実習・動かしながら学ぶソフトウェア無線技術[SDRキット(Pluto)付き]
実習・動かしながら学ぶソフトウェア無線技術[SDRキット(Pluto)付き]
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【開催日】2019年9月20日(金) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES19-0057 【受講料】42,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
【セミナNo.】ES19-0057 【受講料】42,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
RTL-SDRに続いてPlutoSDRのような安価で,かつ送受信可能なSDRデバイスの出現により,SDR環境はますます身近になってきている.高性能なアプリケーション・ソフトウェアが巷に溢れ,それらをダウンロードしてインストールするだけでも,かなりのことがSDRで実現できるようになったのだが,SDRの楽しみはもっと先にあるはずだ.
本講座では,オープン・ソースのSDR専用開発環境である"GnuRadio"を操って,簡単なディジタル無線通信方式の送受信機を構築することを目標とする.GnuRadioはLinuxがネイティブの動作環境であることで,SDR開発の敷居が高くなっている事実は否めない.
そこで,Windows上でも工夫することにより,Linux環境に近い自由度を実現可能であることを示して,GnuRadioによるSDRアプリケーション開発の敷居を下げることも,本講座の目的の一つである.
本講座では,オープン・ソースのSDR専用開発環境である"GnuRadio"を操って,簡単なディジタル無線通信方式の送受信機を構築することを目標とする.GnuRadioはLinuxがネイティブの動作環境であることで,SDR開発の敷居が高くなっている事実は否めない.
そこで,Windows上でも工夫することにより,Linux環境に近い自由度を実現可能であることを示して,GnuRadioによるSDRアプリケーション開発の敷居を下げることも,本講座の目的の一つである.
1. GnuRadio動作環境のバリエーション
・GnuRadioのネイティブ環境Linux
・デュアル・ブート環境とLiveDVD
・VM上のLinuxでGnuRadioを動かしてみる
・Windows版GnuRadioと制限
・Windows Subsystem for Linux(WSL)環境
2. PlutoSDRの解剖
・PlutoSDRのハードウェア構成
・FPGAとARMコア搭載のZync SoC
・Analog Devices社AD9363
・組み込みLinuxにログイン
・秘密のコマンドでPlutoSDRのリミッタを解除
3. GnuRadioでPlutoSDRを操る
・GnuRadioのPlutoSDR用ドライバ
・GnuRadioでスペアナを実装
・定番のFM送受信機
4. ディジタル無線通信の基礎
・誤り訂正の原理
・変調と復調
・ディジタル信号の復調に不可欠な「同期」
5. GnuRadioとPlutoSDRでディジタル無線通信の実装にチャレンジ
・π/4 shift QPSK変調方式
・フレーム構造と各ブロックの機能
6. GnuRadioとPlutoSDRの可能性(デモ)
・GnuRadioで地デジ(ISDB-T)ワンセグ受信機を実現
・欧州方式ディジタルTV送信機
・他(検討中)
●対象聴講者
・一通りSDRの原理についての学習を終えている
・RTL-SDRと既成のソフトウェアを使ってSDRを様々なアプリケーション分野に使っている
・自分でもオリジナルのアプリケーションを開発したいと思っていて作り方を学びたい
以上のような技術者や愛好家の皆様に受講いただきたいと思っています
●講演の目標
・既存の安価なSDRデバイスとフリーの開発環境を使い,ディジタル無線通信を実装する方法について習得する
・既成のソフトウェアを使うだけでなく,オリジナルのSDRアプリケーションを作れるようになる
・GnuRadioのネイティブ環境Linux
・デュアル・ブート環境とLiveDVD
・VM上のLinuxでGnuRadioを動かしてみる
・Windows版GnuRadioと制限
・Windows Subsystem for Linux(WSL)環境
2. PlutoSDRの解剖
・PlutoSDRのハードウェア構成
・FPGAとARMコア搭載のZync SoC
・Analog Devices社AD9363
・組み込みLinuxにログイン
・秘密のコマンドでPlutoSDRのリミッタを解除
3. GnuRadioでPlutoSDRを操る
・GnuRadioのPlutoSDR用ドライバ
・GnuRadioでスペアナを実装
・定番のFM送受信機
4. ディジタル無線通信の基礎
・誤り訂正の原理
・変調と復調
・ディジタル信号の復調に不可欠な「同期」
5. GnuRadioとPlutoSDRでディジタル無線通信の実装にチャレンジ
・π/4 shift QPSK変調方式
・フレーム構造と各ブロックの機能
6. GnuRadioとPlutoSDRの可能性(デモ)
・GnuRadioで地デジ(ISDB-T)ワンセグ受信機を実現
・欧州方式ディジタルTV送信機
・他(検討中)
●対象聴講者
・一通りSDRの原理についての学習を終えている
・RTL-SDRと既成のソフトウェアを使ってSDRを様々なアプリケーション分野に使っている
・自分でもオリジナルのアプリケーションを開発したいと思っていて作り方を学びたい
以上のような技術者や愛好家の皆様に受講いただきたいと思っています
●講演の目標
・既存の安価なSDRデバイスとフリーの開発環境を使い,ディジタル無線通信を実装する方法について習得する
・既成のソフトウェアを使うだけでなく,オリジナルのSDRアプリケーションを作れるようになる
【受講者が持参するもの】
不要
不要
【講師】
藤井 義巳 氏〔株式会社構造計画研究所 事業開発部 技術担当部長〕
ラジオ少年からアマチュア無線,Z80マイコンの自作からプログラミングの道に進み,大学ではソフトウェア工学を専攻.並列処理,プログラミング言語が専門. その後ソフトウェア技術者として通信系のシステム開発,シミュレーションソフトウェア開発に従事.近年はソフトウェア無線の普及と事業化を主な生業としている. 保有資格: 第一級陸上無線技術士 第一級アマチュア無線技士 情報処理技術者(テクニカルエンジニア(ネットワーク))
藤井 義巳 氏〔株式会社構造計画研究所 事業開発部 技術担当部長〕
ラジオ少年からアマチュア無線,Z80マイコンの自作からプログラミングの道に進み,大学ではソフトウェア工学を専攻.並列処理,プログラミング言語が専門. その後ソフトウェア技術者として通信系のシステム開発,シミュレーションソフトウェア開発に従事.近年はソフトウェア無線の普及と事業化を主な生業としている. 保有資格: 第一級陸上無線技術士 第一級アマチュア無線技士 情報処理技術者(テクニカルエンジニア(ネットワーク))