実習・ハードウェアによる大容量ストリーミング伝送システムの開発

実習・ハードウェアによる大容量ストリーミング伝送システムの開発
―― FPGAのEthernetMAC用回路を使って「Zybo」で動画伝送を実現

 

【開催日】2015年8月25日(火) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES15-0073  【受講料】22,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 近年,動画などの大容量かつ時間制約のあるストリーミング・データのネットワーク転送が増えている.このような転送はハードウェアによる処理が適しており,例えばFPGA上に専用のデータ処理回路と通信用IPコアを組み込むことで低遅延のストリーミング転送システムを構築できる.
 本セミナでは,動画転送を題材としてEthernetMAC用回路を利用したデータ転送方法と画像の入出力処理について解説する.また,今後FPGA上で利用が期待されるIEEE 1588やEthernet AVB (IEEE 802.1 AVB)などの通信プロトコルの概要についても解説する.
 実習では,米国Xilinx社のFPGA Zynqを搭載したボード「Zybo」を利用して,動画入力をEthernetで転送し,受信側で動画表示するシステムを構築する.

※ 実習で使用するパソコンおよび,FPGAボード(Zybo)はCQ出版社が用意します.

1.ストリーミング転送システム
 1.1 ストリーミングとは
 1.2 ストリーミングに使用されるプロトコル
 1.3 ストリーミング転送システムの構成
2.転送方法
 2.1 Ethernetによる転送
 2.2 ストリーミングに使用する通信フォーマット
 2.3 Ethernet以外の方法
3.動画入力処理
 3.1 画像のフォーマット
 3.2 カメラ出力信号のタイミング
 3.2 画像圧縮(Motion JPEG)
 3.3 カメラのコントロール
4.動画出力処理
 4.1 動画出力に必要な回路構成
 4.2 VRAMの動作
 4.3 フレーム周期ズレ対策
 4.4 画像出力信号のタイミング
5.Ethernet MAC
 5.1 Ethernet利用のための回路構成
 5.2 Ethernet MACとPHYの通信インターフェース
 5.3 FPGAのEthernet MAC
 5.4 通信フレーム生成、データ分離回路
6.今後,FPGAで利用が期待される通信プロトコル
 6.1 IEEE 1588
 6.2 Ethernet AVB

●対象聴講者
・FPGAによるEthernet利用に興味のある方
・ハードウェアによる動画の取り扱いに興味のある方

●講演の目標
・FPGA上でEthernetを利用する方法を理解できる
・動画を扱うための回路構成を理解できる


【受講者が持参するもの】
不要

【講師】
横溝 憲治 氏〔設計コンサルタント 〕
 メーカにて通信機用LSI開発に従事,その後独立して,HDL関連のコンサルティングやトレーニング,受託開発を手掛けている.


このセミナの参加募集について

 募集は終了いたしました 


類似するセミナをお探しの場合
以下にある「このセミナのタグ情報」の中から,ご希望のタグをお選び下さい. お選びいただいたセミナと同じタグ情報を持つセミナを一覧表示します.

過去に受講された方のコメント

  • 以前DE0で同じセミナを受けており,Zyboとの違いを確認したくて参加した.思った通りに確認できて満足した.(30代,ソフト開発エンジニア)
  • Zyboを使ったデータ転送,Zybo間のデータ送受信について知りたくて参加した.満足した.(40代,ソフト開発エンジニア)
  • イーサネットを使った動画送信方法について聞きたかった.満足できた.(40代,LSI開発エンジニア)
このセミナのタグ情報
各タグをクリックすると,類似するセミナの一覧を表示します.

コース

 1日コース

カテゴリ

 組み込みシステム

シリーズ

 

特徴

 実習

キーワード

 FPGA
 インターフェース
 コンピュータ
 ストレージ
 ネットワーク
 画像処理
 研究開発
 通信

セミナ事務局からのお知らせ

・メンバーズ・カードの新規発行停止について(2023/10/12).

・適格請求書発行事業者登録番号のご案内(2023/9/22).

・オンサイト(出張)セミナのご案内(2022/9/14).

・紙の請求書類等有料化について(2023/10/12).

・PDFファイルによるテキストの提供について(2021/8/20).

・新型コロナウイルス感染症対策について(2023/11/20).

・オンラインセミナの開始について(2020/5/21).

キャンセルの規定の変更について(2020/2/21).