワイヤレス給電(非接触給電)技術は,従来から電動歯ブラシなどに使用されているが,最近では,携帯電話や携帯音楽プレーヤなどの携帯機器への応用も期待されるようになってきた.Qi規格などの標準化が進みつつあり,平面上のどこでも充電できる(Free Position)システムなども発表されている.また,電気自動車の充電をワイヤレス化することにより,停車時に自動的に充電を行い,搭載電池を小型化するなどといった利便性の向上も期待されている.
本セミナでは,基礎編で実習した技術を基に,ワイヤレス電力給電の応用を考慮して,実用に近い空芯の薄型コイルを採用した,薄型構造の教材キット実験を行いスマホなど携帯機器などの応用例を解説するとともに,LLC共振電源キットの基板を給電基板に使用したコイルによる電磁誘導および共鳴方式の実験を行い,講師による100W程度の実演実験を行い実際の電力伝送の基礎を習得する.
※ 実習で使用したオプションの薄型コイル基板は出力6Wの教材キットとして持ち帰れます.LLC共振方式は実験のみで教材キットに含まれていません.
*同講師によるセミナ「実習・ワイヤレス給電技術の基礎(基礎編)」を同時にお申込みいただいた方は,メンバーカードの受講スタンプを2倍サービスにいたします.
本セミナでは,基礎編で実習した技術を基に,ワイヤレス電力給電の応用を考慮して,実用に近い空芯の薄型コイルを採用した,薄型構造の教材キット実験を行いスマホなど携帯機器などの応用例を解説するとともに,LLC共振電源キットの基板を給電基板に使用したコイルによる電磁誘導および共鳴方式の実験を行い,講師による100W程度の実演実験を行い実際の電力伝送の基礎を習得する.
※ 実習で使用したオプションの薄型コイル基板は出力6Wの教材キットとして持ち帰れます.LLC共振方式は実験のみで教材キットに含まれていません.
*同講師によるセミナ「実習・ワイヤレス給電技術の基礎(基礎編)」を同時にお申込みいただいた方は,メンバーカードの受講スタンプを2倍サービスにいたします.
1.ワイヤレス給電の概要
1.1 代表的な方式(電磁誘導方式,共鳴方式(磁界方式/電界方式),電波受信型(レクテナ)の種類と特徴と規格及び市場動向
2.ワイヤレス給電のための基本である電磁気学
2.1 電磁誘導型を理解するための基礎知識(トランス)
2.2 共鳴型を理解する為の基礎知識(共振,インピーダンス整合,コイルのインダクタンス,磁界,電界など)
3.薄型コイル教材キット基板(オプション)の概要説明
3.1 電流共振インバータ回路およびカレント・ダブラ整流回路の動作
3.2 電磁方式の実験:薄型コイルの教材キットを使い応用技術を実習
3.3 磁界共鳴方式の実験:約6W出力の負荷を伝送し,直列,並列共振の違いによる特性を実習
4.LLC共振方式によるワイヤレス電力伝送の実験
4.1 LLC共振電源の動作説明
LLC共振電源とワイヤレス電力伝送の相違
電磁誘導方式,共鳴(直列,並列,直並列共振)の説明
4.2 Eコア・コイルを使用した入力電圧32Vでの電磁誘導,直列共振,並列共振,直並列共振の実験
5.出力100Wの講師による実演
5.1 電磁誘導,並列共振,直列共振,直並列共振等の実演
6.結合部のコイル等価回路をシミュレーション検証例の解説
6.1 コイルの等価回路とSPICEによるシミュレーション
7.講師による電界共鳴方式と磁界共鳴方式の違いを60W出力クラスの実験機器により実演(アプリケーションへの回転機器,すべり,軸ずれに対して容量結合の有効性を知る)
オプションの薄型コイル教材キット
LLC共振方式による実験
各方式の性能比較を実演で学ぶ機器のセットアップ写真
●対象聴講者
・電源回路技術者の方
・電源回路技術者を目指す学生の方
・電源,パワー・エレクトロニクス関連事業に携わる技術・営業職の方
●講演の目標
ワイヤレス給電の伝送方式の種類とその原理の概要を学べる.応用編では伝送電力を6W~100Wと大きな電磁,磁界,電界方式の実験・実演をまじえ,結合部分の原理と理論を学び,製品化を目指した実践的な技術を習得することができる.
*参考URL:WPC(Wireless Power Consortium)の情報https://www.wirelesspowerconsortium.com/jp/developers/specification.html
1.1 代表的な方式(電磁誘導方式,共鳴方式(磁界方式/電界方式),電波受信型(レクテナ)の種類と特徴と規格及び市場動向
2.ワイヤレス給電のための基本である電磁気学
2.1 電磁誘導型を理解するための基礎知識(トランス)
2.2 共鳴型を理解する為の基礎知識(共振,インピーダンス整合,コイルのインダクタンス,磁界,電界など)
3.薄型コイル教材キット基板(オプション)の概要説明
3.1 電流共振インバータ回路およびカレント・ダブラ整流回路の動作
3.2 電磁方式の実験:薄型コイルの教材キットを使い応用技術を実習
3.3 磁界共鳴方式の実験:約6W出力の負荷を伝送し,直列,並列共振の違いによる特性を実習
4.LLC共振方式によるワイヤレス電力伝送の実験
4.1 LLC共振電源の動作説明
LLC共振電源とワイヤレス電力伝送の相違
電磁誘導方式,共鳴(直列,並列,直並列共振)の説明
4.2 Eコア・コイルを使用した入力電圧32Vでの電磁誘導,直列共振,並列共振,直並列共振の実験
5.出力100Wの講師による実演
5.1 電磁誘導,並列共振,直列共振,直並列共振等の実演
6.結合部のコイル等価回路をシミュレーション検証例の解説
6.1 コイルの等価回路とSPICEによるシミュレーション
7.講師による電界共鳴方式と磁界共鳴方式の違いを60W出力クラスの実験機器により実演(アプリケーションへの回転機器,すべり,軸ずれに対して容量結合の有効性を知る)
オプションの薄型コイル教材キット
LLC共振方式による実験
各方式の性能比較を実演で学ぶ機器のセットアップ写真
●対象聴講者
・電源回路技術者の方
・電源回路技術者を目指す学生の方
・電源,パワー・エレクトロニクス関連事業に携わる技術・営業職の方
●講演の目標
ワイヤレス給電の伝送方式の種類とその原理の概要を学べる.応用編では伝送電力を6W~100Wと大きな電磁,磁界,電界方式の実験・実演をまじえ,結合部分の原理と理論を学び,製品化を目指した実践的な技術を習得することができる.
*参考URL:WPC(Wireless Power Consortium)の情報https://www.wirelesspowerconsortium.com/jp/developers/specification.html
【講師】
鶴谷 守 氏〔パワーアシストテクノロジー(株) 取締役 技術部長〕
元サンケン電気勤務.大型整流器電源から産業・民生機器用などのスイッチング電源の開発に従事.
鶴谷 守 氏〔パワーアシストテクノロジー(株) 取締役 技術部長〕
元サンケン電気勤務.大型整流器電源から産業・民生機器用などのスイッチング電源の開発に従事.