実習・dsPIC基板で始めるディジタル信号処理 [教材基板付き

実習・dsPIC基板で始めるディジタル信号処理 [教材基板付き
―― パソコンとトレーニング・ボードを使って実体験

  

【開催日】2013年8月9日(金) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES13-0082  【受講料】28,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 ディジタル技術全盛の昨今,DSP(Digital Signal Processor)はさまざまな分野で使われるようになってきた.ただし,それを扱う教材などはプロのディジタル信号処理技術者を対象としたものが多く,初心者には技術的,金銭的に手が出せないものが多い.
 CQ出版発行の書籍『dsPIC基板で始めるディジタル信号処理』には,dsPIC30F2012を搭載した基板,フィルタ設計ツール,信号測定ツール,およびサンプル・アプリケーションが収録されたCD-ROMが付属する.本セミナでは,受講者にこの書籍とノート・パソコンを準備していただき,ディジタル信号処理の講義と実験を行う.従来のディジタル信号処理関連の書籍や教材にありがちな難しい数式,および複雑な操作手順を覚えることなしに,ディジタル信号処理の世界を体験でき,その本質に触れることができる.

1.実験の準備
 1.1 実験フロー
 1.2 信号の流れ
 1.3 MPLABセットアップ
 1.4 dsPICへダウンロード
 1.5 SoftOscillo2セットアップ
2.ディジタル・フィルタを作ってみよう
 2.1 移動平均フィルタ
 2.2 VectorDotProduct関数でFIR型LPFを作る
 2.3 VectorDotProduct関数でIIR型LPFを作る
3.ブラックボックスを使ったディジタル・フィルタ
 3.1 FIR関数でLPF, HPF, BPF, BRFを作る
 3.2 FIR関数でイコライザを作る
 3.3 IIRTransposed関数でLPF, HPF, BPF, BRFを作る
 3.4 IIRTransposed関数でイコライザを作る
4.信号を解析しよう
 4.1 FFTアナライザを作ろう
 4.2 いろいろな信号の自己相関を見てみよう
5.適応型フィルタリング
 5.1 自己相関値によってフィルタ自動切り替え
 5.2 LMSアルゴリズムで白色雑音を消す
6.まとめ
 6.1 付録基板の限界性能
 6.2 もっと高性能なdsPICについて

※ 実習用のトレーニング基板(MDSPIC-BASEまたはMDSPIC-BASE基板+PK070901:マルツ電波),ACアダプタ(5V),USB-RS-232-C変換ケーブル,ステレオ・ケーブル,サウンド・アダプタ,ステレオ・イヤフォンは持ち帰ることができます.

●対象聴講者
・dsPICを本格的に使いたい方
・ディジタル信号処理に挑戦したい方
・過去にディジタル信号処理に挑戦したが挫折した方
・信号処理をディジタルでやるメリットを知りたい方

●講演の目標
・難しい数式の理解なしにディジタル信号処理を体感できる
・複雑な操作手順に悩まされることなくDSP基板を動かすことができる
・パソコン1台でディジタル・フィルタの設計と測定をすることができる

●使用するテキスト
・岩田 利王;『dsPIC基板で始めるディジタル信号処理』,CQ出版社,2009年8月.




●受講者が持参するもの
・テキスト:書籍『dsPIC基板で始めるディジタル信号処理』,定価3,150円(税込)をご持参ください.当日,セミナ会場でもお求めいただけます.


【講師】
岩田 利王 氏〔株式会社 デジタルフィルター 代表取締役〕
 音声・画像などのデジタル信号処理システム,VHDL/VerilogによるFPGA(Xilinx, Intel),dsPIC, ARM Cortex,MSP430等マイコンシステム,ラズベリーパイ,Arduino,Windowsアプリケーション,スマートフォンアプリ(Android/iPhone),プリント基板などの開発に従事.「実践ディジタル・フィルタ設計入門」,「dsPIC基板で始めるディジタル信号 処理」,「FPGAスタータ・キットで初体験!オリジナル・マイコン作り」,「FPGAパソコンZYBOで作るLinux I/Oミニコンピュータ」などCQ出版社から著書多数 .
講師サイト:http://digitalfilter.com/


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過去に受講された方のコメント

  • ディジタル技術の基礎に関して理解したかった,数式+理論に入る前のセミナとしては理解しやすかった.(20代,装置開発エンジニア)
  • FFTを行う際の仕様(サンプリング周波数,タップ数)の決め方,オーバー・サンプリング,デバイスについて,聞きたかった.満足できた.(40代,機器開発エンジニア)
  • dsPICの導入が最も聞きたかった.ひとまず,今回のセミナを受講し,サンプルpjt,各種ツールを活用してスムースに導入できそうなので,おおむね満足です.(30代,技術教育関連)
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コース

 1日コース

カテゴリ

 組み込みシステム

シリーズ

 

特徴

 基板付き
 実習

キーワード

 CPU
 ディジタル信号処理
 ボード

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