実習・Verilog HDLによるFPGA開発・設計入門

実習・Verilog HDLによるFPGA開発・設計入門
―― 論理回路の基礎から大規模回路の設計手法まで

  

【開催日】2019年6月20日(木) ~ 2019年6月21日(金) 10:00-17:00 2日コース
【セミナNo.】ES19-0080  【受講料】37,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 1日目は論理(ディジタル)回路設計の基本(ブール代数、論理演算、論理回路、記憶回路)とVerilog HDL(ハードウェア記述言語)を学習後、Intel社から無償で提供されたQuartus Prime開発環境(FPGA設計)とディジタル回路のキー・デバイスの一つであるFPGA(MAX10)が実装されたトレーニング・ボードを使い、FPGAにディジタル回路を書き込み、FPGAの基本的な使い方とVerilog記述を違反したときの動作とシミュレーションの両方で確認を行い、ディジタル回路設計を習得する。
 2日目は大規模なディジタル回路を構築するときに必要となるタイミング制約(SDC)、階層構造のディジタル回路をVerilogで記述する方法、設計した回路動作をシミュレーションするためのModelSimの使い方、複雑な論理をソフトウエア的に設計できるステートマシンを学習する。
 2日間でVerilog設計、Quartus Prime開発環境、ModelSimシミュレーション手法に必要な知識やノウハウについて、実務経験豊富な講師が実習を取り入れながらていねいに解説する。

※ 実習で使用するパソコン、トレーニング・ボードは、CQ出版社が用意します。

1. ディジタル回路の基本設計を学習
2. Verilog HDLを学習後、Quartus Primeを使いVerilogでディジタル回路設計を行い、トレーニング・ボード上のFPGAに回路を書き込み、動作確認
3. ModelSimシミュレータ(Verilog)の使い方を実習
4. Verilog HDL
 4.1 組み合わせ回路
 4.2 順序回路
 4.3 タイミング制約(SDC)
 4.4 ステートマシン
 4.5 インスタンシェーション
 4.6 シミュレーション

※トレーニング・ボードとして、MAX 10(10M50DAF484C7G)が実装されているFPGAボードDE10- Liteを使います。

本セミナで使用するFPGA(MAX10)が実装されたトレーニング・ボード(DE10-Lite)
本セミナで使用するFPGA(MAX 10)が実装されたトレーニング・ボードDE10-Lite

DE10-Liteの主な搭載部品
・FPGA(MAX10 10M50DAF484C7G)
・オンボードUSBブラスタ(オンボードでFPGA書き込み)
・SDRAM :64MB
・LED(10個)、7セグメントLED(6個)
・プッシュ・ボタン・スイッチ(2個)、スライド・スイッチ(10個)

●対象聴講者
・基本論理素子(AND、OR、NOT、FF)の基本動作を知っている方
・2進数、10進数、16進数を知っている方
・ブール代数について教科書などで学んだことがある方
・Windowsパソコンの基本操作ができる方
・C言語かアセンブリ言語を多少勉強したことがある方(望ましい)


【受講者が持参するもの】
USBメモリ(実習ファイル持ち帰り用、FAT32、4GB以上)

【講師】
萬代 慶昭 氏〔バンテクノ 〕
 1968年,東芝に入社.通信インターフェース装置のハードウェア設計などに従事.2003年,東芝を退職し,バンテクノを設立.マイコン組み込み装置に使われるFPGA設計の受託に従事.


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コース

 2日コース

カテゴリ

 回路・電子部品
 組み込みシステム

シリーズ

 ディジタル回路設計入門シリーズ

特徴

 演習あり
 実習

キーワード

 FPGA
 HDL
 コンピュータ
 シミュレータ
 プログラミング言語
 開発環境
 開発手法
 技術教育

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