組み込みソフトウェア設計の基礎と構造化の勘所 [演習付き]

組み込みソフトウェア設計の基礎と構造化の勘所 [演習付き]
―― ソース・コードを起点として,設計構造を見える化する

 

【開催日】2014年12月4日(木) 10:00-17:00 1日コース
【セミナNo.】ES14-0129  【受講料】18,000円(税込)
【会場】東京・巣鴨 CQ出版社セミナ・ルーム [地図]
セミナ会場

 組み込みソフトウェア開発では,C言語によるプログラミングが主流である.しかし近年,そのソース・コードが絡み合い,作った人にしか分からない状況に陥っている現場をよく見かける.日々ソース・コードを追いかけているが,仕事は楽にならず,かつ,自分のスキル向上も実感できないということはないだろうか.
 本セミナでは,基本的なソフトウェア設計図の読み書きを習得するとともに,図面化の勘所を紹介し,実際の現場ですぐに役立つ方法を紹介する.このスキルを身に付けることにより,コード中心の開発スタイルから脱却し,設計中心の開発スタイルへの移行が可能となる.設計中心の開発スタイルを実践することで,エンジニア・ライフを充実させたい人にお勧めする.

1.組み込みソフトウェア開発の課題と解決法
 1.1 大規模化
 1.2 在庫化
 1.3 丸投げ
 1.4 コード中心から設計中心へ
2.ソフトウェアの『見える化』
 2.1 ソース・コードを見る
 2.2 設計図を見る
3.静的構造図を書く
 3.1 静的設計解析(リバース・モデリング)【演習1】
 3.2 静的構造図の勘どころ
4.動的構造図を書く
 4.1 動的設計解析(リバース・モデリング)【演習2】
 4.2 動的構造図の勘どころ
5.設計品質の見方
 5.1 凝集度
 5.2 結合後
 5.3 デザイン・レビュー【オプション演習】
6.まとめ
 6.1 コード中心から設計中心へ

●対象聴講者
・組み込みソフトウェア開発に従事しており,日々ソース・コードと格闘している方
・設計ドキュメントがなく,設計意図が把握できない方
・設計図を使って,より工学的に開発を進めたい方

●講演の目標
・基本的な設計図面の読み書きができるようになる
・コード中心ではなく,設計中心の開発が有効であることが説明できるようになる

●参考文献
・SESSAME WG2;『組込みソフトウェア開発のためのリバースモデリング』,翔泳社,2007年3月.


【講師】
山田 大介 氏〔ビースラッシュ(株) 代表取締役〕
 1984年より,リコーにて23年間組み込み開発の業務に従事.2006年にビースラッシュを設立.組み込みソフトウェア開発の教育・支援・開発・啓蒙を展開し,現在に至る.


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コース

 1日コース

カテゴリ

 組み込みシステム

シリーズ

 

特徴

 演習あり

キーワード

 ソフトウェア
 開発手法
 品質管理

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