実習・LLC共振電源の基礎 [教材基板付き]
実習・LLC共振電源の基礎 [教材基板付き]
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【開催日】2017年10月26日(木) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES17-0123 【受講料】32,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES17-0123 【受講料】32,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
中出力容量(50~300W)SW電源の一方式であるLLC共振電源は,高効率と低ノイズであることから注目されている.ただし電力変換部に特殊なトランスを使用し,また制御方法が理論的に難しく,設計することが容易でなかった.
そこで,キーパーツのトランスを簡単な設計式とグラフにより最適な定数(漏れインダクタンスと励磁インダクタンス,巻数比)を求め,シミュレーションにより最適な動作を検証する手順を分かりやすく解説する.実際の教材基板に試作したトランスを実装し,具体的に回路動作をさせ,実験とシミュレーション・データを比較しLLC共振電源の動作原理と特徴を体験しながら実用設計の技術手法を学ぶことができる.
教材基板のLLC共振電源用ICは,NCP1396(ONセミ製)を採用し,最低周波数(Fmin),最高周波数(Fmax),デッド・タイム(DT)を可変抵抗で設定でき,各種の動作条件を変更することが可能である.実験の為の入力電圧は,安全を考慮して32V程度の低い電圧で動作するようにしてあり,感電の心配なく動作確認などジャンパ・プラグで容易に設定することができる.
実習回路基板は,受講者が持ち帰ることができる.
そこで,キーパーツのトランスを簡単な設計式とグラフにより最適な定数(漏れインダクタンスと励磁インダクタンス,巻数比)を求め,シミュレーションにより最適な動作を検証する手順を分かりやすく解説する.実際の教材基板に試作したトランスを実装し,具体的に回路動作をさせ,実験とシミュレーション・データを比較しLLC共振電源の動作原理と特徴を体験しながら実用設計の技術手法を学ぶことができる.
教材基板のLLC共振電源用ICは,NCP1396(ONセミ製)を採用し,最低周波数(Fmin),最高周波数(Fmax),デッド・タイム(DT)を可変抵抗で設定でき,各種の動作条件を変更することが可能である.実験の為の入力電圧は,安全を考慮して32V程度の低い電圧で動作するようにしてあり,感電の心配なく動作確認などジャンパ・プラグで容易に設定することができる.
実習回路基板は,受講者が持ち帰ることができる.
1. LLC共振電源とは
1.1 LLC共振電源の長所と短所
1.2 ハード・スイッチングとソフト・スイッチング
1.3 LLC共振電源の動作
2. LLC共振電源のための電磁気学
3. LLC共振電源のトランスの設計法
4. LLC共振電源のシミュレーションによる動作の確認
4.1 SPICE(TINA-TI)による確認
4.2 SCATによる確認
5. トランスの設計とトランス定数の測定
6. LLC共振電源の実験
6.1 動作波形の確認
6.2 特性の測定(定電圧精度,効率等)
7. パワーアップ・キットの実験
7.1 動作波形の確認
7.2 特性の測定(定電圧精度,効率等)
電源基板にトランスを実装・配線したようす
●対象聴講者
・電源の設計者でLLC共振電源に興味がある初心者の方
・これから電源の設計者を目指し,新技術を学びたい方
●講演の目標
・LLC共振電源の動作を理解し,設計の基礎が習得できる.
・キーパーツのトランスの設計条件を具体的に習得できる.
・従来の矩形波コンバータとLLC共振コンバータの違いを,高効率と低ノイズ化の技術を学ぶことができる.
●受講者が持参するもの
・指定したソフトウェアをインストール済みのWindows搭載ノート・パソコン(お持ちでない方には貸し出しいたします)
※講義の中で,以下のソフトウェアを使用します.あらかじめ,指定したURLからソフトウェアをダウンロードしてパソコンにインストールし,持参してください.
・TINA-TI テキサス・インスツルメンツ社
-- http://www.tij.co.jp/tool/jp/tina-ti
・SCAT 体験版(株)計測技術研究所
-- https://secure.atw.ne.jp/~keisoku/soft/index.php?ac=SCAT%20K492PR2a&cate=demo
1.1 LLC共振電源の長所と短所
1.2 ハード・スイッチングとソフト・スイッチング
1.3 LLC共振電源の動作
2. LLC共振電源のための電磁気学
3. LLC共振電源のトランスの設計法
4. LLC共振電源のシミュレーションによる動作の確認
4.1 SPICE(TINA-TI)による確認
4.2 SCATによる確認
5. トランスの設計とトランス定数の測定
6. LLC共振電源の実験
6.1 動作波形の確認
6.2 特性の測定(定電圧精度,効率等)
7. パワーアップ・キットの実験
7.1 動作波形の確認
7.2 特性の測定(定電圧精度,効率等)
電源基板にトランスを実装・配線したようす
●対象聴講者
・電源の設計者でLLC共振電源に興味がある初心者の方
・これから電源の設計者を目指し,新技術を学びたい方
●講演の目標
・LLC共振電源の動作を理解し,設計の基礎が習得できる.
・キーパーツのトランスの設計条件を具体的に習得できる.
・従来の矩形波コンバータとLLC共振コンバータの違いを,高効率と低ノイズ化の技術を学ぶことができる.
●受講者が持参するもの
・指定したソフトウェアをインストール済みのWindows搭載ノート・パソコン(お持ちでない方には貸し出しいたします)
※講義の中で,以下のソフトウェアを使用します.あらかじめ,指定したURLからソフトウェアをダウンロードしてパソコンにインストールし,持参してください.
・TINA-TI テキサス・インスツルメンツ社
-- http://www.tij.co.jp/tool/jp/tina-ti
・SCAT 体験版(株)計測技術研究所
-- https://secure.atw.ne.jp/~keisoku/soft/index.php?ac=SCAT%20K492PR2a&cate=demo
【講師】
鶴谷 守 氏〔パワーアシストテクノロジー(株) 取締役 技術部長〕
元サンケン電気勤務.大型整流器電源から産業・民生機器用などのスイッチング電源の開発に従事.
鶴谷 守 氏〔パワーアシストテクノロジー(株) 取締役 技術部長〕
元サンケン電気勤務.大型整流器電源から産業・民生機器用などのスイッチング電源の開発に従事.