実習・ワイヤレス給電技術の基礎(基礎編) [教材基板付き]
実習・ワイヤレス給電技術の基礎(基礎編) [教材基板付き]
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【開催日】2017年11月16日(木) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES17-0140 【受講料】29,000円(税込) /学生料金26,600円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES17-0140 【受講料】29,000円(税込) /学生料金26,600円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
ワイヤレス給電(非接触給電)技術は,従来から電動歯ブラシなどに使用されているが,最近では,携帯電話や携帯音楽プレーヤなどの携帯機器への応用も期待されるようになってきた.WPC(Wireless Power Consortium)によるQi規格では,従来の5Wから,さらに15Wまでにパワーアップされアプリケーションとして応用範囲が広がりつつあり,平面上のどこでも充電できる(Free Position)システムなども発表されている.
また,電気自動車の充電をワイヤレス化することにより,停車時に自動的に充電を行い,搭載電池を小型化するなどといった利便性の向上も期待されている.
本セミナでは,ワイヤレス給電技術と,その基礎理論となる電磁気学の概要について解説する.ワイヤレス給電にはさまざまな方式があるが,ここでは,トランスのコアを使い基本となる電磁誘導方式と,さらに距離を伸ばす技術の磁界共鳴方式,及び電界結合方式を取り上げ,実験,実演を通してこれらの原理を理解する.
※ 電磁誘導,磁界共鳴方式など各種の基礎実験が学べる教材キットは,持ち帰ることができます.ただし,オプションの6W薄型コイル教材については,希望者に別途有償頒布を行います.
*同講師によるセミナ「実習・ワイヤレス給電技術の基礎(応用編)」を同時にお申込みいただいた方は,受講費用を10%引きいたします.
また,電気自動車の充電をワイヤレス化することにより,停車時に自動的に充電を行い,搭載電池を小型化するなどといった利便性の向上も期待されている.
本セミナでは,ワイヤレス給電技術と,その基礎理論となる電磁気学の概要について解説する.ワイヤレス給電にはさまざまな方式があるが,ここでは,トランスのコアを使い基本となる電磁誘導方式と,さらに距離を伸ばす技術の磁界共鳴方式,及び電界結合方式を取り上げ,実験,実演を通してこれらの原理を理解する.
※ 電磁誘導,磁界共鳴方式など各種の基礎実験が学べる教材キットは,持ち帰ることができます.ただし,オプションの6W薄型コイル教材については,希望者に別途有償頒布を行います.
*同講師によるセミナ「実習・ワイヤレス給電技術の基礎(応用編)」を同時にお申込みいただいた方は,受講費用を10%引きいたします.
1.ワイヤレス給電の概要
1.1 代表的な方式(電磁誘導方式,共鳴方式(磁界方式/電界方式),電波受信型(レクテナ)の種類と特徴と規格及び市場動向
2.ワイヤレス給電のための基本である電磁気学
2.1 電磁誘導型を理解するための基礎知識(トランス)
2.2 共鳴型を理解する為の基礎知識(共振,インピーダンス整合,コイルのインダクタンス,磁界,電界など)
3.電磁誘導方式の原理
3.1 方式の解説:教材キットのフエライトコアコイルを使い直列,並列共振,ギャップ,周波数などに関連する動作原理を学ぶ.
3.2 電磁型非接触給電の実験:ギャップ距離,効率,軸ずれなどのパラメータを変え最適化の実習
4.磁界共鳴方式の原理
4.1 方式の解説:教材キットによりフェライト・コア・コイルや空芯コイルを使い,直,並列共振方式の違いや動作原理を学ぶ.
4.2 共鳴型非接触給電の実験:距離を約30cm,中継コイルでさらに伝送距離を伸ばす原理などを実習.
5.電界共鳴方式の原理
5.1 電界共鳴方式を理解方式を理解するための基礎知識(共振,インピーダンス整合,変位電流)
6.電界方式のワイヤレス給電の講師による実演
6.1 教材基板を使い電界方式の共鳴原理
6.2 教材基板を使い電界方式のフリーポジションの応用
7.SPICEによるシュミレーション
使用する教材基板
●対象聴講者
・電源回路技術者の方
・電源回路技術者を目指す学生の方
・電源,パワー・エレクトロニクス関連事業に携わる技術・営業職の方
●講演の目標
ワイヤレス給電の伝送方式の種類とその原理を学べる.主流である電磁,磁界,電界方式の3方式において伝送電力は数Wであるが,教材による実験,実演を通じて,結合部分の磁気特性,高周波特性,相互インダクタンス,結合係数,漏れ磁束,変異電流,共振特性他などのふるまいを具体的に体験し理論的に知ることができる.
*参考URL:WPC(Wireless Power Consortium)の情報https://www.wirelesspowerconsortium.com/jp/developers/specification.html
1.1 代表的な方式(電磁誘導方式,共鳴方式(磁界方式/電界方式),電波受信型(レクテナ)の種類と特徴と規格及び市場動向
2.ワイヤレス給電のための基本である電磁気学
2.1 電磁誘導型を理解するための基礎知識(トランス)
2.2 共鳴型を理解する為の基礎知識(共振,インピーダンス整合,コイルのインダクタンス,磁界,電界など)
3.電磁誘導方式の原理
3.1 方式の解説:教材キットのフエライトコアコイルを使い直列,並列共振,ギャップ,周波数などに関連する動作原理を学ぶ.
3.2 電磁型非接触給電の実験:ギャップ距離,効率,軸ずれなどのパラメータを変え最適化の実習
4.磁界共鳴方式の原理
4.1 方式の解説:教材キットによりフェライト・コア・コイルや空芯コイルを使い,直,並列共振方式の違いや動作原理を学ぶ.
4.2 共鳴型非接触給電の実験:距離を約30cm,中継コイルでさらに伝送距離を伸ばす原理などを実習.
5.電界共鳴方式の原理
5.1 電界共鳴方式を理解方式を理解するための基礎知識(共振,インピーダンス整合,変位電流)
6.電界方式のワイヤレス給電の講師による実演
6.1 教材基板を使い電界方式の共鳴原理
6.2 教材基板を使い電界方式のフリーポジションの応用
7.SPICEによるシュミレーション
使用する教材基板
●対象聴講者
・電源回路技術者の方
・電源回路技術者を目指す学生の方
・電源,パワー・エレクトロニクス関連事業に携わる技術・営業職の方
●講演の目標
ワイヤレス給電の伝送方式の種類とその原理を学べる.主流である電磁,磁界,電界方式の3方式において伝送電力は数Wであるが,教材による実験,実演を通じて,結合部分の磁気特性,高周波特性,相互インダクタンス,結合係数,漏れ磁束,変異電流,共振特性他などのふるまいを具体的に体験し理論的に知ることができる.
*参考URL:WPC(Wireless Power Consortium)の情報https://www.wirelesspowerconsortium.com/jp/developers/specification.html
【講師】
鶴谷 守 氏〔パワーアシストテクノロジー(株) 取締役 技術部長〕
元サンケン電気勤務.大型整流器電源から産業・民生機器用などのスイッチング電源の開発に従事.
鶴谷 守 氏〔パワーアシストテクノロジー(株) 取締役 技術部長〕
元サンケン電気勤務.大型整流器電源から産業・民生機器用などのスイッチング電源の開発に従事.