実習・Linuxデバイス・ドライバ開発入門

実習・Linuxデバイス・ドライバ開発入門
―― キャラクタ型デバイス・ドライバの基本的な考え方・作り方からPCIデバイスへの拡張まで

   

【開催日】2018年3月16日(金) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES17-0197  【受講料】39,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 IoTデバイスへのニーズが高まる昨今では,Webサーバを介して機器の外部に接続されたハードウェアを制御するといったハードウェアとインターネットのWebテクノロジが融合した総合アプリケーションの開発が要求される.そのようなアプリケーションを開発する上で最も重要となるのが,ハードウェアの詳細を概念化し,ユーザ・レベルに見せるためのデバイス・ドライバであり,開発者たちが最も悩む技術の一つである.
 本セミナでは,組み込みLinuxを用いたシステムにも応用可能な,Linuxのデバイス・ドライバに関する入門部分を,キャラクタ・デバイスによるハンズオンを通して習得する.
 また,講師によるPCIデバイス・ドライバへの発展に関する実演を通し,次のステップへの道筋を示すセミナ内容となっている.

*実習で使用する,ノート・パソコン,開発環境は事務局がご用意します.

1. オペレーティング・システムの基礎
 1.1 ドライバとは何か?
 1.2 OSの種類とLinux
2.Linuxアーキテクチャ
 2.1 Linuxのドライバ
3.ファイル・システムについて
 3.1 ファイル操作するプログラムを書いてみよう(演習)
4.簡単なキャラクタ・デバイス・ドライバをつくる(演習)
 4.1 キャラクタ・デバイス・ドライバの動きを制御する(演習)
 4.2 キャラクタ・デバイス・ドライバでメモリを操作する(演習)
 4.3 サブ・デバイスという考え方
5.PCIデバイスに拡張しよう(実演)
 5.1 DMAのやりかた
 5.2 割り込み処理

ドライバとは

●対象聴講者
・Linuxの内部構成を知りたいソフトウェア開発者
・ドライバを実際に開発する機会を得たいソフトウェア/ハードウェア開発者
・PCIデバイスなどのデバイス・ドライバを開発しようとしているソフトウェア・エンジニア

●講演の目標
・オペーレーティング・システムの基礎を知ることが出来る
・キャラクタ・デバイス・ドライバの作り方を開発できるようになる
・周辺デバイスを操作するドライバの構成について説明できるようになる

※参考文献
Linux Device Drivers, 3rd Edition, O'Reilly


【受講者が持参するもの】
不要

【講師】
山際 伸一 氏〔筑波大学 システム情報系 准教授〕
 並列分散処理,組み込みシステムを専門とする.「FPGAボードで学ぶ論理回路」をはじめとする書籍やInterface誌,デジタルデザインテクノロジ誌といった雑誌記事執筆多数.Webページ:https://www.yamagiwalab.jp/


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コース

 1日コース

カテゴリ

 組み込みシステム

シリーズ

 ネット&組み込み開発シリーズ

特徴

 演習あり
 講師実演
 実習

キーワード

 Linux
 OS
 インターフェース
 オープン・ソース
 クラウド
 コンピュータ
 ソフトウェア
 開発環境
 開発手法
 研究開発

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