実習・フル・クラフト・スピーカ・キットの組み立てから周波数特性の測定まで

実習・フル・クラフト・スピーカ・キットの組み立てから周波数特性の測定まで
―― 手巻きボイス・コイル,紙製コーン/ダンパ,オリジナル木製フレームで,自分のサウンドを作る!

  

【開催日】2013年9月15日(日) ~ 2013年9月16日(月) 10:00-17:00 2日コース
【セミナNo.】ES13-0113  【受講料】43,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 従来,自作派レベルでのスピーカの製作といえば,市販のスピーカ・ユニットを買ってきて,それに合うスピーカ・ボックスを製作するか,これも買ってきて製作することがほとんどであった.また,自作スピーカ・ユニット・キットについても,あらかじめメーカで製作された部品を使用して組み立てるだけのものであったが,このセミナでは,一般に市販されている材料をうまく活用することにより,コーンやダンパにとどまらず,フレームや磁気回路までアマチュア・レベルで自作することを目指す.目的は,どうやって音が出るかのしくみを理解することと,自分が作りたいサウンドを出すスピーカが設計できるようになることである.
 実習で自ら組み立てたスピーカ・ユニット2個とキャビネット2本(コイズミ無線扱い,SV-16-105φ)(持ち帰り)は,最終的に音響測定と試聴をし,そして自分で製作したスピーカの音を聞いて,その音に感動していただきたい.
 【受講費用¥43,000-は,スピーカ・ユニット2個,キャビネット2本を含んだ初回限定のキャンペーン価格です】
 なお,本スピーカ・キットは最高音質(ハイファイ)を極めるものではありません.すべて,手作りすることにより,スピーカの音質を決めるさまざまな技術要素を示し,そこを触ってどう音が変化するかを体験することができるものです.

1.スピーカの基礎
 1.1 ダイナミック・スピーカの原理
 1.2 ダイナミック・スピーカの構造
 1.3 スピーカ・ボックスの種類
 1.4 バスレフ型の設計
 1.5 ネットワークの設計
2.自作スピーカ・ユニットについて
 2.1 構造と製作過程の説明
 2.2 更なるグレードアップ
3.自作スピーカ・ユニットの製作実習
 3.1 キット内容の確認と注意事項
 3.2 部品製作
   ダンパ,コーン紙,センタ・キャップ,エッジ,ボイス・コイル巻き線治具
 3.3 組み立て
   ボイス・コイル,磁気回路,端子組み立て,振動板組み立て,全体組み立て
 3.4 測定と試聴
   極性チェック,音圧周波数特性測定,試聴

TS10キット部品<br/>
TS10キット部品


TS10キット紙部品<br/>
TS10キット紙部品

組み立てたTS10スピーカ(正面)<br/>
組み立てたTS10スピーカ(正面)

組み立てたTS10スピーカ(裏面)<br/>
組み立てたTS10スピーカ(裏面)

TS10-SV-16-105φ完成外観<br/>
TS10-SV-16-105φ完成外観


●対象聴講者
・スピーカのしくみに興味を持っている自作オーディオ愛好家
・自作オーディオに興味をもっている電子工作マニア
・技術者を目指す高校生や大学生

●講演の目標
・スピーカのしくみを理解できる
・自ら設計・製作することの楽しさを体感できる
・自作オーディオの啓蒙
・若い技術者の育成


【受講者が持参するもの】
・試聴用CD,iPod等

【講師】
谷脇 富 氏〔Tom’s lab 代表〕
 1974年4月 日本楽器製造(株)(現ヤマハ(株))に入社し,ステレオ機器や電子楽器・音響機器の開発を担当.心に残る商品は,リモート・キーボードKX5やウインドMIDIコントローラーWX7. 2011年1月 Tom’s lab を起業し,ハイエンド用無指向性スピーカー・システムIOSSを発表.


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コース

 2日コース

カテゴリ

 回路・電子部品

シリーズ

 

特徴

 KIT付き
 実習

キーワード

 オーディオ
 技術教育
 電子工作

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