実習・マイコンC言語の書き方~超入門~ビギナ応援企画!

実習・マイコンC言語の書き方~超入門~ビギナ応援企画!
―― 国産16ビット・マイコン搭載ボードでマイコン&C言語の基礎を学ぶ

  

【開催日】2019年6月16日(日) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES19-0039  【受講料】22,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 現在,組み込みシステムのソフトウェア開発言語はC言語が主流となっている.本講義では,これから組み込みシステムのソフトウェア開発を学ぶ入門者の方を対象に,C言語の基本的な文法を紹介する.ターゲットとなるCPUボードは,ルネサス エレクトロニクス社の16ビット・マイコンRL78/G14が搭載されたC-Firstである(下の写真参照).C-Firstはエミュレータ機能を搭載しており,開発環境CS+をパソコンにインストールすれば,C言語プログラムの作成やUSB経由でのプログラムの実行が可能である.
 本講義の目標は,C-Firstに搭載されているLEDをSWに連動させて点滅・消灯させること,またスイッチを使わずにタイマ機能を利用してLEDを自動点滅させることである.この動作を実現するためにはC言語の文法に加え,RL78/G14の割り込みの動作,LEDやスイッチが接続されているポートやインターバル・タイマの使い方を理解することが必要である.それらの内容をC-FirstやCS+を使ったプログラミング実習を通して学習する.

開発環境CS+のサンプル画面
開発環境CS+のサンプル画面

1. 開発環境CS+とC-Firstの動作確認(1.0時間)
2. C言語の基本文法(1.5時間)
 2.1 関数,型,変数,演算子,コメント
 2.2 制御文(条件判断文,繰り返し文)
 2.3 ビット毎の論理演算
3. RL78/G14のポート機能(1.0時間)
 3.1 ポート制御のレジスタ
 3.2 周辺機能レジスタの操作方法
 3.3 LEDとSWを連動させるプログラム
4. RL78/G14のインターバル・タイマ(1.0時間)
 4.1 インターバル・タイマの動作とレジスタ
 4.2 インターバル・タイマを使ったLEDの自動点滅
5. 割り込み制御(1.0時間)
 5.1 RL78/G14の割り込み動作
 5.2 C言語では記述できない処理と対策
 5.3 割り込みを使ったLEDの自動点滅

●対象聴講者
・これから組み込みシステムのソフトウェア開発を学ぶ方
・組み込みシステム向けのC言語を初めて学ぶ方

●講演の目標
・C言語の基本的な文法が理解でき,50行程度のプログラムが作成できる
・RL78/G14のポート機能,インターバル・タイマ,割り込みの動作が理解できる
・統合開発環境CS+の基本的な使い方が理解できる

●使用するサブテキスト
鹿取 祐二 共著;基板付きキット 絵解き マイコンCプログラミング教科書、CQ出版社。

基板付きキット 絵解き マイコンCプログラミング教科書
「基板付きキット 絵解き マイコンCプログラミング教科書」の表紙

C言語の学習ボードC-First
実習で使用するC-First(「基板付きキット 絵解き マイコンCプログラミング教科書」に付属)


【受講者が持参するもの】
基板付きキット 絵解き マイコンCプログラミング教科書

※実習に使用するノートパソコンは事務局で用意しますが、ノートパソコン持参希望の方は事前にメールでご連絡ください。

【講師】
鹿取 祐二 氏〔トロンフォーラム学術・教育WG講師 〕
 ルネサス半導体トレーニングセンターにて,マイコン,C言語,リアルタイムOSのセミナー講師を約25年間担当.ルネサス退社後は,組み込みシステム関係の書籍を執筆する傍ら,トロンフォーラム学術・教育WGのメンバーとして,リアルタイムOSのセミナー講師として活動中.


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コース

 1日コース

カテゴリ

 回路・電子部品
 組み込みシステム

シリーズ

 

特徴

 ビギナ
 実習

キーワード

 CPU
 コンピュータ
 ソフトウェア
 プログラミング言語
 ボード
 開発環境
 開発手法
 技術教育
 研究開発
 制御

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