オープン・ソースのMPUシミュレータ「QEMU」を活用した組み込みソフトウェア開発の実際
オープン・ソースのMPUシミュレータ「QEMU」を活用した組み込みソフトウェア開発の実際
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【開催日】2013年2月8日(金) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES12-0157 【受講料】16,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES12-0157 【受講料】16,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
組み込みシステムの製品開発では,実機(ハードウェア)を入手する前にソフトウェアを先行開発しなければならない場合がある.また,実機を入手できたとしても,その環境をソフトウェア開発者の数だけ用意できないこともある.このような場合,CPUおよびペリフェラル回路の動作を模擬するシミュレータ,いわゆる「仮想ハードウェア」を使用するケースが増えつつある.ただし市販の仮想ハードウェアは高価であり,導入できる企業は限られる.このような中,無償で利用できるオープン・ソースのMPUシミュレータである「QEMU」が注目を集めている.
ここでは「QEMUとは何か?」に始まり,その仕組みや環境構築,組み込みソフトウェア先行開発へ適用するためのテクニックについて解説する.
ここでは「QEMUとは何か?」に始まり,その仕組みや環境構築,組み込みソフトウェア先行開発へ適用するためのテクニックについて解説する.
1.QEMUとは?
1.1 QEMUの利用シーン
1.2 QEMUの歴史
1.3 QEMUの情報源
2.QEMUの使い方
2.1 QEMUの実行方法およびリモート・デバッグ
2.2 QEMUのシステム・モードとユーザ・モード
3.QEMUの仕組み
3.1 Tiny Code Geneartor
3.2 ペリフェラル回路
3.3 割り込み
3.4 QEMU内部のMMU(Memory Management Unit)
4.QEMUとSystemCの連携
4.1 SystemCとは?
4.2 QEMUとSystemCの接続技術について
4.3 仮想ハードウェアの実例紹介(予定)
●対象聴講者
・C言語(構造体,ポインタ)を理解している方(必須)
・組み込みソフトウェア開発者,あるいは組み込みソフトウェア開発に興味のある方
・Linuxの基本的なコマンド(ls,cp.viなど)を知っている方
●講演の目標
・QEMUとは何かが分かる
・QEMUの仕組みが分かる
・組み込みソフトウェア開発におけるQEMUの利用方法が分かる
1.1 QEMUの利用シーン
1.2 QEMUの歴史
1.3 QEMUの情報源
2.QEMUの使い方
2.1 QEMUの実行方法およびリモート・デバッグ
2.2 QEMUのシステム・モードとユーザ・モード
3.QEMUの仕組み
3.1 Tiny Code Geneartor
3.2 ペリフェラル回路
3.3 割り込み
3.4 QEMU内部のMMU(Memory Management Unit)
4.QEMUとSystemCの連携
4.1 SystemCとは?
4.2 QEMUとSystemCの接続技術について
4.3 仮想ハードウェアの実例紹介(予定)
●対象聴講者
・C言語(構造体,ポインタ)を理解している方(必須)
・組み込みソフトウェア開発者,あるいは組み込みソフトウェア開発に興味のある方
・Linuxの基本的なコマンド(ls,cp.viなど)を知っている方
●講演の目標
・QEMUとは何かが分かる
・QEMUの仕組みが分かる
・組み込みソフトウェア開発におけるQEMUの利用方法が分かる
【受講者が持参するもの】
筆記用具
筆記用具
【講師】
塚本 泰隆 氏〔プロファウンド・デザイン・テクノロジー(株) 代表取締役〕
2011年9月にプロファウンド・デザイン・テクノロジーを設立.SystemCをベースにした仮想ハードウェアの構築や回路の自動生成技術(高位合成)を用いた回路設計をベースに事業を展開.
鈴木 量三朗 氏〔(有)シンビー 代表取締役 / Pythonコンサルタント〕
最初に購入したコンピュータはHP-41C(関数電卓).生涯一プログラマを目指す.扱ってきたCPUは,Z80, 6502 ... ARM, Nios II, MicroBlazeなど多数.扱ってきた言語は,BASIC, Lisp ... VHDL, Verilog, Lua, Pythonなど多数.手がけたプロジェクトも,Unix移植,RTOS移植,Windowsドライバ開発からFPGAを含むハードウェア,ボード設計,コンパイラ,ウェブ系,IoTと広範囲に及ぶ.CQ出版社での記事は,2000年からで足掛け19年となった.RTOS開発現場の経験を活かし近年ではコンサルタント業もこなす.
塚本 泰隆 氏〔プロファウンド・デザイン・テクノロジー(株) 代表取締役〕
2011年9月にプロファウンド・デザイン・テクノロジーを設立.SystemCをベースにした仮想ハードウェアの構築や回路の自動生成技術(高位合成)を用いた回路設計をベースに事業を展開.
鈴木 量三朗 氏〔(有)シンビー 代表取締役 / Pythonコンサルタント〕
最初に購入したコンピュータはHP-41C(関数電卓).生涯一プログラマを目指す.扱ってきたCPUは,Z80, 6502 ... ARM, Nios II, MicroBlazeなど多数.扱ってきた言語は,BASIC, Lisp ... VHDL, Verilog, Lua, Pythonなど多数.手がけたプロジェクトも,Unix移植,RTOS移植,Windowsドライバ開発からFPGAを含むハードウェア,ボード設計,コンパイラ,ウェブ系,IoTと広範囲に及ぶ.CQ出版社での記事は,2000年からで足掛け19年となった.RTOS開発現場の経験を活かし近年ではコンサルタント業もこなす.